愛される後輩になる! 先輩との付き合い方4つ
最初が肝心! 新人さんが心得るべきポイントは?
<目次>
1.先輩を「対等」と思わない
先輩をナメるのはもちろん、仲良くなろうとしすぎるのも考えもの。
前情報で「◯◯先輩って仕事できないよね」というような噂を聞いたとしても、あなたより下とは限りませんし、人生経験や職場での経験など、何かしらあなたよりも「上」なところがあるのです。
まずはこの部分を勘違いしないようにしましょう。
また、仲良くなろうと先輩に対して馴れ馴れしい態度をとってしまう人もいます。ですが、仲良くなろうというのも、そもそも対当な関係から生まれるものです。
会社は仲良しクラブではないので、行動を間違えてしまうと「生意気な奴」「空気が読めない奴」と思われてしまう可能性があります。
あくまでも、仲良くなるのは相手との信頼関係ができたあとの話です。
信頼関係ができてから仲良くなれば、先輩でも友達のように親しくしてくれる付き合いに発展することもあります。最初から仲良くなろうとするのは危険なので、気をつけてくださいね。
2.「教えてください」と素直に言える
自分でできます! と強がることがアダになるかも。
そんな時は素直に自分のできないところを認めて、先輩の素晴らしい部分、スキルを全部教えてもらうつもりで、ぶつかりましょう。「いろいろ教えてください」「◯◯さんみたいになりたいです!」そんな言葉であなたの素直な気持ちを伝えて、先輩に頼ってみましょう。
先輩だってあなたと同じ新人時代があったはずです。分からなかったら素直に相談すれば、アドバイスをしてくれるはずです。
もっと言えば、早めに相談しておけばごく小さな失敗で抑えられたはずなのに、誰にも相談せず自分でどうにかしようとしてしまったことで、結果大きな失敗になってしまった……なんていう新人さんの話をよく聞きます。
自分から相談しにいかなければ教えてもらえないこともありますし、間違っていることや失敗にすら気づけないかもしれませんよ。
3.具体的に質問して「努力」のあとを見せる
とはいえ、メモもとらずに何回も同じことを聞きにいくのはもちろんNG。また、いつまでも「わからない、わからない」と言っていても、本当に自分で考えているのかとあきれられてしまうかもしれません。実は質問の仕方にもポイントがあります。
漠然と「わからないです」だけではなく、「自分でこの部分までやってみたのですが、この部分がわかりませんでした、ポイントを教えてください」と明確に伝えるようにしましょう。
そして、何か教わった時には感謝とお礼の言葉も忘れないでくださいね!
4.時には「知らないフリ」も大事
先輩の知識を引き出すリアクションも重要
先輩に対して、「勝ち負け」を意識するのは、仕事をマスターしてからで十分。まずはあなたが何か失敗したとしても、あなたのフォローをしてくれるような信頼関係作りからはじめましょう。
人間関係を上手に乗り切るためには「フリ」も重要です。
例えば先輩と会話をしている時、先輩が自信満々にあなたに対して何かアドバイスをしているのだとしたら、知っている話でも「知らないフリ」をしてください。
子供のころは「正直者になれ、ウソはダメ」と教えられるものですが、大人になれば、まわりを幸せにするウソなら大アリです。
しかも、「知らなかったです! 今度教えてください!」と言ってみると、その会話の流れから、本当に知らなかった深い知識、気づきに繋がることだってあるんです。
「それ知ってますけど……」とシャットダウンしてしまうような後輩は可愛くありません。ぜひ「知らないフリ」を上手に使えるようになりましょう。
「明るさ」「素直さ」「愛嬌」を持って実践して
この4つを成功させるためには、「明るさ」「素直さ」「愛嬌」を心掛けましょう。「はいはい、この4つをやっておけばいいんだろ?」と相手をバカにしていると、絶対にバレます! 相手に心を傾けて信頼している、尊敬している気持ちを持たなければ、結局愛されることはできません。仕事も恋愛も人と人とのコミュニケーションが重要になってきます。困った時には助けてもらえる、トラブルになった時にはフォローしてもらえる人になることができると、結果あなた自身が楽してトクする人間関係を築くことができます。
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