松本隆一の値引き生情報「姉妹車同士をぶつけるべし」

雑誌『月刊自家用車』で私が担当する「松本隆一の値引き生情報」に寄せられた読者からの値引き体験談をお届けするこの連載。

今回はトヨタ・タンクの値引きを狙う大阪府在住の51歳会社員・X氏からのレポートです。

タンクカスタム

トヨタ・タンク カスタムG-T


トール四兄弟はソリオと真っ向からぶつかります。当然ながら競合させると効果は得られますが、値引き条件を比べると四兄弟側は「とても勝負にならない」などと引いてしまうことも多いです。秘訣はこのレポートにもあるように姉妹車同士の競合をあおること。とくにダイハツが緩くなる傾向が表れているので、これを軸に進めるといいでしょう。

では、X氏からのレポートをどうぞ!

『月間自家用車』愛読者の父が面目を躍如!発売直後のタンクから実質20万円超

次男のクルマ選びに付き合うことになりました。当初はタントの予定でしたが、本人がタンクを見てひと目惚れ。ところが、近所のトヨタA店で商談すると「値引きは1.2万円です」と言われてしまう。

このままでは「新車の交渉なら任せろ!」と買って出た、父親としての立場がなくなってしまう。そこで、姉妹車のトールとルーミーとも商談、さらに隣県にも越境して競合作戦を敢行しました。

すると隣県のダイハツがやってくれた。若いセールスレディさんに「トヨタと競合しています。何回も商談には来れないので一発で限界を出してください」と言うと、店長さんに相談、トールからいきなり16万円引きを出してきました。

早速、これを武器に地元・大阪を攻める。しかし、ダイハツに16万円引きの見積もりを見せると、手に持ったボールペンを落として「うちでは本体値引き5万円、付属品から5万円引きが限界です。16万円引きはやりすぎです」と降参。ほかのトヨタとも商談しましたが、どこも完全白旗状態でした。

結局最後の砦と考えていたトヨタB店に勝負をかける。この店からは、私の愛車、プリウスを購入しており、セールスさんとは気心が知れています。

粘った結果、車両本体とメーカーオプション7万2360円/付属品33万6638円から15万9218円引き、支払い総額234万円に。隣県のダイハツとほぼ同条件です。

X氏「これが限界ですか?」

担当セールス「Xさん、限界をはるかに超えていますよ」

X氏「では、付属品をサービスはできませんか?」

担当セールス「何がご要望ですか?」

X氏
「20.のオイルボトルキープとナンバーフレーム、それに希望ナンバーと窓ガラスコーティングをお願いします」

担当セールス「……(沈黙)……わかりました。すべて付けましょう!」

これにて契約。

最後に自分へのご褒美です。私の愛車プリウスに装備されているナビの地図更新(約2万円)をお願いして、1万円で更新してもらいました。

攻めにくいクルマでしたが、本誌を愛読してきた経験が生かされたと思います。とくに越境先の店長さんが一声で16万円引きを出してくれたことによって「大阪でもやれる!」と確信しました。今回、担当セールスさんにはかなり無理を聞いてもらい、感謝の気持ちでいっぱいです(親バカです)。1日も早く我が家にタンクが来ることを家族で楽しみにしています。

松本隆一の値引き採点 評価は5点満点で「5」

ということで、X氏からのレポートをお届けしましたが、私の値引き採点は5点満点で「5」です。

tank2

地元・大阪ではトール/ルーミー/タンクともに非常にガードが固く、苦戦を強いられました。しかし、越境作戦が突破口となって満足のいく結果が出せました(X氏)

  • 車両本体価格 196万5600円
  • トータル値引き 15.9万円(8%税込み)
  • 値引率 6.7%

外堀を埋めてから付き合いのあるトヨタB店に勝負をかけたのが功を奏しています。合計16万円引き/値引き率6.7%なら特上クラスです。付属品などの無料サービスを含めると実質的な値引きは20万円を超えているので評価は5としました。


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月刊自家用車

『月刊自家用車』(内外出版社)

■こちらのコンテンツは『月刊自家用車』2017年3月号(内外出版社)内の記事を転載・一部改変したものです。

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