川越の観光・旅行

川越名物うなぎの名店、厳選4店

川越の名物として、さつまいもと並んで有名なのがうなぎ。なぜ有名になったかというと、江戸時代、舟運で発達した川越の街において、うなぎは貴重で美味しいタンパク源だったからで、今も川越では修行を積んだ料理人がその自慢の腕を振るっています。今回は川越の個性豊かなうなぎの名店をご紹介しましょう。ランチ利用もどうぞ。

沼崎 真衣

執筆者:沼崎 真衣

川越の観光・旅行ガイド

川越名物と言えば、うなぎ!

川越は川に囲まれた町。

川越は川に囲まれた町。


江戸時代、ここ川越の街では近くの新河岸川や入間川で捕れるうなぎがよく食されていました。肉食が禁じられていたこの頃、海の無いこの辺り一帯ではうなぎは貴重なタンパク源だったのですね。うなぎ猟の行われなくなった今でも、江戸の食文化はこの地に受け継がれ、絶品うなぎをいただける名店が小江戸・川越には揃っています。

秘伝のタレや職人の技を駆使した、あの至福の味わい。今回は数あるうなぎ店の中でも、今最も行く価値のある店を厳選してご紹介しましょう。

※以下記事中に記載されているうなぎメニューの値段は仕入れ状況などにより変動します。

信頼の味、老舗「いちのや」

川越でうなぎの老舗と言えば、なんと言ってもこちら天保3年(1832年)創業の「いちのや」さんなのです。
「いちのや」のこの書体も川越っ子にはお馴染みです。

「いちのや」のこの書体も川越っ子にはお馴染み。


一子相伝の秘伝のタレで焼いた”蒲焼”は、そのふっくらとした食感も魅力。
このふんわり感は、上質のうなぎを白焼きせず生のまま蒸した後にタレをつけて焼くという製法を採っているため。

うな重(菊)3,620円(税別)。お新香と肝吸いが付きます。

うな重(菊)3,620円(税別)。お新香と肝吸いが付きます。


うなぎ料理の他にも季節の素材を使った日本料理やコースメニューもあり、アルコール類も豊富に揃っています。テーブル席の半個室の他、個室・大宴会場もあるので、特別な日の会合や、宴会など幅広い用途に対応できるお店です。特に個室はテーブル席の部屋あり、掘りごたつの部屋あり、坪庭に面した部屋もあれば、掛け軸などの設えの凝った部屋もありと、数も多い上バラエティに富んでいるので利用しがいがあります。

個室はお食事代の10%の室料がかかります。

個室はお食事代の10%の室料がかかります。


色々なタイプの個室が揃っています。

色々なタイプの個室が揃っています。


大宴会場。

大宴会場。


老舗ならではの安心感と信頼感。どなたを連れて行っても喜んで貰えることでしょう。

■いちのや
住所:埼玉県川越市松江町1-18-10
TEL:049(222)0354
営業時間:〔日祝祭〕11:00~20:30〔平日〕11:00~21:00
休業日:不定休
アクセス:西武新宿線『本川越』駅より徒歩10分、東武東上線『川越』駅より徒歩20分
ホームページ:いちのやHP

次は、本当は人に教えたくない自分だけの隠れ家

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