東洋医学的に考えるイライラの原因は肝の気の過剰

東洋医学の世界観では、イライラや怒りの感情は肝(かん)の気が司っていると考えられています。もし肝の気が過剰になるとイライラが高まり、弱まると抑鬱状態になるとされ、適度な肝の気の働きにより心身の活力が安定した状態になると言われています。

肝の気は高いところに登りやすい性質があり、過剰になると頭や目などに変調を来す原因にもなると考えられています。イライラを伴う頭痛や目の充血などは肝の気の過剰による典型的な症状です。また、肝の気の過剰は睡眠を司る心(しん)の気を阻害します。そのため、イライラで寝付けない事や落ち着いて横になっていられないなどの状態も発生します。

睡眠不足はイライラの原因になるため、肝の気の過剰がイライラと睡眠不足のさらなる悪循環を生む原因にもなってしまうのです。

イライラ解消に効果的なツボ

下に紹介するツボはどちらも肝の気を沈め、流れを良くする効果があると言われています。

■肝兪(かんゆ)
肝兪は肝の気の過剰を解消する効果がある

肝兪は肝の気の過剰を解消する効果がある

肝兪は肩甲骨の一番下の高さにある背骨の出っ張りを二つ下に下り、そこから指二本分外側にあります。そこを、息を吐きながら少し早いスピードで押してみましょう。背中側にあるツボなので、テニスボールを床に置いて、その上に横になると押しやすいでしょう。

 
■行間(こうかん)

行間は肝の気の過剰を解消する効果がある

行間は肝の気の過剰を解消する効果がある

行間は足の親指と人指し指の間、又の部分にありま
す。息を吐きながら少し早いスピードで押してみましょう。

イライラの感情を前向きに捉え、ステップアップするためのきっかけだと考えられるようになる事こそ大切だと思いますが、ツボを利用してイライラの気持ちをコントロールする事も、お役に立つのではないかと思います。ぜひ試されてはいかがでしょうか。

 

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