人気のスニーカーは、セレクト次第で夏でもかなり使える!
通気性に優れ、夏でも蒸れにくいスニーカーは主に3つタイプに分類できます。簡潔に解説しつつ、大人っぽくてすぐに買えるおすすめのアイテムもピックアップして紹介します。タイプ 1:種類豊富なおなじみの “メッシュ生地”
ご存じの通り、ナイロン素材などを使ったメッシュ生地は、通気性が抜群です。昔から春夏向けのスニーカーによく使われていた生地でもあるため、多くのスニーカーにメッシュを使ったタイプがラインナップされています。上は〈ニューバランス〉の「247」シリーズですが、蒸れやすいつま先部分にシンセティックメッシュを起用。爽快な履き心地に仕上げています。
また、〈ナイキ〉の「タンジュン」はアッパー全体にメッシュ生地を使用。清涼感あふれる履き心地を実現しています(ちなみにモデル名の「TANJUN」は、日本語の “単純” が由来。シンプルなデザインなので落ち着きが感じられて大人の男性にもってこいです)。
タイプ 2:柔軟でフィット感も高い “ニット生地”
ここのところ人気を高めているのがニット生地です。ニットと言ってもウール素材を使っていない春夏用の生地も多く、その場合はかなり通気性に優れています。ニットならではのストレッチ性を活用して足を包み込むような履き心地に仕上げているため、極上のフィット感。〈ユニクロ〉の「エアリズム」などに代表される高機能なインナーのように、足との隙間がないからこその爽快感が人気の要因です。
たとえば〈アディダス〉の1足は、“プライムニット” のアッパーで足を包み込むシステム。通気性、ホールド性、快適性の共存を可能にしています。
〈ナイキ〉も “フライニット” を採用したモデルです。継ぎ目のないアッパーはノンストレスで、圧倒的なフィット感とサポート力を提供してくれます。
タイプ 3:空気が通り抜ける “くり抜きデザイン”
アッパーのデザイン自体に空洞があり、通気性を確保しているタイプも狙い目です。言うなれば、サンダルとスニーカーの中間のようなデザイン。さらに、メッシュやニット地を使用していればいっそう涼しい履き心地ですが、そうでなくても充分に蒸れにくい作りとなっています。上の〈キーン〉は、人気のアウトドアサンダル「ユニーク」のスニーカー版。特許の取得している “インターロッキング コード システム” により、サイドからトゥに掛けて空洞が存在し、蒸れにくい構造となっています。かかと全体としっかりとホールドするデザインがサンダルとの違いです。
1990年代に一世を風靡した〈リーボック〉の名作も、実はくり抜きのデザイン。アッパーのサイド部分に空洞があるため、通気性に優れている構造となっています(ちなみに今季から、「インスタポンプ フューリー」のサンダル版も登場。〈キーン〉の「ユニーク」も含め、スニーカーとサンダルの両タイプを揃えておけば、状況や気分に合わせて使い分けができて便利です)。
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