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ラ・フォル・ジュルネ2016『la nature』、GWに開催

クラシック音楽最大級の祭典『ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン』。2016年のテーマは『la nature ナチュール 自然と音楽』。今年はなんと日比谷野音での公演も。概要とオススメ公演をご紹介します。

大塚 晋

執筆者:大塚 晋

クラシック音楽ガイド

ラ・フォル・ジュルネ2016『la nature ナチュール 自然と音楽』の概要とオススメ

ラ・フォル・ジュルネ

東京国際フォーラム1階地上広場は無料コンサートにキッチンカーにと盛り上がります!(C)teamMiura

クラシック音楽最大級の祭典「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン『熱狂の日』音楽祭」。今年もGWに東京国際フォーラムを中心に日比谷野音、大手町・丸の内・有楽町エリアで開催されます。2016年のテーマは「la nature ナチュール– 自然と音楽」で、今年はいつも以上にどんな公演でも聴くと発見がありそうなイベントとなりそうです。概要とオススメ公演をご紹介します。

「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」の特徴は、

・1500~3000円前後とリーズナブルなチケットで一流の演奏が聴ける
・時間も1公演約45分と飽きない
・0歳からのコンサートがあるなど家族でも楽しめる
・無料公演もたくさん!キッチンカーも出て、1日楽しめる


毎年賑わう楽しいイベントです。

かつては「バッハとヨーロッパ」など作曲家や地域、時代などクラシック音楽の文脈に沿って各年のテーマを設定してきましたが、昨年の「PASSIONS(パシオン)」から人間の文化を貫く普遍的なキーワードをテーマに一新。2016年はその新路線の2回目となります。「la nature ナチュール - 自然と音楽」というテーマで

・四季:ヴィヴァルディ「四季」、ベートーヴェン「春」など
・動物:サン=サーンス「動物の謝肉祭」、メシアン「鳥のカタログ」など
・風景:ベートーヴェン「交響曲第6番『田園』」、ボロディン「中央アジアの草原にて」など
・自然万物:ドビュッシー「海」、ホルスト「惑星」など
あたりが代表的な曲。幅広く爽快な曲が揃う印象で、例年以上にどの公演を聴いても楽しそうです。
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