地震による損害に備えたい人はエコノミー型が選択できない場合も
「地震・噴火またはこれらによる津波」による損害は、一般型でもエコノミー型でも補償の対象外
補償内容は全損時など一定以上の損害を受けたときに限り、例えば50万円などの定額を支払う保険会社がほとんどですが(車両保険の保険金額の全額を支払う保険会社も一部あります)、一般型の車両保険にのみセット可能なケースも。こうした特約が必要と考える場合、エコノミー型を選択できなくなる保険会社があることも知っておきましょう。
エコノミー型が向いてるかどうかは慎重に見極めたい
車両保険に入ると自動車保険料が高くなってしまいますが、エコノミー型であれば一般型に比べると保険料が大幅に安くなり、加入しやすいのは事実です。一方、補償の対象となる状況が限定されるため、補償の対象を正確に理解し、自分が走行するエリア特性や車の利用方法を考えて、エコノミー型が向いているかどうかを慎重に見極める必要があることを頭に入れておきましょう。ここまで、エコノミー型に注意を促す内容が中心になりました。しかし、車を購入して時間が経過、自動車ローンはなく、車両保険の保険金額も多くなく、事故の発生時に補償の対象外で車の損害が自己負担になっても大きな問題とならない状況では、エコノミー型の車両保険も有力な選択肢になることを最後に付け加えておきましょう。
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