30代男性が着てはいけないメンズの夏服3つ……年齢で変わる!
足首を見せるアンクル丈は2010年ころから始まっていた。いよいよ日本で定番化したようです。
「最近、お気に入りの服が似合わなくなった気がする・・・。」
「40歳を過ぎたら自分の顔に責任を持て」というリンカーンの強烈な言葉がありますが、年齢と共に顔つきが変わることで、似合っていた服が合わなくなるのではないでしょうか? 私は25歳を起点として「似合う服は急激に変わる」と見ています! 社会人3~4年目を過ぎたころから、学生時代までのあどけなさは消え、社会人らしい顔つきに変化していくと考えているからです。
では、アラサー男性が夏に着てはいけない服はどういうものなのでしょうか。夏服は身につけるアイテムが少ないからこそ、アイテム選びと同じくらい「着こなし」も大切なことも注意しましょう。
1.サイズ感が余るポロシャツ
ポロシャツのサイズ感は「身幅」と呼ばれる胴回りと共に「アームホール」と呼ばれる半袖の腕まわりの太さが重要でした!
あなたが今着ているポロシャツはオーバーサイズではありませんか?近年ビックシルエットが若い人の間で流行っていますが、それは主にTシャツの話です。ポロシャツのビッグシルエットにはリスクが伴います。一歩間違えたとき、オジサン、もしくは、ヒップホップに傾倒している人に見えます。実際にそういう趣味がある場合は別ですが、一般のアラサー男性が着るには難易度が高いのではないでしょうか?
とくにサイズを選ぶとき、「アームホール」の太さに注意しましょう!胴回りの身幅以上に半袖のアームホールがそれなりにピタッとしていることで、1枚で着るポロシャツも洗練された印象になります。実寸に比べて5cmほどのゆとりでしょうか?円周で10cmゆとりがある場合はサイズ感が余っていると言えるでしょう。
2.長すぎるシャツ
シャツとTシャツの着丈バランスが大切!人は近くにあるものを比較して物事を判断している。シャツの着丈にも同じことが言える。
夏は、Tシャツ1枚では心もとないということで、Tシャツの上に1枚シャツを羽織る方が多いかもしれません。シャツを羽織る着こなし自体はウェルカムですが、羽織るシャツの着丈が長すぎると、だらしなく見えるリスクが生じます。
長すぎる着丈とジャスト着丈の見分けるポイントは、合わせるTシャツ着丈にありました。人の目は、服を見るとき単品で判断するのではなく比較して判断しています。だからこそ、Tシャツの着丈に対して、羽織るシャツの着丈を見ています。前から見たとき、Tシャツとシャツの着丈の距離が10~15cm程度がバランス良いのではないでしょうか?この距離が20cm以上の場合、だらしない印象を与えるリスクが生まれます。
3.足首を見せないパンツ丈
足首を見せるアンクル丈は2010年ころから始まっていた。いよいよ日本で定番化したようです。
イタリアのピッティー・ウォモという世界最大の展示会に集まる世界のファッション業界人たちが足首を出しはじめたのが2010年ころ。この流行は、もはや定番として日本に根付いたのではないでしょうか? 「くるぶし出して、行きましょう。」というCMを春に打ち出したユニクロ。
ここ数年、百貨店・セレクトショップでは定番化していた「アンクル丈」を、幅広い年齢層をターゲットにしたユニクロが提案したということで定番化したと私は見ています。ガッチリした太ももであっても、足首を見せることで華奢な感じが強調されます。この細いくびれが生まれることがエレガントな印象に繋がります。
この考え方はインテリアにも通じるのではないでしょうか?高級な家具を見たとき、ガッシリとした太い脚は少なく、太い部分のみならずくびれのような細い脚をした家具が多いように感じます。夏に足首を見せないということは、暑苦しいだけではなく野暮ったく見える要因です。
いかがでしょうか?30代男性が痛いと思われないファッションポイントの3つを改めてまとめると、
- サイズ感が余るポロシャツ
- 長すぎるシャツ
- 足首を見せないパンツ丈
普段のファッションと見比べて、痛いコーデにならないようにしてみてください!
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