J-POPの遺伝子
ガイド:「Espada(剣)」は、僕の耳から離れません。これは、マツミ・シンノスケ君がリリックビデオのサポートをした曲でもありますね。あなたがJ-POPにインスパイアされて作った曲と聞いて、なるほどと感じました。この曲には確かにJ-POPの遺伝子があります。お気に入りの日本のアーティストを教えてください。
ハビエラ:
中田ヤスタカが作った作品がとっても好き。それと、カヒミ・カリィ、DE DE MOUSE、レコライドの大ファンです。
クレージュの眼鏡
ガイド:アルバムからのタイトル曲「Otra Era」のビデオクリップでは、ジャケットと同じヴィジュアルを使った新しいアプローチを試みています。あなたが着けていた眼鏡が気になってしょうがありません。これはどのように見つけてきたのですか?
ハビエラ:
これは、アンドレ・クレージュ(Andre Courreges)という最近亡くなったフランスのデザイナーによるものです(補足:日本でもおなじみの「クレージュ」です)。スペインのデザイナーであるカルロス・ディエス・ディエス(Carlos Diez Diez)がレコードのために使うことを提案してくれました。受け取ったすべての品が気に入って、ビデオでも見せたくなったの。
ガイド:
「Que Me Tome la Noche(Take Me Night)」は、ノスタルジックなサウンドとダイナミックなグラッフィクがうまく組み合わさっています。2分14秒ぐらいのところで曲調が突然変わるのが、痛快なアクセントになっています。この変化は制作過程で思いついたのですか?
ハビエラ:
このアイデアは最初からありました。私の場合、ほとんどの構造的なアイデアは誕生の時点で生まれるのです。
ガイド:
長いインタヴューに付き合ってくれて、ありがとうございます。大ファンでもあるあなたの記事が書けて、嬉しいです。是非来日する計画をしてください。待っています。