「美しく、速いクルマ」を現代的に再解釈

XJは旧型でもアルミニウムボディを採用していましたが、現行型ではさらなる軽量化を図りました。
ジャガーXJundefinedインパネ

伝統と最新が融合されたインテリア。ダッシュボード中央にはオリジナルデザインのアナログ時計が配されています。夜はブルーを基調とした照明が車内を優雅に彩ります


例えば5LのV8を搭載するXJラグジュアリーの車両重量は1850kg。一方メルセデス・ベンツで5LのV8を搭載するS500は1950kgですから、XJのほうが100kg(ぽっちゃり芸人1人分くらい)軽量なのです。

デビュー時のミッションは6速ATでしたが、2012年12月に8速ATに変更されました。またこの時ダウンサイジングユニットの2L直4ターボと、3LのV6スーパーチャージャーが加わり、3Lと5Lのスーパーチャージャーにはアイドリングストップ機構が採用されました。

猫足と評される足回りは、しっかりと路面を捉えて思い通りのラインをトレースしながら、最上級ラグジュアリーセダンにふさわしい優しさで乗員を目的地まで運んでくれます。

インテリアはさすがジャガーのフラッグシップといったところ。本革シートをはじめとしてレザーが贅沢に奢られた高級感あふれる仕立てが施されています。

ジャガーXJundefinedリヤシート

スタンダードホイールベースでも十分な後席の足元。ロングホイールベースならさらに125mmも伸びます。どちらもモデルでも520Lのトランクには大型スーツケースを2つ並べて収納できます


レザーの縫製は職人によるハンドメイド。ドア部分の収納は高品質なブリーフケースのルックス&フィールを目指したといいます。ウッドパネルもやはり職人による手作業で仕上げられます。

また頭上に標準で備えられたパノラミックルーフが室内を明るく、広く見せてくれます。紫外線を92%カットするほか、シェードも備えていますし、前席部は開閉が可能です。それにしてもラグジュアリーセダンにパノラミックルーフが標準装備されるなんて、斬新!

一方で、スピードメーターやタコメーターはドライバーの目の前の12インチスクリーンに映し出されるバーチャル計器。また運転席と助手席の間にある8インチのタッチスクリーンはドライバーがカーナビを見ていても、助手席の人がDVD鑑賞できるなど、最先端技術がふんだんに盛り込まれています。

「21世紀のXJとは?」の飽くなき追求は、エクステリアだけでなくインテリアにも機能、性能にも表現されています。それもただ斬新なのではなく、伝統のイノベーションというか、再解釈というカタチで。

それが300万円台から探せるのです。このクラスの代表格といえばメルセデス・ベンツSクラスでしょうが、「美しく、速い」21世紀のXJがガレージに納まっているだけで、乗る人の所作は優雅で、最新事情に精通していて、若々しく活動的……そんな風に見えるのではないでしょうか。

このように、しっかり調べてみればお買い得な車種は意外とあるものです。あなたも一度、探してみてはいかがでしょう。

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