別の視点をプレゼント
「例え話」というのは、非常に重要です。というのも、ある悩みについて直球で一方方向からのみ考えているとなかなか理解しにくいことも、例え話をされるとスッと腑に落ちることがあるはずです。何かの問題に対して一度、まったく違う視点で考えてみると、途端に解決のヒントが思いつくということがありますよね? 私自身、何度もそうした経験があります。
例えば、もしあなたが新しい恋人を探すという点について「なかなか好きな人ってできない」という問題を抱えているなら、視点を変えてみると意外に簡単に見つかるかもしれません。
そこで、今回は、「引っ越し」という例え話を使ったストーリーから、出会いについての考えてみるのはいかがでしょうか?
「え、引っ越しと出会いって全然違うけど、問題解決のヒントになるの?」と思うかもしれません。しかし、ご安心ください。次のようなシチュエーションを想定して、あなたがヒントを得るきっかけを私がナビゲーションします。
例えば、こんなシチュエーション
例えば、あなたは社会人3年目だとします。ある程度、仕事が落ち着き、収入も少し上がったので、新しい部屋に引っ越しをしたいと考えています。まだ家を買うという選択肢はなくまずは賃貸で探すというつもりです。あなたは、エリアや家賃、バス・トイレ別やフローリングなどの外せない条件を紙に書き出してリスト化し、いつごろまでに引っ越しをしたい、という目標を立てるはずです。雑誌の切り抜きなどを集めて、憧れの部屋のイメージをさらに膨らませるかもしれません。
そして、効率よく物件を探せる住宅系アプリなどをダウンロードし、設定した条件で検索をかけます。すると、条件にぴったりの物件がピックアップできました。さっそく、週末に予約を取り、内見に行くことになったのです。
行動派のあなたは、「よし、完璧なプランだ! 実際に見に行って、一番良い部屋に決めよう!」とワクワクしながらその日は眠りにつきました。
しかし、週末、綺麗で条件も完璧な部屋だったのに、なぜか住みたいとは思わなかった。あなたなら、どうしますか?>>