由布院玉の湯とは

由布院玉の湯を代表するテラス。滞在が深まるにつれ、この庭の印象が確実に変化して行く

由布院玉の湯を代表するテラス。滞在が深まるにつれ、この庭の印象が確実に変化していく

宿の玄関(右手)前にて。左は売店「由布院市」

宿の玄関(右手)前にて。左は売店「由布院市」

由布院玉の湯は、湯布院温泉(大分県)の高級宿。亀の井別荘、山荘無量塔(むらた)と合わせ、湯布院の御三家とも呼ばれる、日本を代表する温泉宿です。

結論からいって玉の湯は、「ありのまま」で良いと教えてくれる宿です。ティールームや売店、バーは外来利用も可能ですが、「ありのまま」の良さは泊まってこそ分かります。

例えば上の写真は、雑誌によく登場する談話室前のテラスですが、率直に言って草が生い茂って手入れ不足気味にも見え、特別な高級感はありません。しかし、実際に泊まると、これが湯布院の自然「ありのまま」の姿だと納得し、すっかり気に入ってしまうのです。

同様の例は、いくらでも挙げることができます。高級宿なのにティールームではパン屋のあんパンを置いているし、夕食では箸休めとして「おから」が出ます。最初は違和感もありますが、次第にそれがこの宿らしさだと思えてくる。変に格好を付けずに「ありのまま」で居ることこそ、最高に格好良く尊い。スマートかつクールなのだと、宿の至る所で教えらるような気がして、楽しく元気になれるのです。

このように自然体で滞在を楽しめば、翌日正午にチェックアウトする頃には、まるで生まれ変わったように深い癒しが得られる。まさに日本を代表する名宿の一軒です。