大流行中の「グランピング」とは?
るり渓温泉にある温泉
日本でも、この世界的な大流行を受けて、去年から今年にかけて、全国各地に続々オープン。自分でテントを張って寝袋などで寝る通常のキャンプとは違い、風呂やトイレ、ソファなどの家具を備えてある施設の中で、優雅に自然を満喫でき、贅沢なキャンプを手ぶらで体験ができます。なかには高級ホテル並みの、ラグジュアリーで、快適なサービスを受けられるところも。
2016年は、まさに「グランピング元年」と言っても過言ではありません。
今、大ヒット中のグランピング体験ができる施設の中で、温泉やお風呂が充実し、人気を集めている施設を厳選、ご紹介します。
るり渓温泉 GRAX/京都府
キャンプエリアは細部までこだわっています。8月はほぼ毎日満室でした
京都にあるるり渓温泉に、2016年6月、話題のグランピングが楽しめる施設、GRAXがオープンし、話題を呼んでいます。
宿泊は、トレーラーハウスやコテージタイプのキャビン等大型ドーム型テントなどがあります。お食事は、地産地消がテーマで、京野菜をふんだんに使ったBBQスタイル。敷地内にある温泉は、自由に入ることができます。
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GRAX
・住所:京都府南丹市園部町大河内広谷1-14
・電話:0771-65-5001
・公式HP
ザ ファームキャンプ/千葉県
ザファームでは農業体験もできるグランビング施設です
千葉県香取市にある農園リゾート「THE FARM」の中に、2016年8月、グランピング施設がオープンし、以来人気を集めています。
農園にある、新鮮な旬の野菜が楽しみなBBQのほか、ナトリウム塩化物温泉が楽しめる天然温泉のかりんの湯があるので、リフレッシュするにはもってこいの複合施設だと思いました。
<DATA>
ザファームーキャンプ
・住所:千葉県香取市西田部738(リバーサイド)
:千葉県香取市西田部1309-29(フォレストサイド)
・電話:0478-79-0666
・公式HP
那須モンゴリアンビレッジ テンゲル/栃木県
モンゴリアンビレッジのゲル内部。温泉は自家源泉でいくつかの泉質がブレンドされている美肌の湯です
那須高原にある那須モンゴルビレッジテンゲルは、その名の通り、モンゴルの移動式住居であるゲルに宿泊できる施設で、ここでもグランピング体験をすることができます。
まるでモンゴルに来たみたいな気分になりますが、那須黒毛和牛が楽しめるBBQや、自家源泉の天然温泉もあり、那須高原とモンゴルが上手に融合されている施設です。
<DATA>
那須モンゴリアンビレッジ テンゲル
・住所:栃木県那須郡那須町高久丙1577-9
・電話:0287-76-6144
・公式HP
とれとれヴィレッジ/和歌山県
発泡スチロールで作られたドーム型の施設がずらりと並び、夜は幻想的です
西日本最大級の海鮮マーケット、とれとれ市場では、四季折々の魚介類が販売されていて、購入した海鮮で海鮮BBQを楽しむことができます。
またとれとれの湯は、しっとり、ツルツルすべすべの炭酸水素塩泉の温泉が堪能できる他、岩盤浴やエステも充実していて、こちらも人気です。
<DATA>
とれとれヴィレッジ
・住所:和歌山県西牟婁郡白浜町堅田2498-1
・電話:0739-42-1070
・公式HP
四万十温泉 山みず木/高知県
温泉からは四万十川と太平洋を同時に望むことができます
高知県、四万十温泉山みず木では、今年は6月22日から10月31日までの期間限定で、グランピングステイプランが登場しています。
敷地面積5万坪の敷地には、キャンプ場だけではなく、カフェやギャラリー、そして「絶景の秘湯」とも言われる温泉もあり、みかん色をしたこの温泉は、ナトリウムの泉質でポカポカ、よく温まる湯で、温泉マニアの間でも人気がある温泉です。
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山みず木
・住所:高知県四万十市高知県四万十市名鹿432-10
・電話:0880-31-9160
・公式HP
ホテル白銀/長野県
期間限定 1日1組限定でグランピングを楽しむことができます
テントはベルギー製のベルテント×ダイヤモンドタープ。夕食は本場アメリカWEBERのグリルを使用し、地元グリル野菜セットなどの、グランピングスペシャルメニューが用意されています。
温泉は万人受けする、単純温泉で、やわらかく肌なじみの良い湯です。
<DATA>
ホテル白銀
・住所:長野県下高井郡山ノ内町湯田中5976-1
・電話:0269-33-3545
・公式HP
おふろcafé bivouac/埼玉県
館内はまるでキャンプ場そのもの
グランピングがコンセプトのため、館内はキャンプ場にいるかのような造りで、ハンモックやテント、ボルタリングも配置されています。
館内のレストランで用意されているお食事は、グリル料理で、アウトドア感覚という徹底ぶり。
おふろは天然温泉ではありませんが、人工炭酸泉や山形月山から運ばれた泥パック、また硫黄泉が楽しめる浴槽もあり、温泉好きも十分に楽しめる施設となっていて、人気を集めているのが、よく理解できました。
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おふろcafè bivouac
・住所:埼玉県熊谷市久保島939
・電話: 048-533-2614
・営業時間:10時~翌朝9時(入浴は11時~)
・公式HP