「子供を愛せない」自己嫌悪感が親子の溝を深め、悪循環に陥る

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「子供が可愛くない」「愛せない」という気持ちが生じても、「ひどい親」「親失格」と思われないかと、言葉に表せず、それは更にママを追いつめる事に繋がるでしょう

「子どもは可愛い」「子どもは愛おしい」この感覚、感情は、親であるなら当然のように、世間では思われています。

もし「子供が可愛くない」という気持ちが生じても、それを言葉にすると「ひどい親」「親失格」というレッテルを貼られてしまうかもしれません。そしてその思いは更にママを追いつめる事になるでしょう。

子供を愛せない自分に嫌悪感を抱き、その落ち込みが子供に伝わって親子の溝が深まり、更に子供を愛せなくなる……というような悪循環に陥る場合もあります。
 

子供を愛せないママに多い「親に愛されず育った過去」

もちろん、子供が幼い頃は家事や育児に多忙を極め、子供を可愛いと感じる余裕がない時もあるでしょう。自分の体調が芳しくない時などには子供の世話や泣き声が、負担に感じる事もあります。

ですが普段でも、子供が「ママ、ママ」と呼ぶ声に憂鬱になり、うるさく感じると悩むママもいるのではないでしょうか。そのような場合は、少し自分の過去を振り返ってみてください。

「自分自身が親から愛されてなかった」と思う事はないでしょうか……。親に愛されず育った子供が大人になり、親となった時、我が子に対しても愛情を持てない事は充分あり得ます。
 

親に愛されず育った子供が大人になった時、ぶつかる3つの苦悩

■1、人に任せることが不安で何でも自分でやり、疲れる
親に頼れず育ってきた為、信頼する感覚が育まれておらず、人に任せる事が不安で、全て自分でやろうとし疲れる事が多いでしょう。

■2、人が求めていない事まで世話をやき、嫌われる
人に愛されたいと一生懸命尽くすのですが、それは相手の求めているモノとは違い、お節介と取られ、嫌がられる場合があります。

■3、人と親密な関係を築く事が苦手で、孤独になる
人との関係は、本音を言い合い、ぶつかり合う事も経て、親密さが深まっていきます。親に愛されなかった場合、1度ぶつかり合うと2度と受け入れられないのではという不安を抱き、本音を話す事ができず、孤独を感じる事が多いでしょう。

これらの特徴が当てはまり、「自分は親に愛されて育てられなかった」と感じる場合、ママの心を呪縛から解放し、このネガテイブな親子関係を断ち切る方法を考えてみましょう。
 

ネガティブな親子関係の呪縛連鎖を断ち切る!ママを変える3つの方法

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親に愛されず育った子供が親になった時、連鎖を断ち切るには、先ずはママ自身が変わる事です。我が子には「愛する気持ち」をきちんと伝える育て方をしてあげたいですね

■1、日常簡単にできる小さな幸せを見つけ、完璧主義を緩めましょう
人に任せられず、自分で全てを背負い込むのは、ある意味、完璧主義とも言えるでしょう。「もし、うまくいかなくても、それはそれでいい」と自分に言い聞かせ、先ずは小さな事から人に任せてみるのもいいですね。そして少しずつ人を信頼していく感覚を身につけていきましょう。

そして、時にはのんびりと空を眺めたり、好きなお菓子をゆっくり食べたり、アロマ香るお部屋で音楽を聞いたり、自分が穏やかな気持ちになれる時間を持ち、「完璧でなければならない」という気持ちを緩めていきましょう。

■2、欲しくないお世話は断る勇気を持つ事で、お節介を愛情に変えましょう

人に世話をやきすぎるのは、心が温かく優しいからでしょう。決して悪い事ではないのですが、お節介に感じられるのは、相手がその関わりを望んでいるか、そうでないかの見極めができないからです。

日頃の身近な人との会話や関わりを「なんとなく」やり過ごしていないでしょうか?自分自身、人から欲しくないお世話をされた時は、断る勇気を持ってみましょう。そうすることによって、相手の望んでいる関わりかどうかが見えてくるようにもなります。あなたの温かいお世話がお節介でなく、愛情として伝わるようになるといいですね。

■3、熱中できるもの(趣味)を通し、人間関係を少しずつ密にしていきましょう
人と距離を縮めるのが苦手ななたは、1対1の関係ではなく、先ずは集団の中で人との付き合いを始めてみましょう。自分の得意な事、好きな事など、熱中できるものがあれば、趣味のサークルや集いに参加してみるといいですね。

そこで、共通の話題を通じて話すことにより、自分と気の合う人が自然にでき、徐々にその人との距離が縮まってくるのを感じる事ができると思います。そして焦らずに人間関係を築き親密になってきましょう。
 

「今ここで」の自分の意識を変え、子供への気持ちを変える

「親に愛されて育てられなかった」確かにそれは残念な事です。でも、親を責めたり、恨むべき事ではありません。今、ここで、過去の事を恨んだりしても何一つ、前向きな方向には進まないでしょう。

過去の出来事は変えられません、ですが、今ここでの自分の考え方は変えることが出来ます。きっとあなたの親は「愛する気持ち」を伝えて育てる方法を知らなかっただけです。

「私はとっても素敵な人」「私は一生懸命子育てをしているママ」「私は今の私が好き」と、毎朝、鏡に向かって笑顔で自分自身に語りかけてあげましょう。きっとあなたの人生はこれから変わってくるはずです。

そして我が子には「愛する気持ち」をきちんと伝える育て方をしてあげたいですね。
 


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※乳幼児の発育には個人差があります。記事内容は全ての乳幼児への有効性を保証するものではありません。気になる徴候が見られる場合は、自己判断せず、必ず医療機関に相談してください。