アカデミー賞監督賞予想:
アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ&ジョージ・ミラー

レヴァナント

イニャリトウ監督の演出は神がかっていた『レヴェナント:甦りし者』

監督賞はとても悩みました。もしもアレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督が昨年受賞していなかったら「イニャリトウ監督しかいないでしょ」と激オシしていたのですが、昨年受賞して2年連続って、アリかなぁと。

しかし、『レヴェナント:蘇えりし者』は、昨年の受賞作『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』よりいいんですよ。そして『バードマン~』とはまったく違う世界を見せてくれていて、ほとんど神がかっているんです。

とはいえ、前哨戦で強いジョージ・ミラーも推したい。あのお年で、2015年度いちばんエネルギッシュな映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』を作り上げたのですから、すごいバイタリティ! ミラー監督が受賞するならこの作品しかないでしょう。あのアクションのバリエーションの豊かさ!

……で、二人が同点受賞という予想をしてみます。どうでしょう?

◎ほかの候補者
レニー・エイブラハムソン『ルーム』
トム・マッカーシー『スポットライト 世紀のスクープ』
アダム・マッケイ『マネー・ショート 華麗なる大逆転』

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アカデミー賞作品賞予想:『マッドマックス 怒りのデス・ロード』

インパクトで選ぶと、監督賞と同じく『マッドマックス 怒りのデス・ロード』か『レヴェナント:蘇えりし者』なのです。この2作品がいちばんスクリーンで見るべき作品だから。スケールの大きさでは他の候補作とは差があります(物語の充実度は別にして)。

アカデミー会員の平均年齢は高いからアクションは……と思われるかもしれないけれど、ベテランのミラー監督作なわけで、彼に獲ってほしい業界人は多いんじゃないかなあと。それにこの映画が受賞したら、映画の祭典も盛り上がるであろうということで『マッドマックス 怒りのデス・ロード』を予想します!

◎ほかの候補作
『スポットライト 世紀のスクープ』
『レヴェナント:蘇えりし者』
『マネー・ショート 華麗なる大逆転』
『オデッセイ』
『ルーム』
『ブリッジ・オブ・スパイ』
『ブルックリン』


授賞式の生中継は日本時間の2月29日、午前9時から!

作品賞の予想が『マッドマックス 怒りのデス・ロード』で、マジで? と思われるかもしれないけど、それを望んでいる映画ファンは結構多いと思います。映画を大スクリーンで観る醍醐味を存分に味あわせてくれる『マッドマックス~』と『レヴェナント~』。

とはいえ、他の候補作も必見の素晴らしい映画ばかりです。すでに公開中の作品もありますが、すべて日本公開されますので、楽しみにしていてくださいね。

なお、授賞式は日本時間の2月29日(月)の午前9時からWOWOWで生中継。楽しみに待ちましょう!


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