幼児から小学生におすすめ! 今、読みたい恐竜図鑑

定番から読みものまで、いろいろな恐竜図鑑をご紹介します。図鑑選びのポイントは、図鑑の特徴と、「誰が」「どう読むか」。しっかりチェックすることで、それぞれのタイミングや用途に合った図鑑がきっと見つかります。
子ども向け恐竜図鑑

イラストだけでも楽しめる子が多い恐竜図鑑、ぜひ興味を持ったそのときに、読ませてあげてください

また「恐竜は、学校の勉強には関係ないから、読ませる必要はない」という方もいらっしゃいますが、恐竜に夢中になることで、読解力や理解力など学習に必要なさまざまな能力は伸びていきますし、「夢中になる」という体験は、お子さんの人生にプラスになると思います(詳しくは「 図鑑で頭はよくなるのか?1冊の図鑑が人生を変える!」をご覧ください)。

<恐竜図鑑 目次> 定番シリーズの恐竜図鑑 他の図鑑とセットで読み理解深まる恐竜図鑑 もっと読みたい恐竜図鑑
 

恐竜図鑑の選び方のポイント

図鑑を選ぶときには、「どの図鑑がいいか」だけでなく、「どう読むか」「その子に合っているか」も大切。ぜひ、以下の点もチェックしてみましょう。
 
  1. 用途は合っている?
    小学生向けの定番の図鑑は、大人の解説が必要なことがあるので、子どもが自分だけ読むのであれば、内容がしっかりしている幼児向けの図鑑の方が、理解しやすく、満足感も味わえます。もっと詳しく知りたくなったら、小学生向けの図鑑を新たに買い足すといいですよ。 カタログ的なものよりは、絵や写真に動きがあったり、読みものとして楽しめたりするものが、会話が弾み、おすすめです。 長く読まれている定番がおすすめ。ただし、幼児はもちろん小学校低学年でも、大人のサポートが必要になることがあります。
  2. イラストは受け入れやすい?
    図鑑という性質上、キャラクター的な絵ではなく、リアルに描かれているものがほとんどですが、ポーズや構図が異なります。激しい戦いや死のイラストがある場合、それを怖がらないかが、チェックポイントです。
  3. いつ出版された?
    恐竜研究の世界は変化が速いもの。書店で売られているものは比較的新しいものばかりですが、ネットショップ等で購入する場合は、確認してみてください。ただし、小さな子用の場合、多少古くても、分かりやすさや受け入れやすさを優先してもよいでしょう。
  4. 1冊に絞り切れない!
    恐竜が大好きで、いつも恐竜のことを考えているようなタイプのお子さんであれば、複数冊買ってあげるのがベストです。1冊にしたい・そこまで熱中していないという場合は、迷っている図鑑で、同じ恐竜をひき比べてみましょう。解説やイラストが、好みの方にするといいと思います。
 

押さえておきたい定番シリーズの恐竜図鑑

小学校入学前後のお子さんに1冊だけ買うなら、やはり定番がおすすめ。目次や索引など図鑑の基本的な条件が満たされていて、使いやすいです。また、DVD付きのものは、各出版社のHP等でサンプルなどを見ることもできますので、そちらもぜひご覧ください。
 

1.子ども用恐竜図鑑の決定版『恐竜 新訂版』(講談社の動く図鑑MOVE)

MOVE恐竜

『恐竜 新訂版』(講談社の動く図鑑MOVE)

小学校入学前後から楽しめる本格的な恐竜の図鑑としておすすめなのは、DVDと連動し、動く図鑑として知られるMOVEの『恐竜 新訂版』。情報量や迫力のある写真で人気のシリーズです。

子どもたちの目を奪うのは、大きく、まるで目の前に恐竜がいるかのようなイラスト。「すごい!」「もっと見たい」という気持ちになります。
『恐竜 新訂版』(講談社の動く図鑑MOVE)

ゴルゴサウルスの狩りのイメージイラスト。さすがの迫力です(『恐竜 新訂版』(講談社の動く図鑑MOVE)より)

こちらは、見飽きることのない、全身骨格。今、私たちが恐竜の姿を知ることができるのは、化石があるからこそ。恐竜を学ぶ道筋として、化石を見るというのはとても大切なことなのです。
『恐竜 新訂版』(講談社の動く図鑑MOVE)

見開きに大きく掲載された、見事な全身骨格(『恐竜 新訂版』(講談社の動く図鑑MOVE)より)

NHKの映像を使用した付録のMOVEオリジナルDVDは、迫力満点。テンポがよく、小さなお子さんにも喜ばれます。

【書籍データ】
書名 『恐竜 新訂版』(講談社の動く図鑑move)
監修 小林快次
出版社   講談社 
出版年 2016年
   ■楽に持ち運べるのがうれしい「MOVEmini」も登場!
   

2.「わかる」喜びを教えてくれる『恐竜(新版)』(小学館の図鑑NEO)

『恐竜(新版)』(小学館の図鑑NEO)

『恐竜(新版)』(小学館の図鑑NEO)

「小学館のNEO」は、「分類」「イラスト・写真」「解説」の丁寧さとわかりやすさで信頼できる学習図鑑のシリーズ。とても図鑑らしい図鑑です。

その中の1冊である『恐竜(新版)』も、わかりやすく調べやすいのはもちろん、リアルでありながらも、就学前の小さな子や迫力がありすぎるのが苦手な子にも親しみやすいイラストが魅力です。
『恐竜(新版)』(小学館の図鑑NEO)

 ティラノサウルスの下にいるのは、エドモントサウルス。イラストで強さを伝えつつ、骨格や羽毛についても触れています(『恐竜(新版)』(小学館の図鑑NEO)より)

恐竜のほか、人気の翼竜や首長竜なども紹介されていて、掲載種は400種以上。日本の恐竜も多く取り上げられています。特集ページやコラムも、読みやすくおもしろいので、恐竜好きのお子さんの期待にしっかりと応えてくれます。
『恐竜(新版)』(小学館の図鑑NEO)

化石は、イラストと組み合わせて分かりやすく(『恐竜(新版)』(小学館の図鑑NEO)より)

ドラえもんが出てくるDVDは、ほどよい迫力。ドキドキしながら、でも怖がらずに見ることができます。

【書籍データ】
書名 『恐竜(新版)』(小学館の図鑑NEO)
監修 冨田幸光
出版社   小学館 
出版年 2014年
  ■クイズブックも人気!
   

3.スマホをかざすと恐竜が飛び出す新しい図鑑『恐竜』(学研の図鑑LIVE)

『恐竜』(学研の図鑑LIVE)

『恐竜』(学研の図鑑LIVE)

学研の図鑑LIVEの『恐竜』の注目ポイントは、スマートフォンから無料アプリを利用して見る、3DARや動画。実際に試してみると、恐竜をいろいろな角度から見られるのがおもしろく、大人も遊んでみたくなります。
『恐竜』(学研の図鑑LIVE)

アプリでスキャンしたパキケファロサウルス。360度、好きな角度で見ることができます(『恐竜』(学研の図鑑LIVE)より)

標本ページは、一見地味なようですが、体の向きや大きさが揃えられているため比べやすく、パッと見て特徴がわかります。一方で、情報ページなどは、恐竜のいる空間をそのまま切り取ったような、動きがあり、背景まで美しいものが多いです。
『恐竜』(学研の図鑑LIVE)

化石の写真は比較的少なめですが、その分迫力とインパクトのあるものばかり(『恐竜』(学研の図鑑LIVE)より)

DVDは、BBC(英国放送協会)制作。スピード感があり、大人も楽しめる内容です。

【書籍データ】
書名 『恐竜』(学研の図鑑LIVE)
監修 真鍋真
出版社   学研プラス
出版年 2014年
   

興味のレベルに合わせて選びたい、はじめての恐竜図鑑

幼児用の恐竜図鑑は、選ぶのに悩む方が多いほど、種類が豊富です。小さなお子さんの場合、迫力のあるイラストは全く受け付けないこともありますから、購入前に実物を見せて反応を見てもいいでしょう。

また、ふりがなつきの図鑑は、子どもが自分で理解できるよう工夫されているものも多いので、一人で本を読めるようになった頃のお子さんの「わかった!」「できた!」という満足度も高まります。小学校低学年のお子さんにもおすすめです。
 

4.恐竜図鑑の入門におすすめ『きょうりゅう』(こどものずかんMio)

『きょうりゅう』(こどものずかんMio)

『きょうりゅう』(こどものずかんMio)

こどものずかんMioの『きょうりゅう』をおすすめするのは、まだ恐竜のことをあまりよく知らない子や、恐竜に興味を持ち始めた段階の子。幼児から小学校低学年まで、幅広い年齢の恐竜デビューにおすすめです。

物語仕立ての図鑑で、セリフのテンポもよく、読み聞かせもしやすいです。また、子どもたちの姿はかわいらしく、恐竜のイラストはリアルに、とイラストが描き分けられていたり、ワニやカンガルーなど、今の子どもたちが身近に感じられる動物と恐竜が比較されたりしているのも、親しみやすいポイントの一つ。

基本的な情報が掲載されているほか、「きょうりゅうってどんないきものだったの?」「さうるすってどんないみ?」といった「よくある質問」もあります。

■恐竜の絵を描かれた寺越慶司さんのサイトで、図鑑の画像が公開されています→ 「土風庵

【書籍データ】
書名 『きょうりゅう』(こどものずかんMio)
絵 村上康成, 寺越慶司
監修 小畠郁生
出版社 ひかりのくに
出版年 2005年
  ■こちらもおすすめ! 『きょうりゅう(新版)』(はっけんずかん)
表紙はかわいらしいのですが、中のイラストはリアルです。厚紙でできたボードブックであり、めくって遊べるしかけがついているので、未就園のお子さんでも楽しめます。
   

5. 親子で読みたい『きょうりゅうの本』(こども百科4・5・6歳のずかんえほん)

『きょうりゅうの本』(こども百科4・5・6歳のずかえほん)

『きょうりゅうの本』(こども百科4・5・6歳のずかんえほん)

『きょうりゅうの本』は、のびのびとした恐竜が描かれた見開きページの後に、その解説が付いているという作りになっている「ずかんえほん」です。

「ティラノサウルスがエドモントサウルスをおそって いるよ」など、語りかけるような優しい文章は全てひらがなで書かれており(カタカナにもふりがな付き)、子どもが一人で開いても楽しめます。
 『きょうりゅうの本』(こども百科4・5・6歳のずかんえほん)

のびやかで透明感のあるイラストが、想像力を刺激してくれます(『きょうりゅうの本』(こども百科4・5・6歳のずかんえほん)より)

 
 『きょうりゅうの本』(こども百科4・5・6歳のずかんえほん)

シンプルで分かりやすい解説。巻末には子どもの大好きなクイズもあります(『きょうりゅうの本』(こども百科4・5・6歳のずかんえほん)より)


秀逸なのは、ページの隅に書かれた「おうちのかたへ」。これは多くの図鑑にある項目で、本文より一歩踏み込んだ説明が書かれています。このおかげで、子どもに詳しく説明してあげることができるのですが、情報が多いと、読むのが億劫になってしまうことも。

けれど、『きょうりゅうの本』の場合、(特に恐竜ファンでない人にとっては)質量ともにちょうどいい。子どもと一緒に本文を読みながら、ちらりと「おうちの方へ」へ目を走らせて内容をチェック、その後落ち着いて会話ができます。

【書籍データ】
書名 『きょうりゅうの本』(こども百科4・5・6歳のずかんえほん)
監修 真鍋真
出版社 講談社
出版年 2012年
   

6. 幼児用本格恐竜図鑑『きょうりゅうとおおむかしのいきもの』(フレーベル館の図鑑ナチュラ)

『きょうりゅうとおおむかしのいきもの』(フレーベル館の図鑑ナチュラ)

『きょうりゅうとおおむかしのいきもの』(フレーベル館の図鑑ナチュラ)

「今からずっとむかしの地球では、たくさんの、きょうりゅうが、くらしていました」という「きょうりゅうの世界」から始まる『きょうりゅうとおおむかしのいきもの』。未就学児の本格的な恐竜図鑑デビューには、この図鑑がおすすめです。
『きょうりゅうとおおむかしのいきもの』(フレーベル館の図鑑ナチュラ)

イラストは躍動感たっぷり!(『きょうりゅうとおおむかしのいきもの』(フレーベル館の図鑑ナチュラ)より)

ポイントは、目次や索引があり、小学生や一般向けの図鑑とかなり近い作りになっていること。また、ひらがなが多く(全てにふりがな付き)子ども一人で読みやすいだけでなく、文字が大きくて一文が短いため、分かりやすいのです。
『きょうりゅうとおおむかしのいきもの』(フレーベル館の図鑑ナチュラ)

恐竜の姿かたちを明らかにする、化石の写真も掲載されていて、恐竜をリアルに感じられます(『きょうりゅうとおおむかしのいきもの』(フレーベル館の図鑑ナチュラ)より)

「大むかしの生きもの」の章では、アンモナイトやマンモスなど恐竜以外の生きものや大昔の地球について紹介されており、恐竜がいた時代をより深く知ることができそうです。

【書籍データ】
書名 『きょうりゅうとおおむかしのいきもの』(フレーベル館の図鑑ナチュラ)
監修 濱田隆士
出版社 フレーベル館
出版年 2004年
   ■こちらもおすすめ!『じぶんでよめるきょうりゅうずかん』
恐竜が大好きで、自分でどんどん読みたいお子さんにおすすめ。ふりがなつきで、解説も簡潔、分かりやすい図鑑です。一般的な図鑑より少し小さいので、自分でめくりやすいのもポイント。
   

ほかの図鑑とセットで読みたい、理解が深まる恐竜図鑑

恐竜に限ったことではありませんが、図鑑は見比べる楽しみがあるので、同じジャンルが何冊あってもいいもの。

たとえば、幼児向け・小学生向け・大人向けと難易度を変えてもいいですし、同じ難易度でも切り口が異なるものを選んでもいいでしょう。比較することで知識が増え、理解が深まります。図書館などもぜひ利用してください。
 
また、図鑑だけでなく、科学絵本や恐竜の出てくる物語を読むことで、また違った角度から恐竜に親しむことができますよ。
 

7.「知っている」を「わかった!」に変える『恐竜』(なぜ?の図鑑)

『恐竜』(なぜ?の図鑑)

『恐竜』(なぜ?の図鑑)

「ティラノサウルスはいちばん強かったの?」「図鑑によって色がちがうのはなぜ?」など、さまざまな観点の「なぜ?」を考えながら、恐竜を理解していく図鑑です。リアルな復元図、化石などの写真、かわいらしいイラストのバランスがよく、恐竜ビギナーから本格的な恐竜好きまでにおすすめできます。
 
また、他の図鑑で恐竜の名前をたくさん覚えたお子さんが読むことで、バラバラだった知識が整理されます。質問もよく練られていて、子どもからよく聞かれる「なぜ?」ばかりなのもうれしい。
 
必見は「博物館や恐竜博の楽しみ方」。展示の見どころがわかりますし、場の雰囲気も伝わってくるので、小さなお子さんが、図鑑と博物館や恐竜博との違いに驚き、こわがって泣いてしまう予防にも役立ちます。

【書籍データ】
書名 『恐竜』(なぜ?の図鑑)
監修 真鍋真
出版社   学研教育出版 
出版年 2015年
 

8. 日本の恐竜について知りたいなら『日本恐竜図鑑』(絵本図鑑シリーズ)

『日本恐竜図鑑』(絵本図鑑シリーズ)

『日本恐竜図鑑』(絵本図鑑シリーズ)

『日本恐竜図鑑』の著者であるヒサクニヒコさんは、恐竜を主人公にした絵本でもおなじみなので、図鑑から絵本、絵本から図鑑と、読書傾向が偏りがちなお子さんが、本のジャンルを飛び越えやすいのがおすすめポイントです。

また、やさしい雰囲気のイラストなので、恐竜たちがどこか愛らしく、女の子にも人気。もちろん、ただかわいいだけでなく、化石や骨格・仲間・生活の様子などは、子どもたちにも分かりやすく書かれています。今とは全く違う日本の景色や植物にもご注目ください。

【書籍データ】
書名 『日本恐竜図鑑』(絵本図鑑シリーズ)
文・絵 ヒサクニヒコ
出版社 岩崎書店
出版年 1990年
  ■こちらもおすすめ! 『日本の恐竜大研究』
日本の恐竜の自由研究ならこちらがおすすめ。恐竜の基本的な情報、恐竜や古生物の化石が見られる博物館リストもあります。ふりがなつきなので、恐竜が好きなお子さんなら小学校低学年でも楽しめます。
   

9. 強くてかっこいいだけじゃない『肉食の恐竜・古生物図鑑』(子供の科学★サイエンスブックス)

『肉食の恐竜・古生物図鑑』(子供の科学★サイエンスブックス)

『肉食の恐竜・古生物図鑑』(子供の科学★サイエンスブックス)

子どもたち― 特に男の子からの人気を集める肉食動物。各時代最強の肉食古生物を集めたのが、『肉食の恐竜・古生物図鑑』です。
『肉食の恐竜・古生物図鑑』(子供の科学★サイエンスブックス)

本格的な「弱肉強食」の始まったカンブリア紀の海。食物連鎖のピラミッドが、理解を助けてくれます(『肉食の恐竜・古生物図鑑』(子供の科学★サイエンスブックス)より)

「肉食の恐竜と古生物」という切り口がおもしろく、強いものが好きな子どもは思わず手にとってしまいますね。「食う・食われる」という視点から生態系もよく分かります。

図鑑に登場する動物たちの分類や地質時代表などは、スッキリと見やすく、子どもとの会話のためにおおまかにパッと理解したい古生物ビギナー(大人)にもおすすめ。
『肉食の恐竜・古生物図鑑』(子供の科学★サイエンスブックス)

イラストはフルカラー。ダイナミックでスピード感があります(『肉食の恐竜・古生物図鑑』(子供の科学★サイエンスブックス)より)

目次などを合せても79ページと薄手ではありますが、文字量が多く、時代順に収録されているので、読みものとして楽しむ小学生も多い図鑑です。「絶滅した狩人たち」の姿に、「進化って面白いな」「不思議だな」と好奇心が刺激され、恐竜だけでなく、古生物や全ての生きものへと興味がぐんと広がるでしょう。

【書籍データ】
書名 『肉食の恐竜・古生物図鑑』(子供の科学★サイエンスブックス)
著 土屋健
出版社 誠文堂新光社
出版年 2017年
 
■こちらもおすすめ! 『古生物』(学研の図鑑LIVE)  

10.ポップアップの恐竜図鑑『恐竜時代』(エンサイクロペディア太古の世界)

『恐竜時代』(エンサイクロペディア太古の世界)

『恐竜時代』(エンサイクロペディア太古の世界)

恐竜図鑑の中でも、小さな子どもから大人まで、誰もが喜んで見るのが『恐竜時代』。実は、『恐竜時代』は珍しいポップ・アップ図鑑なのです。1冊丸々、全てのページにしかけが施され、本からあふれるように恐竜が飛び出してきます。
『恐竜時代』(エンサイクロペディア太古の世界)

首の長い恐竜のページ。化石のイラストの描かれた小さなページを開くと、恐竜の姿になって飛び出してきます(『恐竜時代』(エンサイクロペディア太古の世界)より)

ページを開くと恐竜が徐々に頭を起こし、閉じると横たわるという、本の開閉と恐竜の動きとの連動の面白さは、紙の本ならでは。また、恐竜の体のちょっとしたくぼみから小さな歯や骨までがきちんと再現されている、その精巧な造りと迫力には驚かずにはいられません。

子どもと一緒に見るときには、あえてゆっくりとページをめくり、鮮やかなオレンジ色のティラノサウルスの大きな口をガバリと開いてみてください。子どもの、ササッと逃げたり思わず指を入れたりというような反応も楽しく、盛り上がります。

解説では、恐竜だけでなく、大昔の地球のこと、化石の発掘のこと、古生物学者のことなども紹介されています。ちょっとシニカルで、ユーモアあふれる口調も楽しいですよ。プレゼントにもおすすめです。

【書籍データ】
書名 『恐竜時代』(エンサイクロペディア太古の世界)
さく ロバート・サブダ, マシュー・ラインハート
やく わくはじめ
出版社 大日本絵画
出版年 2005年
   

もっと読みたい恐竜図鑑

■『恐竜のけんきゅう』(ようこそ恐竜はくぶつかんへ) 
恐竜が大好きな「ぼく」と、博物館で恐竜の化石を見ていく科学絵本。「恐竜のこしをみて!」「ほら、あんなくちばしがあるよ!」というような呼びかけや、ぼくのお友だちの素朴な感想や疑問から恐竜観察のポイントが分かるので、博物館を訪ねる前後にもおすすめです。
 
■『実物大恐竜図鑑』
恐竜を実物大で紹介した図鑑で、迫力があります。「大きい」「強い」「かっこいい」恐竜が好きな方におすすめです。
  ■『原寸大恐竜館』
こちらも実物大で描かれています。イラストは美しく解説はわかりやすい図鑑です。小さな恐竜の赤ちゃんは、子どもならずとも飼いたくなってしまう愛らしさです。  
  ■『リアルサイズ古生物図鑑 中生代編』
現代の風景に恐竜などの古生物を配置した図鑑。サイズが実感できるだけでなく、文章もビジュアルもおもしろく、大人にも大人気。解説は小学生には難しめですが、眺めているだけでも楽しいと思います。
  ■『くらべる恐竜図鑑』(「もしも?」の図鑑)
現代の景色の中にさまざまな時代の恐竜や古生物を置き、サイズ・賢さ・速さなどいろいろな観点で比較した図鑑。A5サイズのハンディタイプ、最初と最後にマンガもついているので、読みものとして楽しめます。ふりがながあるので、低学年でも。
 
■『もっとやりすぎ恐竜図鑑』
「角が多すぎる」「首が長すぎる」など進化し続けたという視点で恐竜を集めた図鑑。「令和時代に注目すべき恐竜」という特集があるように、最新情報も掲載。恐竜が好きなお子さんなら、未就学でも喜んで眺めます。
 
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