見所満載！ミュンヘンのおすすめ観光スポット [ミュンヘン] All About

ミュンヘンのおすすめ観光スポットとは？

ミュンヘンの観光名所

ドイツで人気ナンバーワンの町、ミュンヘン。限られた滞在期間に、どこを訪れるべきか悩んでしまうほど見どころ満載の観光都市です。この記事では、そんなミュンヘンの町の特徴を分かりやすく、4つのカテゴリに分類してみました。キーワードをまとめてみると、まず850年という歴史、かつてのバイエルン王国の都、現在ではビール・クルマ・サッカーのメッカ、世界有数のコレクションを誇る博物館が挙がります。これらのカテゴリに沿って、ミュンヘンの代表的スポットを見ていきましょう。

［目次］

１. 歴史の町ミュンヘン

ペーター教会の塔から眺めるミュンヘン旧市街

ミュンヘンの歴史は約850年。といっても、日本の歴史に比べると、驚くほどではないかもしれませんね。でも、ミュンヘンの魅力は、古くは中世からの景観を保ちつつ、現代的な都会の魅力も兼ね備えていること。歴史と現代の共存なんて月並みのようですが、ミュンヘンのように歴史と現在が上手に調和した町は、意外と少ないのではないでしょうか。

ミュンヘンでも最も古い歴史的なスポットは、町の中心マリエン広場周辺に集中しています。いずれも何百年もの歴史を持ちながら、まだまだ現役で市民生活に密着している名所たちで、マリエン広場からは徒歩3分圏内。

マリエン広場と新市庁舎

マリア柱像を中心とするマリエン広場

ミュンヘン旧市街は、リング状の大通りにぐるりと囲まれています。その中心部がマリエン広場。さらに広場中央には黄金のマリア柱像が輝き、広場周辺には伝統料理や商店が軒を連ねます。ミュンヘン観光は、ここマリエン広場からスタートするのが定番。観光のスタートを飾るスポットは、広場正面に立つ堂々たる新市庁舎。14年の歳月をかけて1881年に落成した新ゴシック様式の建築で、約100mある塔の内部は見学も可能。塔の下には仕掛け時計があり、からくり人形劇の上演もあるのでお見逃しなく！

＜DATA＞
■Neues Rathaus（ノイエス・ラートハウス）
住所：Marienplatz 8
塔の見学時間：10:00～19:00（5～9月）　10:00～17:00（10～4月土日祝は休み）
アクセス：中央駅から各駅電車Sバーンで2駅目Marienplatz下車（所要3分）

フラウエン教会

ミュンヘンのシンボル、フラウエン教会

ネギ坊主のような双子の塔が特徴のフラウエン教会。1468～88年に建てられたミュンヘン市民の大聖堂で、今でもミュンヘンのシンボル。塔の高さは99mと100mあり、南塔はエレベータ（一部階段）で登ることもできます。天気次第ではアルプスだって見えるかも。白く輝く聖堂内部では、入口付近の「悪魔の足跡」をお見逃しなく！大聖堂を建てた建築家ハルスバッハが、窓のない教会を建てるという条件で悪魔の協力を得たなど、悪魔の足跡にちなんだ逸話が伝えられています。この位置からは、確かに聖堂側面の窓が見えない造りになっています。

＜DATA＞
■Frauenkirche（フラウエンキルヒェ）
住所：Frauenplatz 1
見学時間（教会）：7:30～20:30
アクセス：マリエン広場から200m

ヴィクトゥアーリエンマルクト

メイポールが目印のヴィクトゥアーリエンマルク

200年以上にわたって、ミュンヘン市民の生活を支えている市内で最大最古の市場。食品、嗜好品、雑貨など、約150店舗がひしめいています。朝6時頃から20時くらいまで営業していますが、市場の活気が感じられるのはやっぱり日の高いうち。市場内のビアガーデンや屋台は、休憩や軽い食事にも楽しい場所です。ハーブやハチミツ、ワインや生活雑貨などのお店では、お土産にできそうな品も多いですよ！

＜DATA＞
■Viktualienmarkt（ヴィクトゥアーリエンマルクト）
営業時間：早朝～20:00（店舗ごとに異なる。日祝休み）
アクセス：マリエン広場から200ｍ

＞＞＞ミュンヘンの台所ヴィクトアリエン市場食べ歩きガイド

ペーター教会

聖ペーター教会

マリエン広場に隣接するペーター教会は、12世紀からの歴史を誇るミュンヘン最古の教会です。18世紀のロココ調の内部も美しいのですが、ここでのおすすめは教会の塔。階段の一部が急で少し体力を要しますが、306段の階段の先には旧市街の最高の眺望が待っています。ミュンヘンで一箇所だけ塔に登るなら、迷わずペーター教会へ！

＜DATA＞
■Peterskirche（ペータースキルヒェ）
住所：Rindermarkt 1
見学時間：月～金曜9:00～19:30　土日祝10:00～19:30　冬期は～17:30
塔の入場料：大人3ユーロ
アクセス：マリエン広場から50m