現状で住宅ローンはどの程度借りられるでしょうか?
皆さんから寄せられた家計の悩みにお答えする、その名も「マネープランクリニック」。今回の相談者は、教育、住宅、老後、3つの資金に悩む30代の女性会社員。ファイナンシャル・プランナーの深野康彦さんがアドバイスします。※マネープランクリニックに相談したい方はコチラのリンクからご応募ください。(相談は無料になります)■相談者
しろぶーの嫁さん(仮名)
女性/パート/31歳
近畿地方/持ち家・一戸建て
■家族構成
夫(会社員/32歳)、子ども2人(4歳・2歳)
■相談内容
自宅は夫両親から譲り受けたものです。しかし築20年近く、下のお子さんが小学校に上がるくらいを目安に建て替えを検討中。その際、住宅ローンはどれくらいまで借りても生活できるでしょうか? また、教育費はまだ貯めた方がいいでしょうか?
家のローン、教育費、老後のための貯蓄の3つを同時進行しようと思っていますが心配です。今は夫の給料で生活し、不足分は妻の給料(歩合制なので変動あり)から出しています。上の子どもに障害があり、これ以上妻の仕事は増やせない(病院・療育などで時間がとられる)し、正社員は不可。パートだが社会保険には入っています。夫は福利厚生として病院診察は無料。薬代はかかります。生活習慣病があり定期通院中。そのため生命保険は、高額になり入れずにいます。
■家計収支データ
■家計収支データ補足
(1)障害のあるお子さんの助成金と進路について
20歳以降、障害基礎年金1級ないし2級を受け取る可能性は低い(そこまでのレベルではない)。今後の教育進路は高校までは公立、または支援学校を予定。
(2)医療費について
夫の勤務先の福利厚生である医療費の無料・補助は、家族全員対象。これまで夫しか利用していない。
(3)ボーナスの使いみち
年間の駐車場代金22万円、家電等の大きな買い物 10万円、残りが夫の小遣い(友人との旅行や仕事の研修費)と固定資産税の支払い
(4)加入保険の保険料の内訳について
・妻/終身保険(死亡保障1000万円、50歳以降は100万円)
・妻/医療保険(入院1万円)
(※保険2本の合計保険が月6600円)
(5)夫の勤務先について
退職金制度はあるが金額は不明。定年は60歳、再雇用制度で63歳まで雇用延長可能。
(6)年金について
妻も厚生年金。
■FP深野康彦からの3つのアドバイス
アドバイス1 建て替え費用は無理のない返済額から割り出す
アドバイス2 教育資金は大学進学でも問題なし
アドバイス3 老後資金づくりより健康維持を考える
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