中年太りを加速する悪習慣を今すぐ見直そう!

中年太り防止

中年太りを防止するためには、生活習慣の見直しが重要

前回は、「男性が30歳過ぎると急に太るのは何故か?」について、その主な原因と対策について解説しましたが、今回は「中年太りを加速させる5つのNG習慣」について解説していきたいと思います。

中年太りを放っておくことは、さまざまな生活習慣病を招く恐れもありますので、「中年太りは自然の流れ」とうやむやにせずに、しっかり対処していきましょう。


【NG習慣1】炭水化物の重ね食べ&大盛りが止められない

重ね食べ&大盛り、してませんか?

重ね食べ&大盛り、してませんか?

炭水化物の重ね食べとは、「ラーメン×白米」「ラーメン×チャーハン」「蕎麦(またはうどん)×ミニ丼」「サンドイッチ×おにぎり」「ハンバーガー×ポテト」「焼きそばパン」「コロッケパン」等で、ランチメニューなどよく目にする組み合わせ。

以上のような重ね食べの問題点は、栄養バランスが悪いだけではりません。糖質が過剰なため血糖値が急激に上がることでインスリンが多く分泌され、脂肪が身体に蓄積されやすくなります。

そんな重ね食べを防ぐためには、魚や野菜などをバランスよく摂れる和定食がベスト。低カロリーで高たんぱく質、食物繊維が豊富なメニューが多いうえ、カロリーや糖質もコントロールしやすい点が◎です。

また、当然ですが「大盛り無料サービスがあるとついつい頼んでしまう……」というのもNG。若い頃とは違い、運動する機会が減る人も多く、基礎代謝も落ちているわけですから、「多く食べた分は脂肪に変わる」と肝に銘じましょう。


【NG習慣2】飲酒量が多い

過度な飲酒はダイエット効率を悪くします!

過度な飲酒はダイエット効率を悪くします!

飲酒量が若い頃と変わっていない、または増えた!というのもNGです。

「アルコールはエンプティ―カロリーだから、おつまみをヘルシーなものにすればOK」「蒸留酒なら大丈夫」等とも言われますが、アルコールを摂取すると、肝臓ではアルコールを分解すると同時に有毒性の高いアセトアルデヒドが作られ、これが肝臓内にあるミトコンドリアを破壊すると言われています。

このミトコンドリアには脂肪を代謝してエネルギーに変換する働きがあるため、大量にアルコールを摂取ことでミトコンドリアが破壊されると脂肪が代謝されず、脂肪が蓄積されやすくなるというわけです。

また、アルコールは胃で約20%、小腸上部で約80%を吸収するのですが、アルコールには殺菌作用があるため、腸内にいる様々な細菌、例えば善玉菌までもが減ってしまい、腸内環境の悪化にもつながります。

さらに、過度の飲酒は、筋肉の元となるタンパク質合成が低下するため、飲み過ぎの状態が続くと筋力はどんどん低下するそう。
これでは、せっかく筋トレなどの運動習慣がある人も効果が出にくくなってしまう恐れがあるので、飲酒は適度な量・頻度を守ることが大切です。


【NG習慣3】夕食時間が遅い

規則正しい食事・生活が基本

規則正しい食事・生活が基本

夕食時間が遅い不規則な生活は中年太りを加速させてしまいます。

エネルギーの消費に関係する副腎皮質ホルモンは朝が一番活発で、夜になるにつれてどん少なくなっていきます。よって、夜遅くに食べる習慣は、脂肪に変わりやすくなるとされています。

また、夜の10時以降はBMAL1(ビーマルワン)というタンパク質の一種が増えます。BMAL1には脂肪の合成を促したり、血中のブドウ糖の量を増やす働きがあるため、これもまた夕食時間が遅いと太る大きな原因となります。

さらに、適度な睡眠時間と質の高い睡眠はストレス解消に役立つため、寝る3時間前までには夕食を済ませ、きちんと寝るという規則正しい生活は、ストレスによる暴飲暴食を防ぐことにもつながります。

ただし、どうしても夕食時間が遅くなってしまうという場合には「分けて食べる方法」が効果的。夕方ぐらいにおにぎり1個を食べておき、夜の遅い時間帯には温かい汁物と豆腐など、消化のよいものを摂るようにすると良いでしょう。

次ページでは「意識やストレスに関するNG習慣」について解説します。