ゲーム周辺機器に5万円はかなり高い

THE PLAYROOM VRの図

THE PLAYROOM VRは、テレビに別のゲーム画面を出力し、みんなで遊べるPS VR用タイトルになるようです

PS VRは、慎重な決断が必要な、とても高い買い物です。税抜き44,980円ということは、消費税を仮に8%で計算すると48,578円となります。5万円近いわけで、ゲームという娯楽に使うお金としてはかなり高いと感じる人も多いんじゃないかと思います。

また、もしPS4を新たに買うとなれば500GBモデルで税込み37,780円、そしてもう1つ、「PlayStationCamera」も基本的に必要で、これが税込6,458円。これらを合計すると92,816円になります。PS VRには、とりあえずすぐにゲームが体験できるように「THE PLAYROOM VR」というソフトがついてくる予定ですが、それとは別にやりたいソフトや、あるいはソフトによって必要となる「PlayStationMove モーションコントローラ」が欲しいとなれば、10万円前後の価格帯になるでしょう。

現在PS4を持っていなくて、しかも、PS VRを体験したこともない人にとっては、この10万円というのは相当高いハードルに感じるはずです。何かすごくメディアで盛り上がってるけど、本当に流行るんだろうか、スゴイスゴイって言うけどすぐ飽きてしまうんじゃないだろうか、きちんとソフトは出るんだろうか。

取りあえずいきなり購入はせずに、様子を見ようというのが妥当な判断です。慎重になるべき価格です。しかし、一方で44,980円を安く感じる理由もあります。

5万円でゲームの世界に行けちゃうけど?

RIGSの図

PS VRを利用したシューティングゲームなどは、これまでのものとは比較できないほどの興奮があります

税込みで5万円近くして、大きな買い物であると言うことは承知の上で、しかしガイドはそれでも別の視点からすれば、メチャクチャに安い買い物であるとも言えます。

理由は、本来、本格的なVRを体験する為の機器は、コストが高くてもっと高額である、というような話ではありません。実際、PC向けのVR機器には、VRを体験する環境を用意するのに倍以上の費用が想定されるものもあり、そういった面からPS VRを安いと感じる人もいます。しかし、ここでガイドが言いたいことはそういう話ではありません。

もっとずっと単純なことで、PS VRがあればゲームの世界に行けるからです。これはVRを体験していない人にはなかなか分かってもらえませんが、PS VRは、すごい迫力の映像が楽しめる、みたいなレベルの体験ではありません。ゲームの世界に行けてしまうマシンです。

視界を完全に奪われて、自分の頭の動きとカメラが同期し、完全にゲームの世界をそこに展開されると、においや手触りこそないものの、驚くべき程に騙されます。ゲームユーザーは、ニンテンドー3DSやPS Vitaのような携帯ゲーム機の画面でも、ゲームに集中すればまるで自分がその中の主人公になった気分で、ゲームを楽しむことができるでしょう。しかしPS VRには遥か遠く及びません。VRは、その部分を圧倒的に進化させて、ゲームの世界に連れていってくれます。

ガイドが体験して感じているのは、これはドラえもんの「もしもボックス」のような、不思議な機械だということでした。そしてそれが近い将来、どうやら数万円で手に入るということが信じられませんでした。ですから、PS4を持ってればゲームの世界に行けちゃうけど、5万円で買うかい? と言われたら、これはもう即答で「はい」と答えられます。むしろ、あまりの安さにビックリしてしまいます。このドラえもんのひみつ道具のようなものが本当に買えてしまうじゃないか、と。

この、体験した人と、体験していない人の間には、大きな差があるのがVRというものです。高いか安いかは、それからなのです。