メルカリの使い方/メルカリの基本情報・ルール

メルカリの専用出品とは? やり方や「横取り」されてしまう理由とは……

メルカリを見ていると「専用」という文字が書かれている出品物がけっこうあることに気づくと思います。これはメルカリ独特の文化で、多くのユーザーが利用しています。本記事では、専用の仕組みや専用ページの作り方などを解説します。

川崎 さちえ

執筆者:川崎 さちえ

フリマアプリ・ネットオークションガイド

メルカリの「専用出品」とは? 他のユーザーの購入を防ぐ方法

メルカリの「専用出品」とは?

メルカリの「専用出品」とは?

メルカリには、ヤフオク!などのネットオークションとは異なる独自の文化があります。その代表が「専用出品」です。

専用出品はメルカリが公式に認めたルールではなく、早い者勝ちというフリマアプリの特徴をとらえた独特のもの。購入希望者と出品者がコメントをやり取りした後で、他のユーザーが購入しないようにするための方法です。具体的には、値下げ交渉をして値段を下げた後や、購入希望者が支払いを数日待ってもらう間などによく使われています。

本記事ではメルカリの「専用出品」について、専用の仕組みや専用ページの作り方などを解説します。
 
<目次>
 

専用ページの作り方

実際にどうやって出品者が商品を専用出品にするのかというと、商品名に「専用」を入れる、もしくは画像に「専用」の文字を入れるという2つの方法があります。まずは商品名に「専用」を入れてみます。

1. 
商品ページの下にある「商品を編集する」をタップします。
画面の下にある「商品を編集する」をタップ

画面の下にある「商品を編集する」をタップ

2. 
すると商品の情報を入力する画面が表示されるので、商品名に「専用」を入れます。価格の変更もこのタイミングで行いましょう。
商品名に「専用」を入れる

商品名に「専用」を入れる


3. 
終わったら「変更する」をタップします。 これで専用出品ができました。
 

画像に「専用」を入れてみよう

1.
商品名の変更のときと同じように「商品の編集」をタップします。

2. 
写真をタップすると画面下に「加工」と「削除」のボタンがありますので、「加工」をタップしましょう。その後、編集画面になりますので、右下にある「テキスト」をタップして文字を入力していきます
画面の下にあるペンのアイコンで文字を入力する

画面の下にある「テキスト」アイコンで文字を入力する

3. 
「専用」と文字を入力していきます。この時点で、文字の色は白です。そして右上にある「適用」をタップします。
「専用」と入力する

「専用」と入力する

4. 
画面に大きく「専用」と表示されます。
画面上に大きく「専用」と表示される

画面上に大きく「専用」と表示される

5. 
カラーをタップして色を選び、文字の色を変えていきます。その後「完了」をタップすると、画像に「専用」と書かれた状態になります。
文字の色を変えられる

文字の色を変えられる

専用出品の表示に関しては、商品名と画像の両方を変更する必要はありません。商品名の変更だけでも専用出品だと分かるので、手間をかけたくない場合には片方だけ行うようにしましょう。
 

新たに専用出品をするケースもある

複数の商品をまとめて出品していると、特定のものだけ売ってくださいとお願いされることがあります。もしOKであれば、その商品だけ別に出品して、購入してもらうことになります。

この時には、特定の商品だけを専用にして、新しく出品していきます。購入希望者には「新しく出品するので、そちらで購入してください」と伝えましょう。そうすれば、他の出品物から購入する商品を見つけてくれます。
 

専用ページは期限を決める

購入希望者からのコメントで専用出品にしたにもかかわらず、なかなか購入されないこともあります。トラブルの元になってしまう可能性があるので、専用にするならば、必ず期限を決めておきましょう。

コメント欄を使って、例えば「2日以内に購入されない場合には、専用を外します」と伝えておくのです。購入側も期限があれば早めに手続きをしようと思うでしょうから、購入までの流れがスムーズになることもあります。

参考:メルカリで「購入希望」のコメントがあったのにずっと購入されない問題……どのくらい待てば良い?
 

専用ページの探し方

購入希望者が約束した商品を購入する際、専用ページを探すときには、マイページにある「いいね!・閲覧履歴」を使うのが一番スムーズです。出品者が商品名を変えただけでは「いいね!・閲覧履歴」から削除されないので、ここから商品を見つけて購入していきましょう。
 

専用出品はメルカリの公式ルールではない

メルカリでは専用出品が頻繁に行われているので、それが当たり前だと思われています。繰り返しになりますが、専用出品はメルカリの公式なルールではありません。あくまでユーザー同士の独自のルールなので、専用出品の商品を他のユーザーが購入してしまうこともあります。これを「横取り」というのですが、ペナルティなどは課せられません。

参考:メルカリで「専用」にしたら他のユーザーが横取り。出品者はどう対応するのが正解?

「横取り」をする理由は、専用出品がメルカリの公式ルールではないこと、そして先に購入手続きをした人が購入できるというメルカリの基本的なルールに従っているからです。ユーザー同士のルールが存在するとはいえ、あくまで独自のルール。それを守らなくても問題ないという考えもあります。

とはいえ、メルカリの取引においては専用はマナーの1つと認識されていますし、出品者の考え次第では取引がキャンセルされることもあります。専用出品の横取りの扱いはとても難しいのは事実。購入できなかったユーザーからクレームを受けないためにも、プロフィールに「専用にしても、先に購入した人と取引をします」と書いておくと安心です。

メルカリの操作方法や公式ルールについて迷った場合は、メルカリが運営する「メルカリ教室」に参加するのもおすすめです。無理なく、楽しくメルカリを続けていきたいですね。

 

よくある質問

Q. メルカリで専用出品した商品を「横取り」されたらどうすれば良いですか?

A. 専用出品した商品が横取りされてしまった場合は、出品者は購入者と取引するのがスムーズな流れです。何か特別な理由があるなら別ですが、出品者にとっては、誰が購入してくれても金額さえ違わなければ大きな問題ではないと考えられます。

一方、横取りをされてしまった購入予定の人は悔しい思いでいっぱいでしょう。購入した人に文句のひとつも言いたいところですし、もしかしたら出品者を逆恨みすることもあるかもしれません。どうしてもその商品が欲しいなら出品者にキャンセルしてくれるように掛け合うのも方法ですが、出品者が応じるかどうかは分かりません。応じてくれない場合には諦めるしかありません。先に購入手続きをした人と取引をするのはメルカリの公式ルールですから、八つ当たりなどは絶対にしてはいけません。そして今後探している商品が出品されるかもしれないので、検索条件の保存をしておくのもおすすめです。
 

Q. メルカリで「専用ページを作りました」と言われたのですが、見つかりません。どこにあるのですか?

A. 出品者が「専用ページを作りました」というのは、出品商品を「専用」にしたという意味です。もともとの商品名に「専用」と書かれている場合が多いですから、そのまま購入手続きをすれば大丈夫です。ただ、出品者によっては新しく商品を出品して、そちらを専用にしている場合もあります。この場合は出品者のアカウントページから他の出品物を探してみましょう。
 


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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※OSやアプリ、ソフトのバージョンによっては画面表示、操作方法が異なる可能性があります。

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