バリ島/バリ島の観光

バリ島・タナロット寺院でのディープな過ごし方

潮が満ちると海の中に浮かぶように建っているタナロット寺院。寺院をシルエットにして沈む夕日が美しく、バリ島でも随一の観光名所です。今回はその楽しみ方や夕日の時間、行き先や入場料などをご紹介しましょう。

プトゥ ヒロミ

執筆者:プトゥ ヒロミ

バリ島ガイド

寺院をシルエットにして沈む夕日が美しい、バリ島でも随一の観光名所

タナロット寺院

タナロットとはバリ語で海の中の土地の意味、15世紀に建立されたと言われています

クタ地域から田園風景を眺めながら車で約40分の位置にあるタナロット寺院。潮が満ちると海の中に浮かぶように建つ姿、寺院をシルエットにして沈む夕日の美しさはまさに絶景! バリ島でも随一の観光名所です。国内、海外を問わず毎日沢山の観光客で賑わっています。

タナロット寺院の駐車場から入り口の割れ門までの参道にはたくさんの土産物が並んでいます。道ばたで売られている「クロポン」という中に液状のヤシ砂糖が入った、おもち団子のような菓子は現地の名産品。バナナの葉っぱに包まれていて、スーパーなどで売られているものとは別格の美味しさです。

記念撮影の絶景スポット

記念撮影

タナロット寺院の全貌を見下ろす丘で記念撮影をがおすすめ


記念写真

旅の記念写真を絶好のスポットで......

タナロット寺院の割れ門から境内に入ったら、まずは右手に進み、小高い公園の周囲を散歩します。断崖の景色、荒々しい海のうねり、寺院の全貌を見学することができます。遠くのタナロット寺院を背景に写真を撮る絶好のスポットもあり、記念写真を撮りたい観光客が入れ替わり立ち替わりしています。

 

引き潮時には聖水で清めてもらおう

寺院前

夕日間近の時間帯によっては大勢の観光客で溢れかえっている寺院の前


聖水

三回右手の平に受けて口に含み、三回また右手で受けた聖水を頭にかける仕草を真似してみてください

寺院の正面に戻ってくると、時間帯によっては寺院を背景にした写真を撮る観光客で溢れています。引き潮の時は寺院の麓まで歩いてたどり着くことが出来るので、祭壇でのお参りをすると良いでしょう。タナロット寺院が建立されている岩の下から湧き出た聖水をお坊さんから受けてお清めします。

 

寺院を守る聖なるへび

寺院undefinedへび

触ってもいいと言われて恐る恐る......。ひんやりとしてました。ご利益があったでしょうか?

寺院の正面の岩蔵にはタナロット寺院を守っていると言うヘビの洞窟があります。有料でヘビを見る事が出来るのだとか(観覧料は寄付金制で定額はないのですが、だいたい2万ルピアが適当です)。頭は蛇でしっぽは魚なんだそうです。満ち潮の時は海に帰り、潮が引くとまた元の穴に治まっていると言われています。

どれどれとヘビを見に入ると、いました! 穴の中に丸まっています。思ったよりは小振りなヘビで確かにしっぽの先が平べったくなっています。沖縄にもいるシマウミヘビではないかと思われます。


 

寺院を背景に夕日の写真を撮るならこの場所

夕日時間

日没時間は季節によって若干異なりますが、だいたい夕方18:30くらいです。この時間の前には西日で照らされた海や空の色が神秘的で美しいので、写真撮影を希望しているのなら、18:00頃から現地でスタンバイすると良いでしょう。

夕日

例え天気がそれほど良くなくても、雲が夕日に染まって様変わりする様子をみているだけでも感動的です

そろそろ日が暮れて、夕日がクライマックスを迎える時間がやってきます。寺院を背景にしたフォトジェックな構図を望むなら、寺院を背にして右手の少し小高いカフェが並ぶ位置からになります。こちらで自分が気に入ったベストポジションを確保して、のんびりとヤシの実ジュースでも飲みながら夕日を待つのがおすすめです。

 

夕日の後は寺院の近くでディナーを

ディナー

食事メニューはインドネシア料理がほとんど。特別美味しいというわけではないのですが、時間的には充実した行程になるかと思います。

夕日を堪能した後、すぐに帰路につくと、道路は狭い一本道なので引き上がる観光客の車で大渋滞になります。夜の食事はタナロット寺院に併設するいくつかのレストランがあるので、そこで済ますのがベストだと思います。食事を終えて南部地域のホテルに戻ると夜10時くらい。ツアーの最後の行程でタナロット寺院を希望する場合の参考にしてみてくださいね。

 

<DATA>
■タナロット寺院
住所:Beraban Abian Village Tuwung Kediri Tabanan Bali, Gianyar
寺院入場料:3万ルピア
駐車場代:5000ルピア
ヘビ回覧料:お布施代/1人だいたい2万ルピア
開院時間:7:00~19:00

(※情報は2016年4月現在)
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。

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