外貨を日本でお得に準備するには?
海外旅行に欠かせない外貨。現地で調達するのも良いのですが、今回は日本でお得に準備できるサービスについて、お話ししたいと思います。取引銀行のサービスを確認しよう
各銀行では、個人の取引に注力しており、さまざまなサービスを提供しています。そのサービスの一環として、外貨を両替する際の手数料を割り引くというサービスを実施している銀行があります。割引となる通貨は、米ドルやユーロ等、限られてしまいますが、まずは自分のメインバンクにそのようなサービスがあるのかの確認をお勧めします。トレンドは自宅にデリバリー
今までは両替ショップへ出向いて両替するというのが一般的だったのですが、最近注目を集めているのが、オンラインで注文して外貨をデリバリーしてもらうという方法です。取扱い通貨も10数種類以上ありますし、売買価格はWEBに掲載されている一覧表から確認できますので、分かりやすくてお勧めです。デリバリーショップの支払い方法は、銀行振込もしくは代金引換払い(要別途手数料)をチョイスできますし、送料が無料というのは嬉しいサービスですね。
ただし、会社によっては最低両替額が設定されているところがほとんどです。外貨が少額必要なときには、不向きなサービスとも言えますね。
●外貨デリバリーを扱う会社の例
外貨両替ドルユーロ
トラベレックス
トラベルサポートGPA
その他にゆうちょ銀行、三井住友銀行、イオン銀行なども宅配サービスを開始しています。
プリペイドカードで安全に外貨を準備する
以前は主要通貨にはトラベラーズチェック(以後、T/C)と言って、現金と同様に海外で利用できる商品がありました。現金に両替するよりも手数料が安く、防犯にも優れていたの人気がありましたが、日本においては2014年3月31日をもって販売終了。今は現金もしくはクレジットカードの利用が基本となってしまいました。T/C好きの人にとっては何とも残念な話なのですが、T/Cと同じように必要な金額を準備して現地で使うプリペイドタイプのカードが誕生していますので、要注目です。
そのカードの名前は「NEO MONEY」。使用方法は、日本で現金をチャージして現地の銀行のATMからお金を引き出す、もしくはVISAの加盟店等でクレジットカードと同じように利用できるというもの。シンプルで便利なシステムですね。
カードの申し込みには銀行口座の開設が不要。手数料は使った分のみ支払うシステムになっていますので、海外旅行の心強いパートナーになってくれる1枚であると言えるでしょう。