2017年1月は一筋縄ではいかない映画揃い
いろんなタイプの映画が揃いました!華やかなマーベルコミックのヒーローあり、賞レース参戦にしそうな力作もあり!しかし、今月のイチオシはイケメン兄弟の爽やかな映画を選びました!今月のイチオシ!『キセキ ーあの日のソビトー』(2017年1月28日公開)
「キセキ」などのヒット曲で知られる素顔も本名も明かさない歯医者さんバンドGReeeeN。彼らの誕生エピソードを映画化したのが本作『キセキーあの日のソビトー』です。
ロックな兄(松坂桃李)とマジメな弟(菅田将暉)。医者の父に反対されながらも音楽で身を立てようと家を出た兄と医者を目指す弟を繋ぐのは音楽だった。弟の音楽の才能に兄が気付いたことから始まるGReeeeNの物語がいいんですよ。あっちこっちぶつかりながらも兄弟と仲間たちが目標を持って歩む姿、諦めない姿勢が親や周囲の心を動かす様子などがとてもさわやかに嫌味なく描かれています。
GReeeeNファンも嬉しいと思うし、松坂、菅田のイケメン兄弟が素敵すぎて、女子卒倒間違いなしです。(公式サイト)
監督:兼重淳 出演:松坂桃李、菅田将暉、忽那汐里、平祐奈、麻生祐未、小林薫ほか
(c)2017「キセキ -あの日のソビト-」製作委員会
気鋭の若手監督が描くファッション業界の裏側
『ネオン・デーモン』(2017年1月13日公開)美に固執するモデルたちの野心と執着を映像として表現するとこうなるのか~。恐ろし過ぎます……。(公式サイト)
監督:ニコラス・ウィンディング・レフン 出演:エル・ファニング、キアヌ・リーヴス、クリスティーナ・ヘンドリックス、ジェナ・マローンほか
遠藤周作の名作を巨匠スコセッシが映画化
『沈黙ーサイレンスー』(2017年1月21日公開)信仰か命かの究極の選択、追い詰められたとき人は何を選ぶのか……。スコセッシ監督が長年温めていた企画の念願の映画化に窪塚洋介、浅野忠信、イッセー尾形、小松菜奈などが日本人俳優が出演しているのも話題です。(公式Twitter)
監督:マーティン・スコセッシ 出演:リーアム・ニーソン、アンドリュー・ガーフィールド、アダム・ドライバーなど
綾野剛主演の男たちの闇バトルを描く
『新宿スワンII』(2017年1月21日公開)闇の世界で暗躍するスカウトたちの縄張り争いとプライドをかけた闘いが展開されます。綾野剛の当たり役、今回も白鳥は自身の正義を貫くのか、見物です。(公式サイト)
監督:園子温 出演:出演:綾野剛、浅野忠信、伊勢谷友介、深水元基、山田優、豊原功補、吉田鋼太郎、椎名桔平
北朝鮮のやらせ映像!衝撃の社会派映画
『太陽の下で -真実の北朝鮮-』(2017年1月21日公開)凄い問題作ですが、監督曰く「しかし北朝鮮の方たちは幸福そうで、やらせの指示に疑問も感じていない」と語ります。私たちの知る北朝鮮は、ほんの一部でしかないのです。幸福のカタチは彼らと私たちでは全く違うことが、この映画を見るとよくわかります!(公式サイト)
監督:ヴィタリー・マンスキー
ベン・アフレック主演の会計必殺仕事人映画
『ザ・コンサルタント』(2017年1月21日公開)いわゆる“必殺仕事人”で、ベン・アフレックのちょっとネクラっぽい個性が役に合いそう。映画監督として役者としても脂ののりきったアフレックの魅力を楽しんで。(公式サイト)
監督:ギャヴィン・オコナー 出演:ベン・アフレック、アナ・ケンドリック、J・K・シモンズ、ジョン・リスゴー
天才外科医の魔術にうなるアメコミ映画
『ドクター・ストレンジ』(2017年1月27日公開)俺様外科医が魔術で甦るという荒唐無稽な展開とカンバーバッチやティルダ・スウィントン、マッツ・ミケルセンなどの渋い演技派たちの熱演が楽しくてたまらない! 今後“アベンジャーズ”との共演も期待させる展開。エンドロール後に仕掛けがあるので最後まで見て!(公式サイト)
監督:スコット・デリクソン 出演:ベネディクト・カンバーバッチ、キウェテル・イジョフォー、レイチェル・マクアダムス、ベンジャミン・ブラット、マッツ・ミケルセン、ティルダ・スウィントンほか
オリバー・ストーンが実話をスリリングに映画化
『スノーデン』(2017年1月27日公開)暴露するまでのスリリングなサスペンスとスノーデンのこれまでの行動が交錯して真実をあぶりだす。社会派映画ですがドラマチックな展開で意外と見やすいです。(公式サイト)
監督:オリバー・ストーン 出演:ジョセフ・ゴードン=レヴィット、シェイリーン・ウッドリー、ザカリー・クイント、リス・エヴァンス、ニコラス・ケイジほか
男くささ満載のハリウッド版『七人の侍』
『マグニフィセント・セブン』(2017年1月27日公開)極悪非道な悪漢に家族を殺された女性が、敵を討つためにアウトロー7人を雇う。7人はそれぞれの武器を手に命懸けの闘いを繰り広げる西部劇。
元ネタは黒澤明の『七人の侍』とジョン・スタージェスの『荒野の七人』。賞金稼ぎのために集まった7人が見事な闘いっぷりで悪漢と相対する姿がしびれる~と男ウケ抜群のアクション大作。キャストも豪華、スカっとしたい人はぜひ!(公式サイト)
監督:アントワーン・フークア 出演: 出演:デンゼル・ワシントン、クリス・プラット、イーサン・ホーク、ヴィンセント・ドノフリオ、イ・ビョンホンほか
洗練された映像によるスリルある追跡劇
『アイヒマンを追え! ナチスがもっとも畏れた男』(2017年1月7日公開)ナチ関連の映画が多い昨今、この映画は映像や美術が美しく洗練された社会派サスペンス映画に仕上がっています。バウアーを演じたブルクハルト・クラウスナーの名演も見物です!(公式サイト)
監督:ラース・クラウメ 出演:ブルクハルト・クラウスナー、ロナルト・ツェアフェルト、リリト・シュタンゲンベルクほか