小学生に贈りたい、図鑑シリーズの選び方
図鑑は、お子さんが新しい世界に興味を持つきっかけにもなります
そのため「家の学習環境を整えたい」「入学や進級のお祝いに贈りたい」と、図鑑をシリーズやセットで購入するご家庭も増えてきます。また最近では、「本棚に並べた時の見た目をスッキリさせたい」という理由でシリーズで購入することもあるようです。
学習図鑑は、手にとっただけでは同じように見えるかもしれませんが、実際にひき比べてみると、使い勝手も印象も全く異なることが分かります。もちろん、同じシリーズといっても、巻によって個性はありますが、シリーズに共通する思いや工夫があるのです。
そこで、ぴったり合った図鑑を見つけるために、小学生向けの図鑑で特に人気の4シリーズについて、出版社の方にお聞きした注目ポイントを元に、徹底比較していきます!(以下、Q&Aの答えは全て図鑑編集者の方によるものです)
- 子どもに安心して手渡せる、信頼の「小学館の図鑑NEO」
- ページをめくらせるインパクトのある写真が人気! 「講談社の動く図鑑MOVE」
- 伝統と革新の技が冴える「学研の図鑑LIVE」
- 探求心をぐんぐん伸ばしてくれるひきやすい本格学習図鑑「ポプラディア大図鑑WONDA」
子どもに安心して手渡せる、信頼の「小学館の図鑑NEO」
小学館の図鑑NEOは、図鑑の基本的な要素である「分類」「イラスト・写真」「解説」がしっかりと押さえられたシリーズです。『新版動物』(小学館の図鑑NEO)
分類は世界標準の最新分類を用いており、比べることで分かる共通点や違いには、大人でも驚かされるほど。イラストや写真の華やかさ、解説の詳しさなど、子どもたちを知の世界に引き込む工夫も、随所に見られます。純粋な「知る」喜びをたっぷりと味わうことができる図鑑です。
Q.NEOが目指しているのはどんな図鑑?
A.NEOシリーズのキャッチフレーズ「3歳から高学年まで、長く使える本格図鑑」という言葉どおり、小さいお子さんが生き物や自然、乗り物などに深い興味を持ち、大きくなってもずっと使い続けられるような、しっかりとした内容の図鑑作りを目指しています。Q.注目ポイントを教えてください!
A.昆虫や魚、花などの標本写真、動物や恐竜、鳥などの細密イラストは、ほとんどがこの図鑑のためだけに撮影され、描かれた作品で、1点1点にこだわりが詰まっています。またそれぞれの解説文は、そのほとんどを研究者が執筆。情報に間違いがなく、最新の知見が盛り込まれています。
Q.どんな人におすすめですか?
A1.お子さんにはじめて図鑑を購入される保護者の方小さい子にも楽しんでいただけるDVDや特典がついていますが、図鑑は本格的な内容ですので、お子さんが高学年になるまで長く使っていただけます。
A2.どの図鑑シリーズを購入するか迷われている保護者の方
写真の美しさや解説文の正確さをはじめとする内容は、どの図鑑にも負けません。あらゆる面で胸を張っておすすめできるシリーズです。
A3.すべての子どもたちに
生き物や自然、宇宙、乗り物など、世の中のすべての物に、子ども達が強く興味を抱いてほしいです。そして図鑑で名前を覚え、知ることにより、これからはじまる豊かな人生のベースにしていただきたいと思っています。
NEO編集者おすすめの本はこちら!
小学館の図鑑NEOから生まれた別シリーズもたくさん取りそろえています。■「小学館の図鑑NEO まどあけずかん」シリーズ
4月に創刊される新シリーズ「まどあけずかん」は、指でめくって遊べる楽しい図鑑。『いきもの』『たべもの』『のりもの』3冊同時発売予定で、2歳から小学校低学年のお子さんにおすすめです。
■『小学館の図鑑NEOぷらす くらべる図鑑』
■図鑑NEOのクラフトぶっくシリーズ(全15冊)
■図鑑NEO本物の大きさ絵本シリーズ(既刊4巻)
■図鑑NEOの科学絵本シリーズ(既刊10巻)
■図鑑NEOシールブックシリーズ(既刊10巻)
■小学館の図鑑たんけん!NEOシリーズ(既刊2巻)
関連情報
■「小学館の図鑑NEO」シリーズサイト■ガイド記事→ 「図鑑NEO『花』で学ぶ、植物図鑑の使い方・選び方」
■ガイド記事→ 「体で理解できる! 「くらべる」図鑑を大比較」
次は、「講談社の動く図鑑MOVE」のご紹介です>>