『念力家族』小説化!
ガイド:3月4日には、『念力家族 ~玲子はフツ~の中学生~』が発売されます。これは笹さんの短歌が原案となって、佐東みどりさん(イラストは片浦さん)が小説化されたものです。『スター・ウォーズ』に代表される、一つの素材がマルチな展開するコンテンツビジネスは注目されていますが、次はゲームとか念力グッズとか(笑)、どうでしょう?
念力家族 ~玲子はフツ~の中学生~ (amazon.co.jp)
笹:
僕の書く小説は世界観が偏っているので、今回は、『念力家族』の脚本家であり、普遍的な青春を描ける佐東みどりさんに小説化をお願いしました。僕の短歌は、ほぼ新作です。小説では、玲子の中学校時代のエピソードが描かれています。ドラマの世界とリンクしているので、ドラマが好きな方は絶対に楽しめると思います。原案歌集『念力家族』(朝日文庫)もよろしくお願いいたします!
念力家族(朝日文庫) (amazon.co.jp)
ゲームもいいですね! 「念力かるた」は十数年前からやりたいと思っているのですが、なかなか実現しません。昨年、ムー公認の「オカルトかるた」というのが出て(おもしろいです!)、先を越されてしまった……と思いました。「念力かるた」いつか実現させたいです。
月刊ムー公認「オカルトかるた」 (MHzSHOP)
堺で『念力歌(か)ふぇ』開催!
ガイド:「念力かるた」、心待ちにしています。
3月1日から1ヶ月に渡って堺市で『笹 公人 作品展 念力歌(か)ふぇ』が開催されます。堺市で開催される理由は?
笹:
「さかい利晶の杜」の利晶は、堺が生んだ偉人・千利休、与謝野晶子の名前にちなんでいます。
晶子は近代を代表する大歌人ですし、利休もたくさん歌を詠んでいるので、短歌で企画展をやってみようということになったのだと思います。スタッフのみなさんのセンスが素晴らしくて、かなりおもしろい作品展になりそうです! いろいろおもしろい仕掛けがあります。
さかい利晶の杜
ガイド:
3月21日(月・祝)には、企画展記念トークセッション『笹 公人×堀 ちえみ』が行われます。堀さんは堺出身ですが、私の世代では、『スチュワーデス物語』(1983年)での「ドジでノロマな亀」として一世を風靡した女優。どうして、堀さんとの対談となったのでしょうか?
笹:
やはり堺市出身のスーパーアイドルということで、「堀ちえみさんしかいない!」となりました。堺市の魅力も語って頂く予定です。堺市は、どこかノスタルジックで、前方後円墳などの見どころもたくさんあり、とても素敵な街です。『スチュワーデス物語』は、リアルタイム&再放送ともに熱中して見ていました。今回、僕はもちろん教官のコスプレでトークに臨むつもりです。入場無料なので、ぜひお越しください!