いつか「アモーレ!」と言われたい!? 女性たちへ
スター選手の情熱的な交際宣言に沸いた日本! 憧れているだけではなく、行動しましょう!
「アモーレ」とは、イタリア語で「最愛の人」を意味します。日本女性としても、「こんなに情熱的に愛されたい、一度は言われてみたい……」と憧れる部分があるのではないでしょうか。長友選手のように世界中の人に向けて……とまではいかなくても、最愛のパートナーから日常的に愛情表現を受け、常に大切にされていることを実感することは、とても幸せだと思います!
今回は、カナダ在住のガイドが、欧米人と日本人の愛情表現の違いを比較しつつ、好きな人に大切にされる「アモーレ女子」になるための心がけを考えてみましょう。
なぜ、欧米男子は愛情表現が上手なのか?
日本の男性は、欧米の男性に比べると、基本的に口下手で愛情表現が下手だと言われています。今回の「アモーレ」発言も、「長友選手は海外で活躍しているから言えるのだろう」という意見が多数かもしれません。でも、個人的にはこのグローバル化の時代、日本の男女だって「言わなくてもわかるでしょ?」という態度ではなく、もっと言葉で愛情をパートナーに伝える文化を作っていくべきだと感じています。そうすることで、みんながハッピーな結婚生活を送れるはずだと思うのです。
そもそも、なぜ欧米人は愛情の表現が上手いのでしょうか? 実は、その大きな違いは、物心ついた小さい時から始まっています。私は移民の多いカナダに住み、日々子供の小学校の送り迎えなどをするなかで、カナダ人だけでなく多くの欧米のご家庭のやりとりを目にしています。
その際、子供たちは、朝起きた時、学校に行く時、帰ってきた時など、1日に何度も最愛の家族から「アイラブユー」と言われて、ハグやキスをされています。「アイラブユー」は日常的な挨拶であり、それを口に出すことはもはや当たり前なのです。
欧米社会では子供のころから、愛してる!と言うのが日常だと実感します。
しかも、それは幼いころだけにとどまりません。思春期まっただ中の中学生や高校生になっても、もちろん男子学生徒であっても、人前であっても、まだまだずーっとママからのキス&ハグと「アイラブユー」を浴び続けます(笑)!
そう! これこそが日本人と欧米の男性の異性への愛情表現の大きな違いなのです。
一方、日本ではどうでしょうか? 赤ちゃん時代に両親からキス&ハグを受けていても、小学校に入る頃には、お互い照れてしまったり、奥ゆかしい「恥の文化」が顔を出すことにより、友達の前や公共の場所で「ママ! アイラブユー!」とは言えなくなるのではないでしょうか。
この生まれもった習慣の違いは、すでに代々受け継いできたものであり、真似したくてもなかなかできるものではありません。大人になって急に習慣を変えるのはどうしたって難しいですし、いきなり「アイラブユー」を日常的に使うことに抵抗があるのも無理はありません。
「愛してる」は、言いすぎると軽々しい? 価値が下がる?
愛してるとアイラブユー、ニュアンスが違う?
確かに、この意見は同じ日本人として同意する部分もあり、言葉を大事にしているとも言えるのですが、ちょっと腑に落ちない部分もあります。……というのも、物心ついた時から日常の言葉として使っている、「ありがとう」、「おはようございます」、「いただきます」、「ご馳走様でした」については、どうでしょうか?
どれも素晴らしい言葉ですが、「これは有難い……と言うほどかな?」「ご馳走……というほどでもないな?」などと考え込むことは少ないでしょうし、「毎日ありがとうと軽々しく言いすぎると価値が落ちる」なんて思うことはありませんよね。
相手のある「愛」とは単純には比較できないのかもしれませんが、素直な感情をポジティブな言葉で伝えることで、相手が喜び、大切にされていると感じてくれるなら、すこしだけ、固定概念を変えてみるのも悪いことではないはずです。そんな歩み寄りの気持ちは、男女のコミュニケーションや人間関係において、とても大事だと思いませんか?
アモーレ女子になるには、「ありがとう」「ごめんね」から始めよう
あれこれ考えるよりも、感謝と反省の気持ちを持つことからはじめましょう。
パートナーに愛され大切にされていると実感することは、付き合っている段階はもちろんですが、幸せな結婚生活を送っていくためにはなお一層重要なことです。
そのためには、あなたを大切にしてくれる「本当のパートナー」を選ぶことが重要ですが、その後も、長期に渡ってふたりで「恋愛」を「愛情」に育てていくことになります。そこで重要なのがお互いに感謝の気持ちを素直に言葉として伝え合うことだと思っています。
毎日「愛してる」と言いあう関係は、日本人の文化や習慣ではなかなか難しいかも知れません。とくに男性はまだまだ照れがあるひとも多いはず。それならば、まずは女性のあなたから感謝の気持ちをしっかり言葉にすることから始めてみませんか?
家事や仕事をしてくれたパートナーに「いつもありがとう!」と笑顔で言い、何か嫌な思いをさせたり、問題があったかなと感じれば、すぐに「ごめんなさい!」と言う――そのシンプルな言葉の積み重ねこそが、お互いを「アモーレ!」と言い合える関係を築くための最もシンプルな方法であり、近道だと言えるのではないでしょうか。
まずは、「習うより慣れよ」の精神で、二人だけの空間で1日に何度も「ありがとう、アモーレ!」なんて笑いながら言い合ってみてはいかがでしょう?
そして、いつか自分のお子さんができたら、ぜひ、中高生になっても「アモーレ!」や「アイラブユー!」と言い続け、キス&ハグをしてあげてください。かなり情熱家の息子に育つかもしれませんよ(笑)?
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