メルカリで売れた商品の梱包方法
メルカリの梱包の仕方はさまざまありますが、まず考えて欲しいのは、梱包においては荷物を受け取った相手の気持ちを考えた「気遣い」がベースにあるということです。「気遣い」を形にした場合、中身をしっかり保護するのは大前提ですが、中が見えないこと、そして水濡れしないことも大切な要素。そのため梱包材にも気を配ることになりますが、ポイントは「できるだけお金をかけない」ことです。メルカリで不用品を売るといっても高額な物ばかりではありません。中には数百円という物もありますし、販売手数料として10%とられてしまうので、梱包材にお金をかけてしまうのはもったいないからです。
本記事では、100均グッズやダンボール、紙袋などを活用した梱包の仕方やコツを解説します。
<目次>
お金をかけずにメルカリで発送する梱包のコツ
お金をかけずに梱包するときのコツは、すでにある物やタダでもらえる物を使うことです。特に必要になってくる以下の3つの物は、買わずにリサイクルするのが基本です。・紙袋・ビニール袋
・エアクッション
・段ボール
以下、順番に解説していきます。
■紙袋・ビニール袋
梱包時、中身を見えなくするために必要なのが、紙袋や厚手のビニール袋です。これらは、お店で買い物をしたときに商品を入れるために使われ、袋自体はタダで手に入ります。大・中・小と3つのサイズがあると商品に合わせた梱包ができて便利です。
お店でもらえる紙袋。サイズ違いでそろえると便利
透明でないビニール袋もあると役立つ
■エアクッション
壊れ物や傷を付けたくない商品を送るときに使います。ネットショッピングを利用すると、商品がエアクッションに包まれてくることが多いので、それを保管しておきましょう。もし手に入らないならば、100均やホームセンターでも買うことができます。
100均で買ったエアクッション
家電や雑貨など配送中の衝撃から守りたいときには、袋よりも段ボールを使った方が無難です。段ボールはスーパーやコンビニでもらうことができますし、エアクッション同様ネットショッピングを利用すればけっこうたまります。段ボールを使う場合、発送方法が宅急便やゆうパックになることが多く、これらはサイズによって料金が変わるので注意が必要です。商品のサイズに合ったコンパクトな段ボールを選びましょう。
100均で買えるおすすめ梱包グッズ
再利用がしにくかったり、そもそもリサイクルができない物については、購入するしかありません。100均でも梱包のときに使えるアイテムが販売されています。■荷物のサイズをはかる定規 厚みを測ることができる定規が販売されています。写真の定規はダイソーで110円で買いました。
■サイズが分かる段ボール サイズがきちんと測ってある梱包材です。梱包した後で改めてサイズ確認をしなくても良いのがメリットです。買うと思いのほかコスパが良かったりするので、そろえておくと良いと思います(筆者はダイソーで買いました)。
■薄手のビニール袋
商品を一番最初に入れるビニールの袋です。水濡れや汚れを防ぐので、新品の物を使いましょう。100均では100枚入りなどで売っているので、これを買っておけばしばらくは使えます。
100均で購入。Mサイズ~Lサイズがオススメ
■サイズを測るメジャー
宅急便やゆうパックは荷物のサイズで料金が変わってくるので、発送前に大きさを測るのは鉄則です。そのときの役立つのがメジャーです。100均で売っているビニールタイプであれば、荷物の形に合わせてサイズが測れるのでおすすめです。
荷物のサイズをはかるメジャーも100均で
安いテープを探して梱包料金を抑える方法
梱包のときに欠かせないテープ類は、100均よりもホームセンターのほうが安いかもしれません。テープ類の場合、「5本まとめて」とあっても1本あたりの長さが違うことがけっこうあるからです。それに、まとめて買うと割引がきくこともあるので、筆者はホームセンターで買うことが多いです。 また100均では売ってないテープ類もあります。筆者が愛用しているのは3Mスコッチ「手でまっすぐ切れる 透明梱包用テープ」です。ハサミを使わなくて良いので、とても便利。これは100均には売っていません。メルカリの定形外郵便でコスパよく郵送する方法
定形外郵便で送るときには、荷物の重さをはかることになります。その時にはデジタルのスケールのほうが良いでしょう。定形外郵便は重さによって料金が変わります。料金が変わるギリギリの重さをきちんと図るためには、デジタルのほうが正確です。デジタルスケールは最近では100均でも販売されています(ただし110円以上します)。
メルカリでお金をかけずに衣類を梱包する方法
ここからは、実際の商品を梱包するときのポイントを紹介していこうと思います。まずは最も身近な出品物である衣類です。今回は夏物のTシャツを例にしていきます。Tシャツを梱包してみる
ビニールの袋に入れる
次は外側の袋に入れます。紙袋の場合には重なった部分が厚みを持つので、サイズオーバーに注意が必要です。
厚みが出がちな紙袋
ビニールの袋ならば、厚みがでにくい
本や雑誌、コミックは緩衝材で保護! 厚みを抑える包み方のポイント
次は、本や雑誌、コミックなどの梱包です。ほとんどの場合、らくらくメルカリ便やゆうゆうメルカリ便が使えるので、やはりポイントは厚みになってきます。コミックは厚さが規定内に収まることが多い
ビニールの袋に入れて水濡れから本を守る
過剰に包まないように注意
色がついた袋に入れる
厚さが3センチギリギリの本
水濡れを防ぐ
エアクッションで包まない
紙袋は重なると厚みが出る
外側の袋に関しては、重なってしまうと厚みが出てしまうことがあります。特に口の部分は持ち手が付いていてしっかりしているので、この部分だけ厚みがある場合が少なくないのです。 梱包したときに厚みが出てしまいサイズオーバーするなら、口の部分だけを切り取ってしまいましょう。そうすることによって厚みを減らすことができます。買わなければならないもの
その時には家にある紙袋などをリサイクルするのが良いのですが、どうしても買わなければならないものがあります。■宅急便コンパクトやゆうパケットプラスの専用ボックス らくらくメルカリ便の宅急便コンパクトやゆうゆうメルカリ便のゆうパケットプラスで送る場合には、専用ボックスが必要です。宅急便コンパクトの場合には、セブン-イレブンやファミリーマート、ヤマト運輸の営業所などで販売(税込70円)しています。ゆうパケットプラスの方は郵便局やローソンで販売(税込65円)しています。
■ゆうパケットポストの梱包資材やシール ポストに投函ができるバケットポストを使う場合は、配送用のシールが貼られている専用の梱包資材が必要になります。郵便局やローソンなどで販売されていて、価格は税込65円です。梱包資材ではなく自分で梱包した荷物に貼る発送用シールも販売されています。10枚入りで税込75円、20枚入りで税込100円で販売されています。こちらもローソンや郵便局などで販売されています。
メルカリの場合、販売価格が数百円ということもあるので、梱包材にお金をかけたくないというユーザーは多いと思います。もちろん、筆者自身もそうなので、ほとんど再利用品を使っていますが、梱包材に関して購入者からクレームを受けたことはありません。商品が壊れたり濡れたりしないで無事に届くことが大切なので、あまり神経質にならずに作業をしてほしいと思います。
メルカリの梱包方法に関してよくある質問
Q. メルカリで大きいものが売れた時の梱包方法を教えてください。
A. メルカリで大きいものが売れたときは、段ボールを活用して郵送しましょう。割れ物や傷つきやすいものの場合は、新聞紙で包んだり緩衝材(プチプチ)で保護しましょう。ただし段ボールは郵送費用がかかるので最低限のサイズで梱包するのがおすすめです。
Q. メルカリで高評価がもらえる梱包方法のルールはありますか?
A. メルカリでの高評価にこだわるのであれば、公式が販売しているメルカリポストを活用するのがおすすめです。セブンイレブンなどでメルカリ専用の小型段ボールが買えるので、それに入れて送れば間違いありません。
さらに梱包方法も、受取手のことを考えてみましょう。どんな梱包をされていたらうれしいと感じるでしょうか。
以下の3つの梱包方法を試してみましょう。
・紙袋・ビニール袋
・エアクッション
・段ボール
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