貴方の無線LANは侵入されないか?
ネットワークには危険がいっぱい |
先日の「誰でもOK-無線LAN簡単セットアップ」という記事で 無線LANの電波が途中で傍受されないようにする方法が分かりました。これでセキュリティは万全ですよね。
ガイド:
いえ。電波の暗号化だけでは十分とは言えません。ここでは初心者の方のためにごく簡単に解説しましょう。無線LANのセキュリティには、大きく分けて次の3つがあります。
(1)電波が途中で傍受されて情報が漏洩してしまう
(2)ウィルスによる被害
(3)不正侵入による被害
(1)に関しては、おしゃるように誰でもOK-無線LAN簡単セットアップで 解説したように 電波を暗号化すれば安心です。
(2)ですが、これはウィスル対策ソフトを導入する必要があります。これらは、市販のウィスルチェックプログラムを導入する方法もありますが、 Antivir/ AVG/ Avast4 といった無料ウィルスチェックプログラムを利用する方法もあります。これらについては、All Aboutの インターネットセキュリティサイトを参照してください。
(3)ですが、これはファイアーウォールという機能で防止することができます。
相談者:
ファイアーウォールって、あのWindowsに標準で付いている機能ですか?
ガイド:
はい。Windowsにも付いていますが、多くの無線LANのルータ機能付きアクセスポイントにもその機能が付いています。このシリーズで紹介しているCG-WLBARGPXW-Pという入門者用の機種にも付いていますよ。
相談者:
ええっ。2つもファイアウォールがあるんですか。では、どちらのファイアーウォールを使えばよいのですか?
ガイド:
まぁ、2つとも使っても良いし、ルータのファイアーウォール機能だけにしてもよいかと思います。多くの場合、Windows標準のファイアーウォールより、ルータに付いているファイアーウォールの方が高機能であることが多いんです。もちろん、その逆も無いわけではありませんが、最近の売れ筋製品であれば、ルータの方にあるファイアーウォールを利用した方がよいでしょう。
相談者:
そうなんですか。じゃぁ、その設定方法を教えてください。
ガイド:
はい。分かりました。ここでは、シリーズで紹介しているCG-WLBARGPXW-Pについて述べますが、ほかの無線LANのルータでも同じであることが多いので、ほかの機種を持っている方も参考にしてください。
詳しくは次のページを見てくださいね。