メンズコスメ/ベストバイメンズコスメ

【髪・体編】ベストバイ!メンズコスメ 2016

ますますの深化を見せる男性のヘア&ボディケア。2016年に発売された商品を振り返り、そのヒットの原因を探ります。

藤村 岳

執筆者:藤村 岳

メンズコスメガイド

2016年の男性美容を総括!買うべきメンズボディ&ヘアケア

2016年の男性美容を総括!買うべきメンズボディ&ヘアケア

2016年の男性美容を総括!買うべきメンズボディ&ヘアケア

【香水編】ベストバイ!メンズコスメ 2016に続き、ボディケアとヘアケアを振り返ってみましょう。ヘアケアに関しては薄毛の心配などからこまめにやってきた人も多いでしょうが、今では、男性もボディケアするのが当たり前となっています。特に保湿や冷え対策など、ニーズが女性と変わらなくなってきたのが、今年の特徴と言ってよいでしょう。この後に【顔編】ベストバイ!メンズコスメ 2016も続きます。

男のボディケアの完成形

リサージ メン アロマティッククリーム 200g 2700円

リサージ メン アロマティッククリーム 200g 2700円

では、そんな多彩な様相を見はじめたベストバイアイテムを見ていきます。まず、印象に残っているのがリサージ メンの「リサージ メン アロマティッククリーム」。とうとう男性用でここまで本格的なアイテムが出てきたのか、とうれしくなりました。

つまり風呂上がりなどに乾燥を気にしてボディクリームを塗るのが男性にも求められているということです。そうとう敷居の高い行為であったボディの保湿、それが普通になってきています。今までは美容意識の高い男性は女性用、もしくはユニセックスブランドに頼っていたことでしょう。それが男性専用アイテムが登場したことは特筆に値します。

同ブランドの特徴である天然精油100%を使用した非常に心地よい香りのクリームは伸びがよく、ケアになれていない男性でもストレスなく塗布できます。水溶性コラーゲン、ジャイアントアロエエキスなどの各種保湿成分を贅沢に配合し、潤いをしっかりと与えてくれます。


男性でもハンドクリームが当たり前に

ロクシタン セドラ ハンドクリーム 30ml 1400円

ロクシタン セドラ ハンドクリーム 30ml 1400円

カップル使用が多いと言われているロクシタン。その男性用ラインがセドラです。爽やかで深みのあるラインから「セドラ ハンドクリーム」も登場しました。男性のネイルケアも市民権を得てきて、手に対する意識の高まりが感じられます。

特にセドラは柑橘のフレッシュさとともにシダーのウッディさをも併せ持つ香り。そんな複雑さが人気を呼んでいます。ソープ、クレンザー、シャワージェルといったボディケア、 シェービングやフェイスジェルなどのフェイスケア、そして香りのオ ードトワレといった中に新しく入ったのがハンドクリーム。これで全方位的に男性のケアを網羅できます。

ヘアケアの選択肢はますます拡大

AXEブラック ヘアスタイリング剤の他、ボディケアのアイテムが充実している

AXEブラック ヘアスタイリング剤の他、ボディケアのアイテムが充実している

シリーズと言えば、大型のローンチが行われたのが「AXEブラック」でしょう。ヘアスタイリング剤5種を中心にシャンプーやボディソープ、フレグランスボディスプレーが揃っています。新発売時には中田英寿氏とのコラボで黒シャツを展開していましたので、覚えている方も多いでしょう。

ポール・スチュアートundefined薬用 スカルプ デオトリートメント シャンプー N 500ml 2000円

ポール・スチュアート 薬用 スカルプ デオトリートメント シャンプー N 500ml 2000円

リニューアルという点では、ポール・スチュアートもデザインを一新。香水を1種類増やして、より幅広い選択ができるようになりました。ここで注目したいのは「ポール・スチュアート 薬用 スカルプ デオトリートメント シャンプー N」。

ノンシリコーン処方なのに、洗い上がりがなめらかで指通りがよく、きしみません。黒米エキス、高濃度抽出緑茶エキス、フェンネルエキス・ワイルドタイムエキスなどの保湿成分によるアクティブコンプレックスを配合しています。今まで、男性向けのシャンプーは皮脂を奪い取ることに主眼を置いたものが多かったのですが、こういう保湿メインに考えられているシャンプーがスタンダードになってきているのです。

入浴剤は依然として炭酸がホット

薬用ホットタブ重炭酸湯 30錠 2700円

薬用ホットタブ重炭酸湯 30錠 2500円

入浴シーンでも変化がありました。ここのところ炭酸美容が人気ですが、その傾向はまだまだ続きそうです。花王のバブ、バスクリンのきき湯と売れ筋の商品が続く中で、ガイドが注目したのは湘南ベルマーレの選手も愛用しているという「薬用ホットタブ重炭酸湯」。こちらは研究者がドイツの自然炭酸泉や大分長湯温泉を分析してできた日本初の重炭酸イオン入浴剤で、体の芯から温まると評判の炭酸湯を家庭でも手軽に楽しめるようになりました。

現代人にとって大敵の「冷え」。実は男性も隠れ冷え性の人が増加しており、様々な疾患の遠因となっています。体温が下がると免疫力が落ちるのはよく知られていることで、入浴でそれをケアできるならいいですよね。

この薬用ホットタブ重炭酸湯は、なんでも水道水の塩素を除去することもできるとか。また、別売りのシャワーヘッドにタブレットを充填すると、シャワーでもその効果を楽しむこともできます。美肌作りやヘッドスパとして取り入れている人も増えているそう。

ダイソンのドライヤーの革新性

ダイソン スーパーソニックヘアドライヤー 4万5000円

ダイソン スーパーソニックヘアドライヤー 4万5000円

ドライヤーの形はもはや完成形で、あとは細かな進化が期待されているものと思っていましたが、ダイソンの「スーパーソニックヘアドライヤー」でその思いは完全に裏切られました。まず目を瞠るべきはその形状。可能になったのはモーターの進化で、ここに搭載されたモーターは通常のドライヤーの毎分1万2000回転ほどとは格段二違い、毎分約11万回と桁違いのパワー。しかも最大で8倍速く回転できるのに、重量は約半分と軽胃のが特徴です。だからこそ、ハンドル部にモーターを設置でき、独自の形状になったのです。

形もさることながら注目したいのはその温度。4段階の設定ができて、速乾は約78℃、標準で約62℃、低温では約45℃とかなり低いもの。最初は「これで本当に乾くの?」といぶかしんだのですが、まったく心配はなく一般のドライヤーの100℃前後の高温風で乾かすよりもかえって、時間は短くなったくらい。風に角度をつけたおかげで髪の根元まで風が入り込み、速乾が可能になりました。しかも低温なので髪と頭皮のダメージも軽減されています。いいこと尽くめですが、難点はやはりその価格。使う人を選ぶのは、ダイソンの他のアイテムと同じですね。

薄毛の心配を抱える男性はヘアケアは熱心でしたが、ボディケアまで気を配ることができる人は少数でした。その状況が変わり、2016年はより深化したボディケアアイテムが揃う元年とも言うべき年。これからの発展にますます目が離せなくなりそうです。


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