■結論
以上の結果から、結論として現段階でも以下の状況は変わらないでしょう。
「WBR-G54では 実効速度が約13.3Mbpsにまで下がるので、ほかの高性能外部ルータ+WLA-G54/P(ルータ機能なしの機種)を購入することをお勧めします。」
FTTHの実効速度や高速CATVの実効速度が20Mbpsを越えることを考えると13Mbpsという値は、ボトルネックになり得ます。そのため、ルータ機能を制御しているチップを変更し、さらなる高速化を期待したいものです。個人的な予想ですが、最近G54シリーズの価格を下げたことからも、近々ルータ機能を高性能化した製品が出てくるのではないかと思います。
ただ、大部分のADSLユーザの実効速度が13Mbps以下であるという現実やたとえ規格上100MのFTTHを使っていても、肝心の幹線が込み合っていれば、十分な速度がでないことはどなたもご存じでしょう。その現実の中で、Webを閲覧したりファイルをgetしたりする際の速度が最高13Mbpsであるということを、どうとらえるかは個人の考え次第だと思います。
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