一人暮らし/人を呼べるインテリアのコツ

超多忙な一人暮らし女子の毎日が花で生まれ変わる

花のある暮らしをしてみたいという憧れをもったことありませんか。でも、一人暮らしでそれを続けるには、面倒だったり負担が大きかったりします。そこで今回は花のある毎日を楽しんでいる一人暮らし女性を取材。毎日仕事で多忙を極める中、花がある暮らしのよさやその方法などを聞いてきました。

河野 真希

執筆者:河野 真希

一人暮らし・簡単一汁三菜レシピガイド

花のある暮らし

花のある暮らしを楽しむ一人暮らし女性にお話を聞いてきました

一人暮らしをするときの理想としてよく挙がるのが、部屋の中に花や緑のある暮らし。でも、いざ続けようとすると、「お花屋さんの空いている時間に帰れない」「値段が高くて手が出ない」「どうやって飾ったらいいのかわからない」「お手入れが大変そう」と諦めてしまう人も多いようです。

そこで今回は花のある暮らしを楽しむ一人暮らし女性を取材してきました。毎日仕事で多忙を極める中、花があることが日々の疲れの癒しにもつながっているのだとか。詳しくご紹介します。

忙しいからこそ、部屋は癒しの場であってほしい

花のある暮らし

ていねいな暮らしをしている。一人暮らしを楽しむためには、いい意味での"自己満足"が大事です

花のある暮らしを楽しむ一人暮らし女子・ユウさん(23歳)は、入社一年目の会社員。仕事はかなり忙しく、疲れて帰ってくることも多いそうです。「会社では慌ただしく過ごしているので、家はリラックスできる場であってほしい」と、自分が心地よく過ごせるアイテムをいくつか用意しているそうです。

花のある暮らし

もうひとつの癒しのアイテムはバスグッズ。好きな香りの入浴剤を入れ、キャンドルを灯しながらはいるお風呂は私服の時間なんだとか

そのひとつがお花。「仕事で疲れて帰ってきたときに、部屋にお花があると、本当に癒されるんですよ。忙しくて家事などが行き届いていないときでも、お花があるだけでお部屋が明るく感じられて、ていねいに生活している気持ちになれます」と、ユウさん。休日も仕事に必要な資格を取得するための勉強をすることが多いそう。そんなときにはデスクの上に置き、時折眺めて、ほっと一息つくのが習慣だとか。

お花があることで何かよいことがあったか聞いてみると、「ペットではないけれど、お花も生き物なので、パワーがあるのかな。我が家はテレビがないので、基本的に音がない空間。もちろんお花がしゃべるわけじゃないんですが、その存在だけで賑やかな気持ちになれるんですよ」とのこと。花ひとつで何が変わるのかと思うけれど、その存在感は想像以上に大きいようです。
花のある暮らし

勉強するときには、目に入る位置に花を置く。花から元気がもらえる気がするそうです


友達が遊びにきたときにも花があると一目置かれる

「交通の便がいいところなので、よく友達が飲んだ帰りに寄ることがあるんです。実は、この取材の前にも友達が来ていて、掃除しながら、おしゃべりしていたんですよ」と、ユウさん。友達が遊びにきたときにも、花の存在は大きいそう。多少部屋が散らかっていたとしても、花があるだけで、ちゃんとして見えるというメリットがあります。
花のある暮らし

「お花でごまかせる…というのもあると思います」と、ユウさん

花があると部屋が散らからないとよく聞きますが、「確かにお花があると、部屋が汚いことが気になってくるんですよね。掃除や片づけをちゃんとしようというモチベーションアップにつながります」と話してくれました。

一人暮らしでも続けられる花の宅配サービス

花のある暮らし

『Bloomee LIFE』から届く500円プランの花束の一例。部屋の片隅でもぱっと映えます

花のある暮らしをしたいと思っていても、一人暮らしだと「お花屋さんの空いている時間に帰れない」「値段が高くて手が出ない」「どうやって飾ったらいいのかわからない」「お手入れが大変そう」と長く続けられない人も多いかもしれません。ユウさんも多忙を極める一人暮らしですが、それでも続けられるのは花の宅配サービスを利用しているからです。

花の宅配サービスは数箇所ありますが、ユウさんが利用しているのが『Bloomee LIFE』。「お花って値段が高い印象なのですが、お手頃価格なのがいいんです。あと、ポストに投函してもらえて、家にいなくても受け取れるので、続けられます」。

今回取材をさせていただくにあたって『Bloomee LIFE』を運営する(株)Crunch Styleの星ちかこさんにもお話を伺いました。「『Bloomee LIFE』は、500円というワンコインから(送料別)、お花を定期的に宅配するサービスです。送料を入れても705円なので、大きな負担なく花のある暮らしが楽しめます。500円のプランであれば、ポスト投函が可能なので、家にいる時間が短い方でも確実に受け取れます。現在利用できるのは本州全域のみですが、近いうちに九州でも利用できるようになる予定です」。

花のある暮らし

写真のような箱に入ってポスト投函されます。万が一花が傷んでいたら、無料で交換してもらえるとのこと

ちなみに、お花は厳選されたセンスのよいフラワーショップから直接送られてきます。「500円のプランでも花は2本以上、2本のみの場合は必ず葉物や枝物などを入れていただくようお願いしています。駅前や繁華街などのフラワーショップだと、小さな花束でもこの価格では手に入らないはず。これは宅配サービスならではのメリットで、事前に発注をかけられるので、花のロスが少なく、いいものを安く提供できるんです」。また花は小さなブーケの形で届けられます。箱から出したら、あとは花瓶に放り込むだけ。花を花瓶に生ける作業は、意外とテクニックがいるものですが、これなら簡単。あとは冬ならば2~3日おきに、夏なら毎日水を入れ替えるだけ。花瓶がなければ、手持ちのコップなどでも活けられる大きさです。

花のある暮らし

『Bloomee Life』より花を活ける際のプチアドバイス。延命剤は、最初に活けるときの水に加えて、しっかりと吸わせてあげましょう。また茎を時々切り戻すと、水の吸い上げがよくなり長持ちします

提携するのは複数のフラワーショップですが、どのお店から送られてくるかはわかりません。「好きなフラワーショップを選びたい」と思うかもしれませんが、だからこその楽しみがあるといいます。「もともとセンスのいいお店を選んでいますが、やはりそれぞれ個性があります。毎回違った雰囲気の花が届くというのも楽しいと好評いただいています。サービスを始めてから、もうすぐ一年になりますが、届いた花をインスタグラムで公開しているため、フラワーショップ同士で切磋琢磨するようになり、どんどん素敵な花束になっているんですよ」。どんな花が届くのか気になった方は、『Bloomee LIFE』の公式インスタグラムをご覧ください。また、インスタグラムのハッシュタグ『#bloomeelife』でチェックすると、サービスを利用している方の投稿が見られます。

花のある暮らしを続けているユウさん曰く、「仕事中心で毎日バタバタ過ぎてしまうけれど、部屋に花があるだけで、自分の生活を振り返るきっかけになります」とのこと。もっと気持ちよく一人暮らしをしたいけれど、どうしたらいいんだろう…そんな悩みのある方は、暮らしに花を取り入れてみるのもひとつの方法かもしれません。
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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