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「マンネリ外食」が貯蓄の大敵だった?

「特別高いお店に食べに行っていないのに、お金が貯まらない」という声をよく聞きます。実は、改善の余地があるかもしれません。今回は、お金を楽しく貯める人になるための外食の習慣についてお伝えします。

西山 美紀

執筆者:西山 美紀

貯蓄ガイド

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「マンネリ外食」で不満がたまっていませんか?

「たいした贅沢をしていないのにお金が貯まらない」「節約しているはずなのに、なぜ貯金がこれだけ?」と疑問に感じている方によく出会います。

特に、節約しているものの1つとして挙げられるのが「外食」です。「めったに高いお店には行っていないのに」「いつもファミレスやフードコートなのに」「節約のために、近所の定食屋くらいしか行っていないのに」という声をいただきます。

でも、お話をよくよく聞いてみると、そのお店に毎週のように、ときには週に何度も通っているのです。高級店に比べれば、1回あたりの費用はそれほど大きくないかもしれませんが、回数を重ねると、積もり積もって1か月あたり大きな金額になってしまいます。

では、どうしたらいいのでしょうか。
 

コツは「記憶に残る外食」に絞る

以前上梓した、書籍『お金が貯まる「体質」のつくり方』(すばる舎)でもお伝えしておりますが、楽しみつつお金を上手に貯めるには外食は「記憶に残るものだけ」に絞るのが正解です。

「またこのお店か……(トーンダウン)」「節約だから、安いお店に行くしかない」などと、感じてしまうような、自分にとってマンネリ化したお店に何度も何度も食べに行くくらいなら、極端な話、家でお茶漬けを食べたほうがいいかもしれません。

マンネリ外食になってしまうとお店にも失礼ですし、どんなに安かったとしても満足感がないものです。「こんなに節約をがんばっているのに、なぜ?」という不満ばかりが溜まっていき、節約をしているはずが、ストレスをどんどん抱えこんでしまうのです。

それならマンネリ外食はやめて、家で簡単な食事をした方がずっといいと思います。美味しいお米でご飯を炊いて、お茶漬けにするのもありですよね。
 
外食は”記憶に残るものだけ”に絞り、おうちごはんも見直してみましょう!

おうちごはんも見直してみましょう!


過去を振り返ってみて、行ったかどうか忘れてしまうくらいのマンネリ外食だったらやめてしまい、記憶に残る外食に絞ってみましょう。
 

外食のお金を再配分してみよう

「毎週毎週、あのフードコートばっかり行って飽きた」と感じるのであれば、回数が多すぎるのかもしれません。回数を減らして、例えば月に1回から2か月に1回くらいにしてみてはどうでしょうか。

マンネリ化していたフードコートに行くのもイベント気分になり、また違った風景に見えてくるはずです。ワクワクして記憶に残る外食になるのではないでしょうか。

もし、これまでマンネリ外食に8回行っていたら、マンネリ外食1、2回、家のごはん5、6回(注:すべてお茶漬けというわけではないです)、ずっと行きたかった少し高級なレストラン1回、というふうに配分すれば、満足度はぐっと上がるはずです。

トータルの金額が抑えられれば、満足度が上がったうえに、さらにお金も貯まるようになるのです。

このように、日々不満に感じていることのなかには、きっと解決策があるはずです。「マンネリ外食」をしていないかを振り返ってみて、ぜひ「記憶に残る外食」だけに絞ってみてください。お金が貯まるうえに、心もお腹も満たされて、今までよりずっと楽しい毎日になるはずです。

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