1000BASE-T試用記(2)
1000BASE-Tの実効速度I
先回に引き続き、1000BASE-Tのレポートをお送りします。機能などの紹介よりも「どの程度速いのか」ということが気になると思いますので、先にそのレポートをします。
PAGE1:カード認識でトラブル!
PAGE2:ドライバの導入は非常に簡単
PAGE3:ドライバの作動を確認
PAGE4:1000BASE-Tの実効速度は
■カード認識でトラブル!
まずは、1000BASE-TのカードをPCIスロットに設置しました。ほかのカードとの干渉を防ぐためビデオカードしかほかに設置してあるカードはありません。
おもむろにコンピュータの電源を入れると以下のところでハングアップしてしまいました。
マザーボードの品番やBIOSのリビジョンの表示があるので、どのマザーかという情報は写真をご覧になれば分かりますよ。まず考えたのは、ビデオカードとの相性です。そこで、別のビデオカードに変えて同じように起動してみました。結果は同じです。つぎに、マザーボードのBIOSのアップデート を考えました。メーカーのサイトに行ってリビジョン番号を見ると、現在のマザーに入っているBIOSが最新であることが判明!。そこで、PCIスロットの差込状況など何度も確認しましたが、一向に好転しません。同じPCIスロットに手持ちの100BASE-TのNICをセットすれば、全然問題なしで 作動します。BIOSの設定を確認してみたり、C-MOSのクリアまでしてみましたが、状況は全く同じです。これは、どうみてもマザーと1000BASE-Tのカードの相性としか考えられません。
そこで、別のマザーボード(K7T-PRO)に設置して電源ON。こんどは正常に起動しました。