『ミラ イース』は世界一安全でリーズナブルな乗用車に!
ダイハツの『ミラ イース』がフルモデルチェンジ。画像はグレード“G(SAIII)”
うれしいことに目立った値上げをしていない。加えてこのグレードでもエアコンやパワーウィンドゥ、パワードアロックといった便利装備が標準となり、横滑り防止やABS、運転席+助手席エアバック、そしてアイドリングストップまで付く。通勤やお買い物用の相棒としてくれるならまったく不満なし!
ふだん使いをするうえではまったく不満を感じない
90万7200円で実用的な自動ブレーキや、壁のある駐車場で稼働する前進&後進時の飛び出し防止装置まで付くのだった。参考までに書いておくと、『ミラ イース』程度の性能を持つ自動ブレーキにより、追突事故の80%近くを防止できる。最近頻発する飛び出し事故も大幅に減らせるだろう。
自動ブレーキはステレオカメラを使った本格的なシステムで、歩行者も認識可能だ
飛び出し防止装置も搭載
80kgの軽量化で実用燃費・動力性能も向上
新型『ミラ イース』は実用燃費も優れている。カタログデータこそ35,2km/Lで従来型と同じ。けれど驚くべきことに80kgも軽量化してきた。重量増に直結する衝突安全性をキチンとキープしたまま730kgが650kgになったのだから常識では考えられない。凄い技術力だと思う。結果、実用燃費で従来型より少なく見積もって5%程度向上しているという。一般道を流れに乗って走ったら20~25km/Lくらい走るそうな。ここまで燃費がよいと、ハブリッドの必要性を感じない? 今まで実用燃費はライバルの『アルト』に少し負けていたが、勝るとも劣らないECOカーになった。
同時に軽量化は動力性能の向上に貢献している。確かに車重が10%以上軽くなっているのだから、良い意味で走りに大きな影響を与えるだろうことは想像に難くない。また、650kg程度の車重であればターボエンジンの必要性だってなし。燃費良くてストレスのない走りを見せてくれる。
衝突安全性をキープしたまま、80kgの軽量化。実用燃費・動力性能も向上した
おすすめグレードは“B(SAIII)”。実質剛健かつ安全な足となってくれる
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