たった数秒で異性の心を掴むには
カジュアルな街コンなどで活かせる自己紹介の方法とは
異性との会話については、練習あるのみです。ですから、一度読んで終わりではなく、ぜひ街コンに参加する前後に何度も読み返し、街コンに参加するたびに反復して学んでいただくことで、本当にあなたにとって役立つ知識となります。
注目を引きつけるポイント
居酒屋やカジュアルレストランなどで開かれることが多い「街コン」では、いわゆる「婚活パーティ」のようなプロフィールカードが無いことが多いので、自己紹介の時間で話した内容をもとに、会話を広げることが重要です。当然といえば当然なのですが、初めて参加する人にとっては「何を話していいのか分からない」となりやすいポイントです。
出身地や趣味などをただ話しても良いのですが、それではなかなか異性の心にささることはありません。なぜなら、あなたの特技などが突出していれば異性も「おおっ!」と思いますが、なかなかそこまで驚くような特技は持てるものではありません。
しかし、あなたがもしも趣味や特技が普通だったとしても、素晴らしい自己紹介ができる方法があります。しかも、その方法を使えば街コンが終わった頃にも、異性はあなたのことを簡単に思い出すことができるのです。
その方法はたった30秒で実践できます。
30秒で相手の心を掴む技術
「エレベータートーク」という言葉を聞いたことがありますか? 別名「レーザートーク」とも言います。
これはビジネスの現場で、エレベーターで目的の階に着くまでのあいだに、一緒に乗った人たちにセールストークを行い、商品を買ってもらう優れたトークのことです。エレベーターに乗っているあいだですから、非常に時間としては短く、およそ30秒~1分くらいです。
エレベータートークは、30秒という時間のあいだで商品の特徴や、それを買ったらどうなるかを説明し、相手の心を動かすもの。その方法をあなたの自己紹介に応用すれば、街コンを非常に有利に進められることができます。
あなたが異性に自己紹介をする時間も、せいぜいそれくらいでしょう。それ以上長いと相手も飽きてしまいますし、自分自身も話すのが疲れてしまいます。特に、普段あまり異性と話すことに慣れていない人であれば尚更です。
では、実際にどのようにして街コンなどで異性の心をつかむ「エレベータートーク」ができるのでしょうか?
街コンでの「エレベータートーク」自己紹介の例
まずは、エレベータートークを実際の街コンの場でやってみると、どんな自己紹介文になるか、例を挙げてみます。どこがポイントになっているかわかるでしょうか?
「はじめまして、誰もが知っているアパレル店の店長をやっているA男(あなたの名前)です。今回、街コンでは一緒に色々なところに旅行に行けるような、趣味の合う彼女を作りたくて来ました。
旅行は本当に大好きで、国内・海外両方含めると毎年10回は行きます! そのせいで、アパレル店長なのに、『旅行会社で働けば?』とよく言われます(笑)。
実は、両親がもともと旅行好きで、子供の頃に色々なところに連れて行ってくれたのが、僕が旅行好きになったきっかけだと思います。“旅好き女子”の方! もしいたら、仲良くなれたら嬉しいです」
この自己紹介文がどのように構成されているかというと、「キャッチ」「メリット」「ウィット」「理由」「クロージング」という5つの項目に分けることができます。
(ビジネス用のエレベータートークはすこし構成が違うのですが、今回は街コン用にカスタマイズしてあります)
それぞれの項目について、説明していきますね。