夏の鎌倉旅行は「涼」を感じるスポットを選ぶのがおすすめ

鎌倉の夏……涼やかなイメージがあるかもしれませんが、通常の観光地を晴れた日に歩くと、ジリジリ日差しが照り付けやはり暑い! 今回は、竹寺・報国寺の涼やかな竹林、洋館で優雅なひとときが過ごせる鎌倉文学館、海風の心地よい江の島の3か所をご紹介しましょう。

コースで動くには移動が多いですが、ご紹介するスポット順に、電車やバスを利用して朝から1日かけて巡れば、鎌倉の涼を満喫する1日コースとなりそうです。
 

「竹寺」報国寺 すがすがしい竹林をはんなり散歩

美しい竹林があり、竹寺として知られる報国寺。近年、雑誌などでも多く取り上げられ、たくさんの人が訪れます。報国寺を訪れるなら、朝一番のすいている時間帯がおすすめです。

鎌倉駅からバスに乗り、浄明寺バス停で下車。信号を渡り、少し登った右手に報国寺があります。山門をくぐると、緑のコケが美しいお庭に迎えられます。
報国寺の庭園

緑のコケがみずみずしい報国寺のお庭

階段を上り、本堂の前へ。拝観料を払って、竹林へ向かいましょう。すがすがしい孟宗竹の林。竹は昔から清浄なものとされ、歩くうち心も清らかになりそうです。日陰なのでひんやりと涼しく、ひとときの涼を味わえます。竹林に面したお茶席で、お茶をいただくこともできるんですよ(干菓子付500円)。
「竹寺」報国寺の竹林

すがすがしい竹林を抜けて

竹林を出ると、向かいの山にやぐらと呼ばれる横穴があります。やぐらは、中世の武士や僧侶のお墓。このお寺は、鎌倉幕府を滅ぼした足利尊氏の祖父・家時が建てたもの。足利氏代々の菩提寺でした。

一段降りて本堂の裏に出ると、7月ごろならハンゲショウが涼やかに白い葉を揺らしていることでしょう。ハンゲショウは、夏に「半」分お「化粧」するように葉の半分が白くなります。鎌倉の湿地などにも、自生している植物です。
夏に白い葉をつけるハンゲショウ

夏に白い葉をつけるハンゲショウも涼やか


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■報国寺

住所:鎌倉市浄明寺2-7-4
TEL:0467-22-0762
アクセス:浄明寺バス停より徒歩3分
要拝観料:下記サイト参照
公式ホームページ

報国寺を出たら、冒頭でご紹介したとおり鎌倉文学館や江ノ島へと周遊するほか、この辺りをゆったり散策するのもおすすめ。報国寺の前の道の坂を少し奥に進めば、しっとりとした谷戸にたたずむ、旧華頂宮邸のフランス式庭園を拝見することができます。

また、報国寺から徒歩5分ほどの浄妙寺の境内でも、喜泉庵でお茶をいただくことができます。ここからバス通りを鎌倉側に5分ほど進むと、鎌倉一の古刹・杉本寺に到着。本堂に上がってお参りできます。鶴岡八幡宮の源平池のハスを見て、小町通りから鎌倉駅に戻るコースも良いですね。