インターナショナル・プリスクールとは
西宮市にある夙川キンダーガーテン。
最近の特徴としては、認可されていないけれども、待機児童問題の解決方法のひとつに利用されている保育園として英語保育を特徴に出しているスクールや、共働きの夫婦の助けとなる学童保育として英語学童保育として成り立っているアフタースクールもあります。
20年前を振り返りますと、その頃に英語教育が公立小学校でスタートするという噂が広まり、その情報をもとに、子どもの英語教室が乱立したり、プリスクールが急激に増えた時期がありました。しかし、当時設立されたプリスクールはいくつ残っているのでしょう。英語、英語、と英語ばかり追い続けたり、経営のため子ども数を増やすことばかりに走ったスクールはすでになくなり、教育の質を追い続けたスクールが現在も残っているところでしょう。生きる力、学ぶ力、英語で表現できる力を同時に育てられる環境のスクールが人気があるようです。
東京インターナショナルスクール 夙川キンダーガーテン
夙川キンダーガーテンの教室風景2
私が注目したのはカリキュラムです。こちらのスクールでは、英語を母国語としない子どもたち向けの幼児教育プログラムが組まれたカリキュラムを作成しています。キーワードは「探究心」で、探究型カリキュラムを日々実践しています。答えがない、教科書がない、算数、理科などのいわゆる教科学習でもありません。子どもが考えていく過程でいろいろなグローバル・スキルを得ていく教育です。
先日のことですが、子どもたちに「どんな先生がいい先生?」と尋ねた外国のビデオを見ました。子どもたちが答えたのは急がせない先生。子どもたちは、外国でも日本でも、親や先生にいつも早く早くとせかされているのかもしれませんね。「探究型」の学習はじっくり考えて自分のペースで学習を進めるため、先生のほうが子どもに合わせないといけませんね。
次は「クラス編成やカリキュラム」についてみていきましょう。