他にも、売上金がいくら残っているのか?ポイントの有効期限は? などチェックする項目がいくつかあるので、まずは支払い方法をおさらいしながら、それぞれのポイントを見ていきましょう。
<目次>
メルカリの11の支払い方法と手数料
メルカリでは、出品者が指定する口座への振り込みや代引きは利用できません。必ずメルカリが用意している決済システムを使うことになります。メルカリの決済システムには以下の11種類があります。■1. クレジットカード払い
一度登録をしておけば、支払いの度に番号等の入力がなくて便利です。何といっても手数料が無料なので個人的にはオススメの方法です。利用可能なクレジットカードは、VISA、MasterCard、JCB、AMEX、DinersClub、Discover、セゾンカードです。 またメルカリのクレジットカード「メルカード」での支払いも可能です。メルカードは、メルカリの利用実績に応じてポイントの還元率が変わる仕組みなので、メルカリを使えば使うほど還元率がアップしていくのです。
参考記事:メルカリユーザーが考えるクレカ「メルカード」の魅力、楽天カードとの違いは?
■2. コンビニ払い
セブン-イレブン、ローソン、ファミリーマート、ミニストップ、デイリーヤマザキ、セイコーマートで利用できます。店内にある端末から手続をします。購入の後でコンビニまで行く必要があるので少々手間がかかってしまいます。そして、1回の決済で金額に応じて手数料が発生します。
~5000円:100円
5001~1万円:200円
1万1~2万円:300円
2万1~3万円:500円
3万1~4万円:700円
4万1円~:880円
この手数料は、以下のケータイ払いとATM払いでも同じです。
■3. ケータイ払い(キャリア決済)
ドコモ、au、ソフトバンクの料金と一緒に支払う方法です。ポイントが付くためお得に感じるかもしれませんが、1回の決済ごとに手数料がかかります。
■4. ATM払い
Pay-easyの仕組みを使った方法で、銀行のATMだけではなくパソコンや携帯電話からのネットバンキングでも支払うことができます。決済ごとに手数料がかかります。また利用する金融機関によっては別途手数料が発生する場合があります。
■5. FamiPay
スマホの「ファミペイ」のアカウントを使って支払いをする方法です。そのためまずはファミペイのアプリをダウンロードして会員登録、そしてチャージをしておく必要があります。決済手数料は無料です。
■6. ポイント使用
メルカリポイントを使って代金を支払う方法です。ポイントは、不定期に行われるくじ引きやキャンペーン、友達を招待したときのくじでもらうことができます。ポイントには使用期限があるので、早めに使いましょう。
■7. メルカリクーポン使用
不定期で行われるキャンペーンでもらうことができます。稀に購入への感謝の気持ちということで、メルカリからクーポンが届くことがあります。メルカリポイントと同じで、期限があることも多いので、注意が必要です。
■8. メルペイ残高使用
メルカリで物を売ったときのお金(売上金)を、支払いに使うことができます。ただし、そのままお金として使うのではなく、売上金でポイントを購入して、そのポイントで支払いをするという流れです。 メルペイで本人確認をしている場合には、売上金が自動的にメルペイ残高になるので、そこから商品を買うことができます。
売上金(メルペイ残高)を自分の金融機関の口座に振り込むこともできますが、金額に関係なく手数料が200円かかります。また売上金の有効期限がなくなるだけではなく、安全面を考えても免許証やマイナンバーカードなどを使って本人確認をしておいた方がいいでしょう。
■9. メルペイスマート払い
今月の購入代金を翌月にまとめて支払う方法です。メルペイ残高払いにしておけば、精算時の手数料は無料ですが、コンビニ/ATM払いの場合は清算時手数料(200~880円)かかります。
またメルペイスマート払い(定額)もあり、毎月同じ金額を払っていく方法もあります。ただし年率15%の手数料がかかります。
■10. チャージ払い
登録してある銀行口座からメルペイ残高にチャージをして支払う方法です。最低チャージ金額は3000円で、チャージの手数料は無料です。
■11. Apple Payの支払い
Walletアプリに登録されたクレジットカードを使う方法です。メルカリポイントやメルペイ残高との併用はできません。また分割払いも不可です。
メルカリの支払い方法を登録する方法
メルカリで購入するときには、支払い方法を登録することになります。特にクレジットカード払いの場合には、番号や有効期限、セキュリティーコードの入力が必要なので、時間があるときに登録をしておけば慌てずにすみます。登録はメニューの「設定」から簡単にできます。支払い方法は変更できる?
購入手続をする中で、支払い方法を決めるタイミングがありますが、購入前の段階であれば変更することができます。購入手続の画面上に「支払い方法」が出てくるので、それをタッチします。上の画像では、支払い方法が「メルカード」になっているので、それをタップします。 そうすると金融機関やクレジットカード、キャリア決済、FamiPay、コンビニ/ ATM支払いに変更する画面になります。
自分の支払い方法の確認の仕方
商品を購入して支払いが済めば、購入者としては一段落です。あとは商品の到着を待つだけですが、発送が遅かったりすると「あれ? 支払いをしたよな?」とちょっと心配になってしまうこともあります。そんなときには、自分がちゃんと支払いをしていることや、支払い方法を確認してみましょう。購入した商品の画面を開くと、支払い方法が書いてあります。画像では、売上金でポイントを購入して、ポイント支払いを使っています。
出品者は購入者の支払い方法を確認できる?
購入者がどんな支払い方法を使うのかは、出品者への連絡の仕方で変わります。購入とほぼ同じタイミングで支払いが行われたのであれば、コンビニ支払いとATM払い以外となります。しかも、購入者がコンビニやATM払いを選べば、「あなたへのお知らせ」のところに購入者がコンビニATM支払いを選んでいるという内容のメッセージが届きます。そして取引画面でも支払い確認中との表示が出ます。
支払いが遅いとキャンセルになることも
購入手続をしても支払いをしない場合、出品者がキャンセルをすることもあります。コンビニ ATM支払いの場合には、購入した日を含めて3日目の23時59分59秒が支払い期限になっています。それを過ぎても支払いは可能ですが、期限を守らない購入者とは取引をしないという出品者もいます。そうなるとキャンセルになることも。もちろん、その前には出品者の方からもメッセージが届くと思いますが、キャンセルされないように支払いはスムーズに行うようにしましょう。【関連記事】