あなたにとって、婚活成功の方程式とは……?
今日はちょっとアプローチを変えて、自分のパートナー探しを方程式で考えてみませんか。分かりやすい形で見直してみることで、自分が何を重視し、婚活に何を求めているのかなど、新たな発見があるかもしれません。まず、「X×Y=婚活成功」という方程式があったとします。XとYの両方が良いバランスでそろったときに婚活が成功するという数式です。
では、あなたにとって、婚活成功の方程式はどのようになるでしょうか? 具体的に、XやYに当てはまる項目を考えてみましょう。
たとえば、「努力」×「ご縁」と答える人もいれば、「若さ」×「行動量」、「収入」×「外見」と答える人もいるかもしれません。
その際、何をもってして婚活成功と考えるのかで、当てはまるものも変わってくるはずです。ひとまずパートナーが見つかればそれで成功と考える人は方程式の積数が低くても満足ですし、「絶対にこの条件の人を見つけなければ成功ではない!」という人は積数が高くないと満足できないかもしれません。そのあたりも自分自身で把握するために、考えてみましょう。
「長所の理解度」×「アピール力」と考えるAさん
例えば、Aさんの場合。自分の長所や魅力がうまく伝われば婚活成功するはずと考え、「長所の理解度」×「アピール力」と、方程式を定めたとしましょう。「自分が自分の長所・魅力をどれくらい把握しているか」、そして、「その長所をどれくらい効果的にアピールするか」を重要視しているAさんは、きっと、自分の長所をリストに書き出したり、家でそれをプレゼンするためのトークの練習をしているかもしれません。
これら自体はとても素晴らしいことなのですが、それは、自分で婚活成功の方程式を決めすぎたことで、自分の間違いに気づけない可能性があります。
ズバリ言うと、実はAさんは「長所をうまくアピールする」ことが婚活成功への方程式ではなく、「自分のアピールをしすぎて、相手の話を聞かない」という短所を修正することが先かもしれないのです。人によっては、短所を活かした方がうまくいく場合もあるのです。
長所は短所でもあり、相手の性格との相性によって、自分で決めた方程式を考え直す必要も出てきます。そんなときにひとつの方程式に捉われていると修正が効きにくくなる、「方程式を決めきってしまう罠」には十分気をつけてください。
「出会いの量」×「出会いの質」と考えるBさん
次に、Bさんの場合。「出会いの量」×「出会いの質」が婚活成功の方程式だと考えているので、どんどん行動して出会い、より質の高い出会いを求めることになります。
その場合、どんなに行動しても結果が出なかったときに、この方程式しか頭にないと、いわゆる「婚活疲れ」の状態となってしまうかもしれません。つまり、結果を出すことばかりにフォーカスするあまり、「どうしてこんなに沢山の人と、レベルの高い場所で会っているのにうまくいかないんだろう?」となってしまうのです。
方程式の内容も、正解の答えも、自由につくれる!
では、どの方程式が正解なのか、と思うでしょう。
婚活成功者のマネをすべきか……いえ、たしかにうまくいっている人には、ある一定の法則性があります。しかし、当然、その人の成功法則があなたに当てはまるとは限りません。
どうせなら自分が苦しくなく、もっとも結果を出しやすい方程式を探してみましょう。成功した人のタイプやパターンを聞いてみて、「これなら自分でもできる!」というものをチョイスするのです。
方程式は、自分で自由につくることもできます。しかし、決め付けすぎて自分の考えを縛り付けるのは失敗のもとかもしれません。そして、その答え、つまり、どんな結婚が「婚活成功」なのかは、あなた自身が決め、納得できるものにして良いのです。