松本隆一の値引き生情報「ライバルのベストセラーと対抗させるのが効果的」

雑誌『月刊自家用車』で私が担当する「松本隆一の値引き生情報」に寄せられた読者からの値引き体験談をお届けするこの連載。

今回はスズキ・バレーノの値引きを狙う鳥取県在住の23歳公務員・X氏からのレポートです。

バレーノ

スズキ・バレーノ


スズキのセールスマンがライバル車として強く意識しているのはフィットです。相手がホンダのベストセラーカーとわかると、値引き条件や下取り額を上乗せして対抗してくる確率が高くなります。また、ヴィッツやノート、デミオも有効。サブディーラーを含めたスズキ同士の争いにもち込むのも大いに効果的です。

では、X氏からのレポートをどうぞ!

愛読歴22年の父の上をいく最強の交渉人が土壇場で登場!

新社会人になって半年。少し生活が落ち着いてきた娘が初めて新車を購入します。このクルマ選びを本人以上に興奮しているのが、父の私です(笑)。『月間自家用車』愛読歴22年の知識をフルに生かしてサポートします。

今回の購入に至ったきっかけは娘が乗っていたモコ(平成18 年式)の故障。修理に15万円が必要と判明した時点で「もう、お父さんのお古はいやだ」となって、新車を買うことに。

本命はシャトル。しかし、ホンダに出向いて展示車を見ると、「これ、大きすぎるよな~」。この娘の一言で、すぐさま退店。帰り道、フェア開催中のスズキA店に寄る。バレーノXGに試乗。娘も私もえらく気に入った。しかし、応対したセールス氏が無口でそっけなく、商談の相手をしてくれないので、退店。

経営の異なるスズキB店へ。試乗車に上級グレードのXTを用意していたので、もう一度試乗。娘、ターボの加速と装備の充実にますますバレーノが気に入る。父、話の面白いセールス氏を気に入る。XTの見積もりを出してもらうと、総額は約203万円。

父、「170なら買う」とやる。すると、セールス氏、突然、やる気モードを出して奥に引っ込み、しばらくして戻ってきた。「175なら、どうですか?」。

娘、欲しそう。

そこで、汎用品のナビを量販店で買うことにして、見積もりに計上されていた純正ナビを外してもらう。これで、支払い総額は165万円に。

ここで、ようやく我が家最強の母、登場。「ETCの付け替えを無料でやって。それからSGコートも無料にして。あとスピーカーとツイーターも付けましょうね」とやる。この要求に、セールス氏、困惑したので、父が助け舟を出す。

「じゃ、あのモコを下取りに出しましょう。それで、今お願いしたものをすべて付けて163万円で、お願いします」

担当セールス「う~ん……では、少々お待ちください」

再び奥に引っ込み、しばらくして戻ってきた。

担当セールス部長決裁を取りました。163で、OKです」

これにて決着。注文書には車両本体から22万2260円引き、付属品10万234円から5万円引き、下取り1万9680円となっていた。

「今度は私のお古をお父さんに乗せてあげるね」

その日を楽しみにしております(それまで擦るなよ)。

松本隆一の値引き採点 評価は5点満点で「5」

ということで、X氏からのレポートをお届けしましたが、私の値引き採点は5点満点で「5」です。

X氏と母

1Lのターボと思えない加速、安定感。この値段で買えたことに感激です(X氏)


  • 車両本体価格 161万7840円
  • トータル値引き 27.2万円(8%税込み)
  • 値引率 10.9%
バレーノは「インド生産の逆輸入車なのであまり値引きできない」などと言って10万円引き程度でストップするケースが目立ちます。したがって、X氏が獲得した値引き額は大成功。値引き率はウルトラCクラスの目安である15%を超えています。


さらに値引きについて知りたい方は「月刊自家用車アーカイブスforカーコン・マーケット」もチェック!

『月刊自家用車』(内外出版社)

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■こちらのコンテンツは『月刊自家用車』2017年2月号(内外出版社)内の記事を転載・一部改変したものです。

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