初めての彼女が妻になり、恋愛経験不足な夫の問題点

初めて付き合った彼女と結婚した男性の取り扱い方法とは?

初めて付き合った彼女と結婚した男性の取り扱い方法とは?


近年、様々な調査で「若者に彼氏・彼女がいない」というデータが発表されていますが、先月また新しいデータで、この事実が裏付けられました。

私の主宰する「恋人・夫婦仲相談所」でも「妻の気持ちがわからない」という男性の悩み、「恋愛音痴でKYな夫をどうしたらいいの?」という女性の悩みが寄せられています。

そこで今回は恋愛経験が少ないだんな様との夫婦関係のコツについてご紹介しましょう。

2016年9月に国立社会保障・人口問題研究所が行った「第15回出生動向基本調査」の結果(調査実施は2015年)が発表されました。様々な調査項目の中で私が注目をした結果は2つあります。

 

注目その1:「男性の、異性との交際状況

調査結果では

「恋人として交際している異性がいる」人は13.5%(前回 15.1%)
「友人として交際している異性がいる」人は5.9%(前回9.4%)
「交際している異性はいない」人は 69.8%(前回 61.4%)

となり、「友人としてすら交際する女性がいない」という人が増えている傾向がはっきりと表れています。

これを10年前の2005年、さらにバブル期だった1987年の調査と比べるとこのような変化が見られます。

恋人として交際している異性がいる男性」は
1987年=19.4%
2005年=24.3%
2015年=19.7%

友人として交際している異性がいる男性」は
1987年=23.6%
2005年=14.0%
2015年=5.9%

交際している異性はいない男性」は
1987年=48.6%
2005年=52.2%
2015年=69.8%

トレンディドラマの代表作『男女七人夏物語』が放送されたのが1986年夏。続編の『男女七人秋物語』が放送されたのが1987年秋のこと。ちょうどこのころは恋人と友達の中間の微妙な空気感での男女のグループ交際がはやった時期でした。そのあたりが、「友人として交際している異性」の割合が1987年に高かった理由かもしれません。

「友人としての異性」を含めても、半数以上の男性が「女性と交際していた」のがバブル期。そして今や女性と交際している男性はわずか3割という状態です。裏読みしますと、「女友達とやっちゃった!」「彼氏じゃないけど高級ホテル行きたかったから一緒に寝ました」がまかり通るバブル時代だったかもしれません。

 

注目その2:「異性との性交渉の経験がない未婚者の割合」

こちらも1987年、2005年、2015年と比べると面白い変化があります。
性経験のない20~24歳の未婚男性の割合」は
1987年=43.0%
2005年=33.6%
2015年=47.0%

性経験のない25~29歳の未婚男性の割合」は
1987年=30.0%
2005年=23.2%
2015年=31.7%

性経験のない30~34歳の未婚男性の割合」は
1987年=27.1%
2005年=24.3%
2015年=25.6%

のように推移しており、1990年代前半までは性経験のない未婚男性が減少傾向でしたが、2005年を境に一転して上昇に転じています。

今回調査では、30 代前半の男性を除き男女ともにすべての年齢層において、「性経験がない」と回答した未婚者の割合が前回よりも上昇しています。未婚者の性については、2000年代に入ってからは保守的傾向が見られるのです。

この2つのグラフから見えることはイマドキの男性は、一般的に「友達として」のような軽いものも含め「女性と付き合った経験値が少ない」。さらに「婚前交渉には否定的」である傾向が見られるといえるでしょう。

つまりは、お付き合いやセックスなども含めたいろいろなことが「妻が初めて」というだんな様が増えていると想像できます。

 

恋愛経験の少ない夫と、良好な夫婦関係を築くコツ

そんな「初めてつき合った女性が妻」というだんな様の場合、独身時代に百戦錬磨の恋愛経験を持つだんな様とは明らかに違った対応が必要になります。

「うぶでかわいいんだけど、女心をわかっていない」というだんな様とよい夫婦関係を築くには、どんな点に注意が必要なのでしょう? 5つのポイントをご紹介しましょう。

■1:できるだけ夫婦二人だけの時間を作る
独身時代にデートをした経験が少ないまま結婚し、子供ができてしまうと、男女の関係よりも、父親・母親の関係の方が色濃くなってしまい、家族の中心軸が夫婦でなく親子になってしまいます。

子供ができる前は積極的に、子供が生まれた後も意識して夫婦二人でデートをたくさんして「二人の空気感」「共通の体験や思い出」をたくさん作っておきましょう。

■2:記念日の行事やプレゼントの重要性を刷り込む
「恋人と付き合う」という経験がないと、多くの女性が大切に思う各種の「記念日」、クリスマスなどの「イベント」、相手への思いを伝える「プレゼント」などの重要性を理解・体験していない可能性が高いです。従って、各種の記念日やイベントを自分が大切にしていることをしっかり伝えないと、2人の温度差にがっかりすることが増えそうです。

「え、クリスマスイブ? その日普通に夜のシフトで出勤だけど、何か用事あるの?」などといわれてイラっとする前に、まずは恋愛経験値の少ないだんな様をしっかり教育しましょう。

■3:女性の性や身体について正しく伝える
女性との性体験が少なく、AVや風俗で得た経験しかない男性との寝室ライフは、びっくりするようなことが起きます。たとえば、射精は女性の顔面に出すものだと思っていたり、やたらとアクロバティックな態勢や強い刺激、乱暴な扱いが女性にとって快感なのだと勘違いしていたり、とにかく自分は何もしないで女性に奉仕してもらうだけだったり……。

あるいは、床にこすりつけるような強い刺激でいつもマスターベーションをしているので、普通のセックスでは快感が得られにくいなどの現象が起きることもあります。

女性の身体や快楽の仕組み、あるいはセックスに対する男女の違いなどを伝え、誤った先入観を少しずつ解いていくことが大切です。

■4:自由と束縛のバランスを教える
「恋人と付き合う」というのはかなり高度で特殊なコミュニケーション技術を必要とします。友人との関係、親や兄弟との関係とも違う、微妙な距離感と一体感。時には信頼と不信の間で揺れ動き、それに計算づくの駆け引きテクニックが加わったりもします。

そんな男女独特の距離感がわからないと、極端に相手を束縛したり、逆にあまりに無頓着で、外泊するのに連絡すら入れなかったりなどの問題が起きる可能性もあります。

「パートナーとの距離感」について、一度しっかり話し合うことをお勧めします。人によってまったく捉え方が違うのが距離感です。ここを間違えると、相手のことを好きでなくなってゆきます。

■5:自分だけの時間もお互いに尊重する
独身時代が長い方の場合、ひとりで気ままに、マイペースで毎日を過ごすことに慣れています。それが、結婚によって

「ひとりの時間がなくなる」
「相手の生活リズムに合わせなければいけない」

という環境に変わることは、大きなストレスになります。「一緒の時間」を大切にするのはもちろんですが、お互いの「ひとりの時間」も同様に尊重することで、2人の時間を一層楽しむことができるようになります。

よい夫婦関係には丁寧なコミュニケーションが必要ですが、「妻が初めて」な男性には、特にその必要性が高いと考えておきましょう。もちろんSEXも含めてです。

【関連記事】



【新サービス事前登録のご案内】
オールアバウトは「経験談」を売り買いするプラットフォーム「エクシェア」を開設予定です。
そこで、「誰かの経験談を聞いてみたい方」と「自分の経験談をシェアしたい方」とを募集しています。

誰かの経験談を聞いてみたい方はこちら
現在「夫の不倫を乗り越え、夫婦関係を再構築できた」「シングルマザーとして自立できた」「熟年離婚をして幸せ」という経験談が多く集まっています。

自分の経験談をシェアしたい方はこちら
現在「有利な条件で離婚できた」「離婚後、シングルマザーとしてしっかり生活できている」といった経験談を聞きたいという方が集まっています。

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。