遠距離恋愛を乗り越えて結婚できる人に共通する5つのこと
遠距離恋愛のさまざまな困難を乗り越えて幸せをつかんだ人の特徴とは?
でも、実際に愛を貫いて結婚に至る人たちもいます。そんなカップルにはどんな共通点があるのでしょう? 今回は結婚に至る人の5つの特徴をご紹介します。
<目次>
1.結婚という目標に向かって、前向きな話ができる
遠距離の恋人と結婚した女性に共通しているのは、早い段階から結婚を強く意識して準備していたということ。「いずれは結婚するかも」「このまま付き合えたら」など、目標が定まっていないと関係を続けるのさえ難しいのが遠距離恋愛です。結婚を目標にするといっても、ただプロポーズされるのを待つのでもなく、相手の都合も考えずに結婚話を進めるのとも違います。自分が結婚したいという気持ちがあるなら、相手を責めず、曖昧にせずその気持ちを伝えています。
もちろん今は距離の問題や交際のステイタスによりまだ結婚は難しいこともあるでしょう。それでも、課題や問題点を共有して、お互いが結婚を意識できるか、問題解決の糸口を見つけ出すしかありません。そうでなければ、遠距離恋愛でつらい思いをしても、どうせ結婚できないならば意味があるのか……などと考えるようになってしまうかもしれません。
逆に言えば、二人で「結婚」という近い将来の目標があれば、離れていてもつらいことも乗り越えていけると言います。楽しみな共通の目標に向かって二人でやっていこう!という気持ちを早い段階で共有することで、より相手を強く信じられるようになるのです。
2.連絡の頻度と手段を相手に合わせることができる
連絡の頻度と手段を相手に合わせることができる人。つまり、返信が遅い、電話がつながらないからといって「なんで?」と、いちいち相手を責めるような短気な人は遠距離恋愛ですれ違ってしまいやすい傾向にあります。距離は離れていても、密なコミュニケーションが必要になるのも遠距離恋愛で結婚するための重要なポイント。そのためには、話し上手であることよりも、相手の話を聞こうとする人であることも重要です。
逆に、いくら電話やLINEなどで連絡を取っていても、一方的に自分の言いたいことばかり伝えてしまう人や相手の話を聞かない人も遠距離の相手との付き合いは難しいでしょう。
また、連絡頻度が高くても、愚痴や不満ばかり発散するクセがつくと、お互いに「疲れたアピール」合戦をすることになり、疲労感が倍増してしまいます。
上記からもわかるように、遠距離恋愛で結婚できる人は、どちらかというと自分から連絡するよりも自然と相手に電話をさせる包容力があり、「好きな時に好きな話をしていいよ」というスタンスを取れる、聞き上手なタイプでもあります。
もちろん、会えない不安や会いたい気持ちからくるストレス、恋人に慰めてほしいこともたくさんあるでしょう。でも、めったに会えない遠距離恋愛の相手にぶつけることは得策ではありません。自身でほかのストレス発散法を見つけて、恋人とのやりとりは「もっと話したい」「ずっと声を聞いていたい」と思ってもらえるくらい、お互いに楽しい時間にできるよう心掛けることが大切です。
3.節約に伴うストレスを将来の希望に変換できる
ただ「好き」なだけでは達成できない目標があるから…
どうしても会いたいと急にアポイントを取ったり、月に1回は会いに行くよと約束したり、たまに会える時は外食やおでかけをしてデートを満喫したいと思うでしょうし、どちらかが寮や実家生活ならば宿泊費やホテル代などが必要になることも。つまり、付き合いを続けるだけで、近距離のカップルよりもお金がかかってしまうことも多数あるでしょう。
逆に、節約生活をしても会えるのはたまに……と思うと、周りの楽しそうな近距離カップルと比べて、「なんで自分たちばかりガマンしているんだろう」と悲しい気持ちになるかもしれません。
そんなとき、遠距離恋愛から結婚できるカップルは、どう考えるでしょうか。「今は2人の将来の目標のために協力しあっている」と前向きに考えています。
不安になることはあっても、きちんと自分たちの将来を考えて目標に向かって好きな人と協力し合うって素敵なことです。目標達成のために努力している人は美しいし、周りも応援したくなります。
ですから、周りの人にも事情を話しておくといいかもしれません。誘いを断りやすくもなるし、「いっしょに節約がんばろう!」という仲間が出てきたり、心から応援してくれる人もいるでしょう。ストレスを感じやすい節約も、周囲の理解を得て目標達成のための希望に変換していきましょう。
4.一人で行動するのが得意
遠距離恋愛で結婚する人の性格はそれぞれですが、共通していえるのは一人で行動するのが得意であるということ。知人の遠距離恋愛経験者は女性ですが、一人旅も平気で、新幹線や飛行機の手配も得意。もちろん彼に会いに行くときも一人でテキパキ行動していきます。
「寂しいから誰かがそばにいてほしい」「いつでも誰かに甘えていたい」というタイプの人には最初から遠距離はムリでしょう。
もちろん、知人の女性も、最初は寂しい想いをしていたのかもしれませんが、遠距離恋愛によって、自立心が芽生え、甘えている場合ではないと自身を強くしていったのかもしれません。今、不安を感じてこの記事を読んでいるとしたら、少しずつ、一人でもできる行動範囲を広げていきましょう。
一人の時間が増えたときに、「ヒマ、寂しい……どうして私ばかり」と感じるか、「時間を有効に使って、自分のために使おう」と思えるか。これによって次回再会したときに、新鮮で楽しい気分で過ごせるようになります。たとえ一人でも新しいことを吸収していれば、「久しぶりに会ったけれど、やっぱり自分の恋人は素敵な人だな」と思ってもらえるはずです。そのためにも一人の時間を有効に使える人になりましょう。
5.自信があり、約束を守る努力を継続できる
前述の通り、遠距離恋愛で結婚した人たちは、早い段階で結婚を強く意識していたという共通点があります。それは、相手を強く信じていたからだともいえます。「今は離ればなれだけど、私たちは寂しさや困難を克服して結婚できる」と、自分たちを信じることができたということ。つまり、それは自分にも自信があるということです。
また、遠距離恋愛で結婚した人は、「ケンカそのものをあまりしなかった」「ケンカになりそうな時は少しクールダウンの時間を作った」とも言います。
例えば、電話で一方的に相手を責めたり、感情をぶつけ合うのを避けたといいます。連絡はマメにするけれど、それは誤解やすれ違いを防ぐためで相手を責めるためには使わなかったということ。
これらのエピソードから、離れているからこそ、相手をより理解しようと気遣ったり、メールのやりとり一つにしても大切にしたり、「大変だから、もうヤダ!」と簡単に投げ出さずに関係を続ける努力が必要だとわかるはずです。
遠距恋愛をしていると、自分たちは本当にいつか結婚できるのだろうかと不安になることもあるかもしれません。でも、かけがえのない関係を継続させるためには、相手任せ運任せ、神頼みではダメ。意識して努力することが大切だということです。それは結婚に限らず、「縁」を感じられるものすべてにいえることかもしれません。
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