LINEでのコミュニケーション法! 恋愛にも生かせるLINE術
気軽にメッセージをやりとりできるLINEだからこそ、気を付けたいポイントがあります
でも、電話で話したりするのとは違い、「文字だけ」でのコミュニケーションでは、表情や感情が伝わりにくいこともあります。会ったときの印象と、LINE上でのキャラが違う人、身近にいませんか? 親しくない間柄の人とLINEでやりとりをすると、「冷たい、暗い、かたすぎる」と思うことはありませんか? ――もしかしたらあなたも無意識に、そう思われているかも。
本人をよく知っている場合はいいのですが、まだ相手のことをそんなに知らない状態でLINEのやり取りをした場合、「この人って冷たい印象」「堅すぎて仲よくなれなそう……」という誤解をされやすく、結果的に「なんだかこの人とは合わないかも……」と思われてしまう可能性があります。これは、流行のマッチングアプリ上でのやりとりや、SNS上のメッセージなどにも共通していえることですが、とても残念なことですよね。
今回は相手に好感を持たれたいときの上手なLINEメッセージの作り方、気をつけるべきポイント、LINEで上手なコミュニケーションをとる方法をお伝えします。
<目次>
1. あなたの表情が浮かぶメッセージ
その笑顔、文字上で伝わっていますか?
例えば、スマホやタブレットでのメッセージがしやすいLINEでは、デートやビジネスの待ち合わせ場所や時間についてのやりとりも多いはずです。
通常でしたら、「◯日◯時に◯◯集合です」というメッセージで十分かもしれません。でも、愛される人になりたいなら、そこに一言、ポジティブなメッセージを追加してみましょう。
「◯日、◯時に◯◯集合です。△△さんと久しぶりにお会いできるのを楽しみにしてます!」という一言を追加するだけで、ニコニコしたあなたの表情が伝わりませんか? もし、そんなメッセージを受け取ったら、なんだかうれしい気持ちになって、「私も楽しみですよ!」と、優先的に返事を返したくなりませんか?
文字だけでも表情が浮かぶメッセージというのは、感情表現をプラスしたメッセージのことなのです。いくら必要な情報がしっかり入っていたとしても、送る側の「感情」が見えないと、読んだ側の「感情」を動かすことができません。相手の感情を動かすのは感情だけなのです。
感情を表現するっていったい……なんて、難しく考えないでいいんです。
会う約束をするときは、「会えるのが楽しみ!」
会った後には「会えてうれしかった」「今日は楽しかった」
――というふうに、そのときに生まれた「プラスの感情」をそのまま言葉にしてプレゼントすればいいんです。
2. 話し言葉を文字起こしするイメージで文章を柔らかく
次に、意識したいのは、メッセージを打つ時に、相手が自分の目の前にいると想像をしながら文章を考えているか、ということ。これが身についていないと、ついつい言葉が堅くなりがちなのです。そうなると、対面で話をする時は「気さくな印象」なのに、文章になると急に「冷たい、堅い印象」になってしまう人を多く見かけます。そのためには、「書き言葉」よりも「話し言葉」を意識してみてください。
例えば、
書き言葉 = 掃除をせず、外出する ですが、
話し言葉 = 掃除をしないで、外に出る となります。
受ける印象の「柔らかさ」が変わりますよね。相手と会話をしている気分で、話し言葉を文章にしてみると、とても柔らかい文章になります。
3. スタンプや顔文字でボディーランゲージを追加
絵文字や顔文字、スタンプを使って、メッセージにボディーランゲージをプラスしましょう。ボディーランゲージとは音声や言葉ではなく、身振りや手まね、顔の表情で相手に意思を伝えることを指します。これをLINE上で行う場合、スタンプや顔文字を活用するのがオススメです。たとえば、「おはよう」の一言でも、「おはよう♪」 「おはよう(^o^)」では印象が違いますよね。
ただ、「ハートマーク」は、使う相手とタイミングに注意してくださいね。意中の相手ではない人やビジネスの相手に「ハートマーク」を送ると、「恋愛対象だと思われている?」とか「もしかして誘ってる?」などと思われてしまう可能性があります。
使いやすいのは「星」と「四葉のクローバー」、また「汗」や「キラキラ」、“顔”で変換すると出てくる「表情の絵文字」、“いいね”“OK”“待って”などを表す「手のマーク」です。これなら、老若男女問わず使えますね。
4. 改行を使って、息継ぎとテンポを表現
話し言葉やスタンプ、絵文字を駆使しても、新聞のように、改行なしでギッシリ、ビッシリとした文章を送ってしまうのは、非常にもったいない例です。文字がズラッと並んでしまうと読みにくいのはもちろん、どこが重要なのかもわかりにくく、読み飛ばされてしまうこともあります。
実際、対面で会話をする時には、マシンガンのようにガガガガガッ!と一方的に話したりしません。テンポよくキャッチボールをするのが、心地いい会話の条件ではないでしょうか。話しているときは、当然、「息継ぎ」をしながら話しますよね。そのイメージで、LINEのメッセージも「改行」をしてみてください。
まずは、句読点の「。」のあとには1つ改行して区切りをつけ、話題が変わるときは2つ改行して「行間」を広くとりましょう。慣れるまでは、メッセージを送る前に声に出して読んでみるといいですよ。あなたがスラスラ声に出して読めるように、呼吸のタイミングで改行を入れるようにしてみてください。
そもそもLINEの場合、短文を送るメッセージアプリですから、一度に送るメッセージがワンスクロール以上になる場合は、一度送って、次のメッセージとして送るのもテンポのよい息継ぎになります。
いずれにしても、メッセージを読んだ相手がどう感じるかを考えつつ、あなたの表情やテンションを想像できるような、動きのある柔らかい文章を作ると、読んでいて楽しいLINEのやりとりをすることができます。ぜひ、魅力的なLINEコミュニケーションで素敵なメッセージを送れる人になってくださいね。
【関連記事】