メルカリ詐欺とは? 手口を知って対策をしよう!

相手が見えないからこそ、起こりえる詐欺。

相手が見えず取引も簡単だからこそ、起こりえる詐欺。

スマホやタブレットなどを使って取引を進めるメルカリでは、相手がどんな人なのかを知るのはとても難しくなります。特に匿名配送を使うと名前も住所も全く分からないので、取引もドライだし、責任という意味でも案外軽く考えてしまうこともあるかもしれません。

もちろん、多くのユーザーはルールを守って取引をしていますが、そうでないユーザーがいるのは事実でしょう。実際に、メルカリではトラブルも発生していて、中には犯罪なのでは? と思うようなケースも。手口も巧妙になっていくので、トラブルや犯罪を防ぐ側とのいたちごっこになってしまっています。

今回はメルカリで起こりがちな詐欺やトラブルはもちろんのこと、話題になることが多いチケット転売の注意点なども踏まえるつ、購入者側が最低限できる予防策を解説します。

<目次>
届いた商品がメルカリの写真と違う⁉ 受取評価をする前に出品者に連絡を
故意ではないミスも考えられる
偽物が届いた! メルカリの出品を見分ける方法とは
本体を思わせる写真や箱“だけ”の出品も。説明を熟読して防ごう
メルカリでのチケット販売には気をつけて
メルカリで詐欺にあわないために購入者ができる予防策
悪質な場合は消費者センターに相談するのもアリ

 

届いた商品がメルカリの写真と違う⁉ 受取評価をする前に出品者に連絡を

メルカリでは写真を見て商品を判断することが圧倒的に多いので、実際に届いた商品を見て「あれ? なんだか違うな」と感じることもあるようです。出品者が意図的に違う商品を送っているわけではないケースも多いので、この場合は詐欺とはいえないかもしれません。特に色味については写真の撮り方によって大きく変わるのでトラブルに発展することも多くなります。たとえば紺色が黒、ライトグレーが白に見えることもあるので、商品説明をしっかり読んで色を確認しておきましょう。

もし写真や商品説明にないダメージや故障があったら、受取評価をする前に出品者に連絡をしましょう。受取評価をしてしまうと取引が完了してしまい、メルカリ事務局でも対応がしにくくなってしまいます。

受取評価をする前に、出品者に連絡をして返品や返金をすることになったら、メルカリ事務局と情報を共有します。商品が確実に返品されたことが確認できれば、キャンセルの手続きができ、メルカリ事務局で返金の手続をしてくれます。詳しくは、「メルカリで商品の返品はできる? 返金・送料は?」をご覧ください。
 

故意ではないミスも考えられる

メルカリ詐欺 故意ではないミスの場合も

複数の発送で間違えることも

万が一、写真と全く違う商品が届いたら、発送時のミスも考えられます。この場合も受取評価をせずに、まずは出品者に連絡をします。

実は筆者自身、2つの商品が間違った相手に届けられたという経験があります。らくらくメルカリ便を使ったので、相手の名前も住所も分からない状態でした。ファミリーマートで2つの商品を同時に発送したときの話です。今はファミリーマートでも差出人がラベルを貼るように徹底されているようですが、そのときにはお店が少し混んでいて店員さんが「こちらでやっておきます」という感じにラベルを貼ってくれました。2つ同時だったので間違えないかなとちょっと不安だったのですが、案の定、違う購入者に届けられてしまったのです。

当然ながら購入者から連絡がきて、筆者もすぐにメルカリ事務局に問い合わせをしました。そうすると、らくらくメルカリ便を扱うヤマト運輸が荷物を回収して、正しい購入者に届けるという連絡がきたのです。購入者にもメルカリ事務局から連絡がいき、荷物を回収する日時を決めて、無事に正しい購入者のもとに届けていただきました。

これはレアケースかもしれませんが、このトラブルが起きた直後は、発送する荷物が2つ以上あるときには、タイミングをずらすようなこともしていました。ちなみに、ファミリーマートの方にも問い合わせをして、調査をしていただきました。いくら出品者が注意をしても、発送のタイミングでミスが起こる可能性はゼロではありません。そんなときでも、購入者は受取評価をしない、出品者はメルカリ事務局に問い合わせるといった対処が第一歩かと思います。
 

偽物が届いた! メルカリの出品を見分ける方法とは

高級ブランドの場合には、偽物が届いたというトラブルも起きています。中古でもないのに極端に売値が安かったりすると、偽物の可能性があります。そのような場合、同じ出品者が同様の商品を複数出品していることもあるので、他にどんな出品物があるのかを確認しておくのも対策として有効です。

一方で、出品者自身も偽物だと気づかずに出品していることもあります。たとえば、メルカリやヤフオク! など個人から買った物の場合です。素人では判断できないくらいの巧妙な偽物もありますし、鑑定の仕方がわからないと本物か偽物かの区別ができません。

もし怪しいなと思ったら、受取評価をする前に出品者に連絡をしてみます。同時に、メルカリ事務局にも問い合わせをしましょう。返品や返金の手続はもちろんですがメルカリでは偽物に対して厳しく取り締まりをしているので、再発防止という意味でも大切な報告になります。
 

本体を思わせる写真や箱“だけ”の出品も。説明を熟読して防ごう

人気のゲーム機をめぐっては、箱だけ販売での詐欺もニュースになりました。当時、PS4やNintendo Switchが入手困難になり、写真や空き箱を売る手口です。使われる写真は本体がしっかり写っているので、勘違いが起きるのは当然といえば当然です。値段もかなり状態のいい中古品かと思えるほどほどの値段ですし、何よりも早い者勝ちという市場の仕組みを使ったやり方です。

特徴としては、説明文はとても長く読む気が失せるほどで、途中に「写真だけの販売です」「外箱のみです」と書いてあるのです。普通、こういった情報は重要度が高いので説明文の最初に書いたり、目立つようにするのですが、あえてしない、むしろ隠すように書くのが詐欺のやり方です。

商品説明を良く読まなかった購入者に非があるのは否定できませんが、本体を連想させるような写真や価格で出品するとなると、やはり詐欺目的だと感じてしまいます。こういった詐欺から身を守るためには、商品説明を良く読むことが大切になってきます。他の人に買われてしまうという焦りも理解できます。でも、詐欺なのでは? と疑う気持ちも多少なり必要ではないかと感じます。
 

メルカリでのチケット販売には気をつけて

チケットの高額転売が問題視されてしばらくたちますが、大きなイベントがあると必ずといっていいほど転売の話が出てきます。メルカリでも「チケット出品時の注意点」を掲載しています。
チケット出品時の注意点

チケット出品時の注意点(画像:メルカリより)

出品可能なチケットは以下2つの条件を満たしたものです。

1. チケットの全体像が写っている
2. 個人名が記載されていない

一方で出品ができないのは以下のチケットです。

・個人名が記載されている
個人情報保護やトラブル防止の観点から出品ができないことになっています。個人名を付箋や画像の加工で隠す行為も禁止です。

・写真の撮影方法が適切ではない
チケットの全体像が写っていない場合には詳細が確認できません。購入後のトラブルになる可能性があるので出品が禁止されています。安全なチケットであることを証明するためにチケット全体が写っている写真を掲載しましょう。もし複数出品する場合でもすべてのチケットの全体像を掲載するのが条件です。

また転売目的で得られたとみなされるチケットや手元にないチケット類、東京五輪などのチケットなどメルカリが出品を禁止しているものもあります。
 

メルカリで詐欺にあわないために購入者ができる予防策

こういった詐欺にあわないために購入側ができることを4つ紹介していきます。

■出品者の評価を見る
フリマにおいては、必ず出品者のプロフィールや評価を確認しましょう。もし評価が悪いようであれば、具体的にどういうコメントがあるのかを見ます。そこで大きなトラブルになっているようであれば、購入は控えたほうがいいです。

■ブランド品はナンバーで確認
有名ブランド、高級ブランドの場合には、商品にナンバーがついていることが多いです。よくシリアルナンバーと呼ばれていますが、商品が本物であることを確認するための番号です。本物であればついているはずの番号がないときには、偽物である可能性もあります。そのため、必ずナンバーがあるかどうかは確認をしましょう。

■友人に相談してみる
欲しい商品が見つかると舞い上がってしまうこともあり、商品を冷静に見られなくなることもあります。そんなときには、友人などに客観的に見てもらいましょう。「これ、怪しくない?」「自分だったら買わないかな」という言葉があると、けっこう冷静さを取り戻すことができます。冷静に考えると詐欺かもしれないと思えることもあるので、他人の意見は思いのほか重要です。

■ネットニュースを確認してみる
メルカリで何か目立つようなトラブルがあると、それがネットのニュースになることも少なくありません。怪しい部分があると感じたならば、検索してみるのも手だと思います。ただしそれが正しい情報なのかどうかは、曖昧な部分もあるのは事実です。
 

悪質な場合は消費者センターに相談するのもアリ

こういった詐欺にあったときには、まずは出品者とメルカリ事務局に連絡をします。出品者からの返答があり、トラブルが解決することも多いからです。それに、ほとんどの場合は、メルカリ事務局が介入することで問題解決に至ります。もし、それでもダメな場合には消費者センターに相談をしてみましょう。対処法を教えてもらえたりしますし、何よりもこういった詐欺が起きていることを把握してもらうこともできます。

メルカリが情報を発信することも大切ですが、全国的な消費者センターからの情報に耳を傾ける人も多いのではないでしょうか。トラブルにあったことがないユーザーでも、情報を得ることで取引に慎重になります。そういった気持ちがトラブルや詐欺を防ぐ手段につながってくるのは事実でしょう。多くの人が信頼できる場を通して情報発信をすることも視野に入れていくといいのではないかと思います。

【関連リンク】
被害にあったら|消費者庁



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