松本隆一の値引き生情報「レヴォーグが実質支払い総額299万円に!」
雑誌「月刊自家用車」で私が担当する「松本隆一の値引き生情報」に寄せられた読者からの値引き体験談をお届けするこの連載。今回はスバル・レヴォーグの値引きを狙う大阪府在住の42歳・X氏からのレポートになります。
SUBARUレヴォーグ
レヴォーグと真っ向からぶつかるのはアテンザワゴンですが、これを競合させてもスバル側はあまりのってこない。攻略のコツはVWゴルフヴァリアントにある。VWはこのところ大幅な値引きを出しているので「憧れていたゴルフがこれだけ安くなった」などと揺さぶりをかけると効果的。ベンツAクラスやアウディA1も有効です。
では、X氏からのレポートをどうぞ!
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「300万円を切れたら買ってもいいと思っています」
15年目になるレガシィB4がもうすぐ車検切れ。スバルで費用の見積もりを取ったところ、部品交換などで総額30~40万円かかることが判明したので手放すことにしました。これからはカーシェアリングと考えていましたが、スバルの担当営業さんからレヴォーグの試乗を勧められて運転してみたところ、たいへん楽しめました。
ただし、ステーションワゴンタイプより4ドアセダンが好きなので、WRX S4を出してもらったところ、支払い総額は400万円をオーバー! 一方、レヴォーグなら300万円台前半なので、その差は100万円! あえなくS4はボツに。
営業さんはレヴォーグをしきりに勧めてきました。ここで15年前、レガシィB4を購入した際には300万円未満(キャンペーン中だった購入資金プレゼントを含めて80万円引き)で買ったことを思い出し「支払い総額が300万円を切れるようなら(レヴォーグの購入を)本気で考えます」と言い残して引き上げました。
その後、VWやアウディ、ベンツ、ダイハツなどをまわって、試乗や見積もりをしてもらいましたが、いまいちピンとくるクルマがありません。
しかし、肝心の値引きは上乗せなし。
X氏「今回はあきらめて、カーシェアリングでいきます」
担当セールス「ちょっと待ってください! どのくらいの数字になったら決めていただけますか?」
X氏「前回、言ったように300万円を切れたら買ってもいいと思っています」
担当セ―ルス「わかりました。月末にもう一度お話しさせてください」
月末、スバル訪問の前に買い取り専門店数社にレガシィB4を査定してもらいました。しかし、最高額は2万円でした。
スバルと最後の交渉。この時点でも新車を購入する気はあまりなかったのですが、最終的に車両本体から23万4686円引き、付属品43万4376円から19万8856円引きを提示。これにキャッシュバックを加えると、合計53万3542円引きで、実質的な支払い総額が299万円となったので契約しました。
さっそく連休に山梨まで行きました。高速の高架継ぎ目の揺れがおさまらず気になりますが、ACCは最高。長距離運転がすごく楽になりました。あと車幅が小さければなお良いです。
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松本隆一の値引き採点 評価は5点満点で「5」
X氏からのレポートをお届けしましたが、値引き採点は5点満点で「5」。ウルトラC! 買い得感はめちゃめちゃ高いです。SUBARUレヴォーグ1.6GTアイサイト プラウドエディション
- 車両本体価格 297万円
- トータル値引き 43.4万円(8%税込み)
- 値引き率 12.7%
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■こちらのコンテンツは「月刊自家用車」2016年7月号(内外出版社)内の記事を転載・一部改変したものです。
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