1位はカローラだが全体的にコンパクトカーが目立つ

2005年の新車販売台数は軽自動車を除いた登録車が400万台弱、軽自動車が190万台強という結果になりました。登録車の中でも3ナンバー車は減少して5ナンバーが増えているので、全体として小さなクルマ志向が強まっているのははっきりしています。

登録車の販売ランキングベスト10は以下の通りです。軽自動車は銘柄別の販売台数が公式には発表されないのですが、軽自動車を含めると1位ワゴンR、2位ムーヴとなるはずです。

1)カローラ 149,810台
2)ヴィッツ 131,935台
3)フィット 125,894台
4)ティーダ 98,069台
5)ノート 93,925台
6)ウィッシュ 92,006台
7)ステップワゴン 91,745台
8)パッソ 87,956台
9)アルファード 81,674台
10)クラウン 79,546台

日産で一番売れたのは04年に発売されたティーダ
登録車のベスト10にはトヨタ車が6台も入っていて、圧倒的な強さを示しています。しかもベスト10の大半が小さめのクルマである中で、アルファードやクラウンなど、ボディが大きくて価格も高く、儲けの大きなクルマもしっかり入っているのがトヨタの強さです。まあトヨタの利益の多くはアメリカ市場から得ていて、国内市場での利益はさほどではないようですが、国内でもしっかり儲けているのがトヨタです。

ベスト30までのランキングを見ても、トヨタ車が15台と半分をしめ、日産車が7台、ホンダ車が5台、マツダ(デミオが15位)、スバル(レガシィが20位)、スズキ(スイフトが23位)の3社が1台ずつ入っています。三菱はベスト30位までに入るクルマが1台もありませんでした。

中期計画180の販売目標の達成を目指して前半に頑張った日産が、その貯金もあって7車種もランクインさせましたが、新型車の少ない今年の売れ行きがどうなるかが注目されます。

ホンダで一番売れたのはフィットだが5月にフルモデルチェンジを行ったステップワゴンも7位と検討
ホンダもまずまずの堅調を続けていますが、フィットが絶好調だった時期に日産に追いつき追い越しそうな勢いを示していたのに比べるとやや落ち着いた感じです。

意外なくらいに好調だったのはスイフトで、スズキのクルマ(登録車)が過去10年間でベスト30に入ったのは、2004年のスイフト(28位)と1996年のカルタス(29位)ですから、スズキのクルマとしてとても良く売れているのは間違いないでしょう。現行スイフトは日本カー・オブ・ザ・イヤーの特別賞のほか、RJCカー・オブ・ザ・イヤーにも選ばれるなど、実力が評価されているクルマですが、それが売れ行きにもつながっているのが注目されます。デビューから1年以上経過した05年12月の販売実績も13位にランクされていました。
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