那覇市第一牧志公設市場をめぐってみよう
那覇の人気観光スポットでもある那覇市第一牧志公設市場。元気なおじぃやおばぁの笑顔にも出会える
1950年から65年以上もの間、那覇の台所として親しまれている「那覇市第一牧志公設市場」(以下牧志公設市場)。現在では那覇の観光スポットとしても広く知られています。アジアの市場を彷彿とさせる、活気あふれる公設市場のおさえておきたいスポットをピックアップして紹介します。
活気あふれる牧志公設市場。まずは1階を攻略
カラフルな南国の魚も、もちろん調理してもらえます
国際通りのちょうど中心付近にある「むつみ橋交差点」から「市場本通り」を進むと、徒歩約3分で牧志公設市場が見えてきます。建物の外側にもたくさん商店があり少し分かりづらいですが、とにかく入り口を見つけたら臆せず足を進めましょう。
1階部分は乾物、鮮魚、精肉とエリアが3つに分かれています。乾物エリアではおじぃやおばぁの試食攻撃にあいますが、遠慮せずいただいてください。気に入ればお土産にもおすすめです。他にもお土産になりそうな、お菓子やお茶なども販売しています。
鮮魚エリアで魚を物色
鮮魚エリアでは、カラフルな南国ならではの魚がズラリと並んでいます。鮮魚店で購入した魚は、別途調理費用を支払えば2階の食堂で食べることができます。刺身にしてもらって、ビールと一緒にいただくのが、ガイドのおすすめ。調理費用は店によって異なりますが、だいたい1回もしくは1人500円というところが多いです(ガイド調べ)。ランチに利用してみてくださいね。お土産を買うなら
精肉店でもお土産を探しましょう。人気があるのは「和ミート」のレトルトパックの三枚肉「和ちゃんラフテー」や、豚肉などを使った沖縄版佃煮のあんだんすー「肉みそ」。帰宅してからも家で沖縄の味が楽しめます。ちょっと奮発して、専門店で高級ブランド肉の石垣牛を購入してみるのもおすすめ。レストランで食べるよりは割安です。
2階の食堂フロアでランチタイムを
地元の人も利用する老舗食堂が並ぶ2階フロア。最近は外国人客にも人気がある
全体的にアジアの市場のテイストが強い牧志公設市場ですが、2階は特にその濃度があがります。ここ数年は外国人観光客の来訪も多く、2階の食堂はどこも賑わっています。牧志公設市場の食堂はどこもおいしくてメニューがすごく多いのが特徴ですが、ガイドのおすすめは、30年以上もこの場所で地元人気を誇る「次郎坊」と「道頓堀」。
沖縄料理はもちろん、それ以外のメニューも豊富です。ガイドのおすすめは先に紹介しました、1階の鮮魚店の魚を刺身にしてもらうことですが、ちゃんぷるーや沖縄そばといった郷土料理もいろいろ揃っていますので、滞在中1度は食事処として利用してみてくださいね。
その他、雑誌などで紹介されてから根強い人気を誇るサータアンダーギ店「歩(あゆみ)」もおすすめ。ホクホクで食べごたえのある優しい味わいのサータアンダーギーにはリピーターも多く、1個から購入できますが、売り切れ次第終了しますので、購入はお早めに。また、ジェラードショップの「ハート&ベリー」では、パイナップルやベニイモ、たんかんなどの沖縄素材のジェラードを販売。こちらは、ぜひ食後のデザートに。
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■那覇市第一牧志公設市場
住所:那覇市松尾2-10-1
営業時間:4~10月8:00~22:00、11~3月9:00~21:00(店舗により異なるが、概ね10:00~20:00頃)
休み:第4日曜(12月は覗く)、1月1~3日、旧正月(旧暦1月1~2日)、旧盆(旧暦7月16~17日)
※そのほか店舗により休みあり
アクセス:ゆいレール牧志駅から徒歩約9分、美栄橋から徒歩約10分