赤ちゃんに鼻水、鼻づまりが多いのは何故?

季節に関わらず、一年中鼻水のトラブルはおきる

赤ちゃんの鼻水鼻づまりに悩む人は多い

赤ちゃんは大人に比べ、鼻水や鼻づまりが多いのは何故でしょうか? 赤ちゃんの鼻は短く、鼻腔も狭いです。さらに粘膜も敏感なので、空気の乾燥や気温の変化が少しであっても刺激となり、鼻の粘膜が腫れたり鼻水が出やすくなります。

また空気中の微量のウイルスでも、体内に入ると、それを体外に排出させるため鼻水が出ます。いわば鼻水は、赤ちゃんが身体を守る為に行う自然な働きと言えるでしょう。

まだ自分で鼻をかむことができない赤ちゃんに、親はどのようにケアしてあげればよいのでしょうか? 鼻水や鼻づまりの対処法・緩和する方法や環境作りについて説明します。

【赤ちゃんの鼻水対処法・目次】
  1. 鼻水の種類と原因
  2. 鼻水、鼻づまりを解消する方法
  3. 鼻水吸引器(口吸い式と電動式)
  4. 鼻水、鼻づまりを緩和する環境作り
  5. 鼻水に潜む病気と病院受診の目安
  6. 症状と赤ちゃんの様子を見ながらケア


鼻水の種類と原因

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赤ちゃんが鼻づまりで、息苦しそうにしている様子を見るのはママも辛いですね

無色透明でサラサラしている鼻水
無色透明でサラサラしている鼻水は、気温の変化によるものや花粉やホコリ異物のよって出る鼻水です。放置しておくとそれによって、鼻の下がただれたり、息苦しさで睡眠や授乳、食事の妨げになりますので、緩和してあげましょう。

また風邪のひき始めの際も、このような鼻水が出ますので、発熱や咳など他の症状が出ないかも注意しておく必要があります。

透明でネバネバしている鼻水
透明でネバネバしている鼻水は、体内の白血球に細菌やウイルスが反応している最中の鼻水です。

■黄色、緑色のネバネバしている鼻水ウイルスを出す為
黄色や緑色っぽく、ネバネバしている鼻水は、死滅した細菌やウイルスです。これは風邪なのどの感染症の治りかけの時、よく出る鼻水です。

粘度の高い鼻水は、特に鼻づまりを起こしやすいですので、速やかに取り除いてあげましょう。

鼻水、鼻づまりを解消する方法

鼻水

鼻水の苦しさから一刻も早く解消してあげたい

■ティッシュこよりで直接吸い取り、刺激する

ティッシュをこよりにして、鼻の穴に直接入れて、吸い取ります。この時、鼻の奥まで入れすぎないように注意してください。また、こよりで鼻を刺激することで、くしゃみが出て、それの勢いと同時に鼻腔に溜まった鼻水が出ることもあります。

ただしティッシュで何度も鼻の周りをこすると肌荒れを起こしやすいですので、その場合は、ガーゼやウエットテッシュなどの柔らかい素材のものを使用すると良いでしょう。

お風呂場で入浴させる
入浴する事で、血行がよくなり、鼻の通りもスムーズになります。また湯気や湿気で鼻水も柔らかくなり、吸出もしやすくなるでしょう。

蒸しタオルをあてる
熱などがあり、入浴できない場合は、温かい蒸しタオルを鼻の付け根のあたりから鼻先にかけて、そっと置くことで、鼻づまりを緩和させます。この時、鼻の穴をふさいでしまわないように注意しましょう。

母乳の点鼻薬を垂らす
母乳が出るママは、母乳を数滴、赤ちゃんの鼻に垂らすといいでしょう。母乳に含まれている様々な免疫成分が鼻づまりに効果があるようです。また殺菌作用もあり、安全面も優れています。

新鮮な母乳をスポイドで赤ちゃんの鼻に数滴(1~2滴)、垂らし入れましょう。その後、鼻水と一緒にティッシュでふき取ります。


鼻水吸引器の使い方(口吸い式と電動式)

■電動の家庭用電動鼻水吸引機
鼻水吸引機

電動鼻水吸引機ならしっかり吸える

最近は、家庭用の電動式吸引器も市販されています。電動式なので、吸引力も強く、粘り気のある鼻水も取り除きやすいでしょう。

 
■ママの口で吸う鼻水吸引機

鼻水

鼻水吸引機なら吸った鼻水が逆流せず口で吸うより衛生的

ひと昔前は、ママが口笛を吹くような形の唇で、片方の鼻を順番に覆い、少しずつ、チュッチュッと言う感じで吸う方法もされていました。ですがこれは、お互いの菌の感染の恐れがありますので、お勧めできません。その場合は、薬局等で市販されている鼻水吸引器を使用されるとよいでしょう。

小さなボトルに2本の管がついており、片方を赤ちゃんの鼻に入れ、片方でママが吸います。その時、吸った鼻水が逆流せず、また管が赤ちゃんの鼻の奥まで入りすぎない仕組みになっています。吸引が終わった後、ママは必ずうがいをしましょう。

 


鼻水、鼻づまりを緩和する環境作り

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入浴する事で、血行がよくなり、鼻の通りもスムーズになります。また湯気や湿気で鼻水も柔らかくなり、吸出もしやすくなるでしょう

■加湿器で部屋の湿度を保つ

部屋が乾燥していると、鼻水が出やすくなりますので、加湿器で部屋の湿度を調節しましょう。湿度は50~60%が適していると言われています。乾燥しているとウイルスやホコリが飛散しやすく、鼻水の原因となったり、また風邪もひきやすくなります。

■上半身を少し高めに傾斜をつけて寝かせる
寝かせる時、頭をの位置を少し高めにすることで、鼻の詰まりを少しでも軽く出来るでしょう。お布団の下にバスタオルやシーツ畳んで挟み、緩い傾斜をつけてあげると良いでしょう。

■アロマを試してみる
最近では、柑橘系やメンソール系の香りなど、鼻の通りをよくするアロマも市販されています。使用する時には、マグカップ等に水を入れ、アロマオイルを2~3滴落とすとよいでしょう。一般的に、ぺパーミント、マンダリン、ラベンダーは、赤ちゃんの鼻づまりを緩和する効果があると言われています。


鼻水に潜む病気と病院受診の目安

季節に関わらず、一年中鼻水のトラブルはおきる

鼻水

赤ちゃんの鼻水は気温差の調節の為なのか、病気によるものなのか、判断に迷う場合も多いでしょう。ですが、どんな鼻水でも、長引いていると、ミルクや母乳が飲み辛かったり、食欲が落ちたり、寝苦しかったり、機嫌が悪くなったりと、赤ちゃんにとっては、成長を妨げる要因を引き起こします。

放置していると鼻の周りが肌荒れを起こしたり、時には中耳炎に繋がったり、風邪が悪化することもあります。また慢性副鼻腔炎や、花粉などによるアレルギー性鼻炎などの病気が潜んでいる場合もあります。特に下記の症状が見られた場合、直ぐに小児科、耳鼻科を受診しましょう。

・頻繁な咳、発熱、下痢、嘔吐などの症状がある。
・耳だれがある。

症状と赤ちゃんの様子を見ながらケア

鼻水が続いている時は、体内で水分不足になりがちですので、コマメに水分補給も心がけてあげましょう。鼻が詰まり、息苦しそうにしている赤ちゃんの姿を見るのは、親も辛いですね。症状を解消する効果的な方法はその赤ちゃんによっても違うでしょう。どの方法が最も我が子にあっているか、その時の赤ちゃんの様子を見ながら、ベストな方法で、解消、緩和してあげてください。


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※乳幼児の発育には個人差があります。記事内容は全ての乳幼児への有効性を保証するものではありません。気になる徴候が見られる場合は、自己判断せず、必ず医療機関に相談してください。