『ルパン -ARS?NE LUPIN-』

(C)宝塚歌劇団 (C)宝塚クリエイティブアーツ

『ルパン -ARSÈNE LUPIN-』ではクールなアルセーヌ・ルパンを。龍さんにしては珍しい、感情を表に出さない役ですが、どこから見てもカッコいい大人の男の魅力が満載。

女役も素敵なのを再確認したのが『風と共に去りぬ』のスカーレット・オハラ。我儘で決していい女とは言えないスカーレットを、専科・轟悠さんを相手に堂々と、チャーミングに演じました。

2014年春、宝塚歌劇団は100周年を迎えました。その記念すべき公演を担当したのが、龍真咲率いる月組。『宝塚をどり』『明日への指針―センチュリー号の航海日誌―』『TAKARAZUKA 花詩集100!!』の豪華な3本立てで、100年にわたる宝塚歌劇団の魅力を広めるという大役を見事に果たしました。

そして、再演を希望するファンがとても多かったミュージカル『PUCK』が、龍真咲主演で実現します。美しい歌声に柔軟な演技が、妖精パックに息吹を吹き込み、初演時のファンも喜ばせました。

『1789undefined-バスティーユの恋人たち-』

(C)宝塚歌劇団 (C)宝塚クリエイティブアーツ

フランスの大ヒットミュージカル『1789 バスティーユの恋人たち』の日本初演を大成功に導いたのも龍さんでした。自由を勝ち取るため、革命に燃えて生きた平民ロナン。誰よりも質素な衣装ですが、さすが龍真咲。若々しい上に円熟した演技で、難しいナンバーを歌い切りました。

ため息が出るほど白い軍服姿が美しかったのが『舞音-MANON-』。許されない愛だからこそ燃え上がるシャルルを、情熱的に丁寧に熱演しました。

そして、宝塚歌劇団の男役として最後の役は『NOBUNAGA〈信長〉-下天の夢-』の織田信長。頂点を極めても型にはまらず、伸び伸びと生き生きと、思いのままに生きた信長は、まさに龍真咲そのもの。太く短く咲いて、ぱっと散るからなお美しいトップスターの美学を、役を通じて痛感させてくれました。